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公開番号2024083446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024060226,2022536205
出願日2024-04-03,2021-06-22
発明の名称加圧装置
出願人株式会社グッドマン
代理人個人,個人
主分類A61M 25/10 20130101AFI20240614BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】シリンジとボディとを強固に連結させることが可能な加圧装置を提供する。
【解決手段】加圧装置は、シリンジ2と、プランジャと、プランジャの移動を規制可能な規制部材と、規制部材を支持するボディと、シリンジ2とボディとを連結する連結機構とを備える。連結機構は、シリンジ2及びボディのうち一方に設けられた基部81、86と、基部81、86の一部であって、プランジャに沿って延びる中心線を中心とした回転方向に沿って基端から先端に向けて延びる弾性部810、860と、弾性部810、860の先端を含む一部に設けられ、中心線を基準とした径方向に突出し、且つ、径方向の高さが、基端から前記先端に向かうに従って次第に高くなる突出部84、89と、シリンジ2及びボディのうち他方に設けられ、突出部84、89と係合する係合部とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
流体を収容可能な収容部を内部に有するシリンジと、
前記シリンジに対して第1方向に移動可能であり、前記第1方向の一方に移動した時、前記収容部に収容された前記流体を前記シリンジの外部に放出するプランジャと、
前記プランジャの移動を規制可能な規制部材と、
前記シリンジに対して前記第1方向の他方に並び、前記規制部材を支持するボディと、
前記シリンジと前記ボディとを連結する連結機構と
を備えた加圧装置であって、
前記連結機構は、
前記シリンジ及び前記ボディのうち一方に設けられ、前記第1方向に沿って前記シリンジ及び前記ボディの他方に向けて延びる基部と、
前記基部の一部であって、前記プランジャに沿って前記第1方向に延びる中心線を中心とした回転方向に沿って基端から先端に向けて延びる弾性部と、
前記弾性部の前記先端を含む一部に設けられ、前記中心線を基準とした径方向に突出し、且つ、前記径方向の高さが、前記基端から前記先端に向かうに従って次第に高くなる第1突出部と、
前記シリンジ及び前記ボディのうち他方に設けられ、前記第1突出部と係合する係合部と
を備え、
前記係合部が前記第1突出部に対して前記基端と同じ側に配置された状態で、前記シリンジ及び前記ボディを前記回転方向に相対的に回転させ、前記係合部が前記第1突出部に対して前記基端と反対側まで移動することで、前記シリンジと前記ボディとを連結する
ことを特徴とする加圧装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記第1突出部のうち前記係合部に近接する側の第1端部、及び、前記係合部のうち前記第1突出部に近接する側の第2端部は、夫々、前記径方向に沿って延びる平面を有し、
前記第1端部及び前記第2端部が接触することで、前記シリンジと前記ボディとの相対的な回転を規制することを特徴とする請求項1に記載の加圧装置。
【請求項3】
前記連結機構は、
前記基部から前記径方向に突出する第2突出部であって、前記基部と反対側の端部に、前記径方向に突出する突起部を備えた第2突出部と、
前記シリンジ及び前記ボディのうち他方に設けられ、前記第2突出部が嵌る溝部と
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の加圧装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バルーン等の拡張具を拡張するときに用いられる加圧装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
医療分野において、生体内の狭窄部をバルーン等の拡張具により治療する手法が知られている。又、拡張具を拡張するための装置として、流体等からなる加圧媒体を拡張具に圧送する加圧装置が知られている。
【0003】
特許文献1は、ハウジング、プランジャ、ナット部材、ノブ等を備えた加圧装置を開示する。ハウジングにはホースが接続される。ハウジングの内部に、ホースに連通する空洞を有するピストンが設けられる。プランジャ及びナット部材は、それぞれねじ部を備える。ナット部材のねじ部にプランジャのねじ部が係合した状態でノブが回転することにより、プランジャは、ハウジング内をホースに近接する向きに移動する。この時、ピストンの空洞内にある流体はホースに向けて流出する。例えばホースにバルーンが接続されている場合、ホースに流出した流体によりバルーンは膨張する。一方、ナット部材は、握り部の操作により変位する。ナット部材のねじ部に対するプランジャのねじ部の係合状態は解除される。この時、プランジャは、ハウジング内をホースから離隔する向きに移動する。例えば、バルーンが膨張した状態の場合、バルーンから流体が排出され、バルーンは急速に収縮する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2004-525696号公報
【発明の概要】
【0005】
ナット部材のねじ部に対するプランジャのねじ部の係合状態を解除するための機構として、レバーが使用される場合がある。レバーは、回動することによりナット部材に力を付与し、ナット部材のねじ部からプランジャのねじ部を離脱させる。例えば、流体によりバルーンが膨張した状態である場合、プランジャに付勢力が作用するので、プランジャのねじ部はナット部材のねじ部から離脱し難い。従って、使用者がレバーの操作により係合状態を解除する場合、強い力でレバーを操作しなければならず、操作性が低下するという問題点がある。
【0006】
本発明の目的は、操作が容易な加圧装置を提供することである。
【0007】
本発明に係る加圧装置は、流体を収容可能な収容部を内部に有するシリンジと、前記シリンジに対して第1方向に移動可能であり、前記第1方向の一方に移動した時、前記収容部に収容された前記流体を前記シリンジの外部に放出するプランジャと、前記プランジャから離隔した離隔位置と、前記プランジャに接触した接触位置との間で、前記第1方向と交差する第2方向に移動可能な規制部材と、回転動作に応じ、前記規制部材を前記接触位置から前記離隔位置に移動させるレバーと、前記第2方向において前記規制部材と重複する位置に設けられた回転機構であって、前記規制部材に対して前記レバーを回転可能に支持し、前記レバーの回転に応じて前記第2方向に移動可能であり、前記第2方向の一方に移動した時、前記規制部材に力を付与して前記接触位置から前記離隔位置に移動させる前記回転機構と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
レバーが操作されて回転した時、レバーは、第2方向の一方に向けた力を規制部材に付与し、規制部材を接触位置から離隔位置に移動させることができる。この場合、レバーが規制部材に付与する力が第2方向の一方以外の方向に分散される場合と比べて、規制部材を接触位置から離隔位置に移動させるために必要なレバー操作の力は小さくて済む。従って、加圧装置は、使用者の操作性を向上できる。
【0009】
本発明において、前記回転機構は、前記レバー及び前記規制部材の一方に設けられた回転軸と、前記レバー及び前記規制部材の他方に設けられ、前記回転軸に回転可能に支持される支持部とを備えてもよい。加圧装置は、回転機構の剛性を高めることができるので、使用者のレバー操作に応じた規制部材の移動を安定的に行うことができる。
【0010】
本発明において、前記規制部材を、前記第2方向に沿って前記離隔位置から前記接触位置に向けて付勢する付勢部材を備えてもよい。付勢部材は、レバー操作がされていない状態で、規制部材を接触位置に安定的に配置できる。
(【0011】以降は省略されています)

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