TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024082402
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196222
出願日2022-12-08
発明の名称永久磁石および回転位置センサ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01F 7/02 20060101AFI20240613BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】永久磁石における軽量化と磁束密度の向上とを両立できる永久磁石および回転位置センサを提供する。
【解決手段】永久磁石1は、円環形状を有する磁石本体10を備え、磁石本体は、磁石本体の中心軸線CLを間において互いに対向するN極10nおよびS極10sを有し、磁石本体の内周面10aには、磁石本体の外周面10bの側に凹んだ一対の凹部11が設けられ、一対の凹部は、磁石本体のN極とS極との中間部10cに配置され、かつ磁石本体の中心軸線を間において互いに対向しており、凹部は、一対の第一壁面11aと、第二壁面11bと、で構成され、第一壁面は、中心軸線を中心とする半径方向に延在する平面であり、第二壁面は、中心軸線を中心とする円弧形状の湾曲面であり、一対の第一壁面をつないでいる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
円環形状を有する磁石本体を備え、
前記磁石本体は、前記磁石本体の中心軸線を間において互いに対向するN極およびS極を有し、
前記磁石本体の内周面には、前記磁石本体の外周面の側に凹んだ一対の凹部が設けられ、
一対の前記凹部は、前記磁石本体のN極とS極との中間部に配置され、かつ前記磁石本体の中心軸線を間において互いに対向しており、
前記凹部は、一対の第一壁面と、第二壁面と、で構成され、
前記第一壁面は、前記中心軸線を中心とする半径方向に延在する平面であり、
前記第二壁面は、前記中心軸線を中心とする円弧形状の湾曲面であり、一対の前記第一壁面をつないでいる
ことを特徴とする永久磁石。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
請求項1に記載の永久磁石と、
前記永久磁石に挿入される軸部を有し、前記軸部によって前記永久磁石を回転自在に支持するハウジングと、
前記軸部に配置され、磁束密度を検出する検出素子と、
を備える回転位置センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、永久磁石および回転位置センサに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、センサ等に用いられる円環形状のマグネットがある。特許文献1には、センサハウジングと、センサハウジングに回動可能に保持されたホルダと、ホルダに設けられたアーム固定部と、基端側がアーム固定部によってホルダに固定されたフロートアームと、フロートアームの先端に設けられ、タンク内に貯留された液体の液面に追従して変位するフロートと、ホルダに設けられたマグネットと、センサハウジングに設けられ、ホルダのマグネットの変位を検出するホール素子と、を備える液位検出装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-205136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
永久磁石の軽量化と磁束密度の向上とを両立できることが望ましい。永久磁石が軽量化されれば、永久磁石を用いるセンサの小型化が可能となる。
【0005】
本発明の目的は、永久磁石における軽量化と磁束密度の向上とを両立できる永久磁石および回転位置センサを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の永久磁石は、円環形状を有する磁石本体を備え、前記磁石本体は、前記磁石本体の中心軸線を間において互いに対向するN極およびS極を有し、前記磁石本体の内周面には、前記磁石本体の外周面の側に凹んだ一対の凹部が設けられ、一対の前記凹部は、前記磁石本体のN極とS極との中間部に配置され、かつ前記磁石本体の中心軸線を間において互いに対向しており、前記凹部は、一対の第一壁面と、第二壁面と、で構成され、前記第一壁面は、前記中心軸線を中心とする半径方向に延在する平面であり、前記第二壁面は、前記中心軸線を中心とする円弧形状の湾曲面であり、一対の前記第一壁面をつないでいることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る永久磁石は、磁石本体のN極とS極との中間部に配置された一対の凹部を有する。凹部は、一対の第一壁面と、第二壁面と、で構成され、第一壁面は、中心軸線を中心とする半径方向に延在する平面であり、第二壁面は、中心軸線を中心とする円弧形状の湾曲面であり、一対の第一壁面をつないでいる。本発明に係る永久磁石によれば、軽量化と磁束密度の向上とを両立できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る永久磁石の平面図である。
図2は、比較例に係る永久磁石の平面図である。
図3は、比較例に係る永久磁石の斜視図である。
図4は、単位体積当たりの磁束密度比を示す図である。
図5は、第1検討例に係る永久磁石の平面図である。
図6は、第2検討例に係る永久磁石の平面図である。
図7は、第3検討例に係る永久磁石の平面図である。
図8は、実施形態に係る回転位置センサの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る永久磁石および回転位置センサにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図8を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、永久磁石および回転位置センサに関する。図1は、実施形態に係る永久磁石の平面図、図2は、比較例に係る永久磁石の平面図、図3は、比較例に係る永久磁石の斜視図、図4は、単位体積当たりの磁束密度比を示す図、図5は、第1検討例に係る永久磁石の平面図、図6は、第2検討例に係る永久磁石の平面図、図7は、第3検討例に係る永久磁石の平面図、図8は、実施形態に係る回転位置センサの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
端子
13日前
矢崎総業株式会社
ケース
1か月前
矢崎総業株式会社
センサ
19日前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
11日前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
収容箱
1か月前
矢崎総業株式会社
係合構造
19日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
19日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
19日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
13日前
矢崎総業株式会社
電子装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
27日前
矢崎総業株式会社
端子構造
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
27日前
矢崎総業株式会社
固定構造
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
27日前
矢崎総業株式会社
固定構造
1か月前
矢崎総業株式会社
圧着端子
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
接続端子
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
19日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
19日前
矢崎総業株式会社
クランプ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
圧着端子
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
続きを見る