TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024080676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2023203392
出願日2023-11-30
発明の名称穿刺デバイスおよび内視鏡処置システム
出願人オリンパスメディカルシステムズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61B 1/018 20060101AFI20240606BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】柔軟性と剛性とを兼ね備え、術者が意図した位置まで湾曲させやすく、術者が意図した方向に操作しやすい穿刺デバイスおよび穿刺デバイスを備える内視鏡処置システムを提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る穿刺デバイスは、内視鏡のチャネルに挿入される穿刺デバイスであって、先端にコイルシースが設けられたインナーシースと、前記コイルシースの先端に設けられた針管と、前記針管と前記インナーシースとが挿通可能なアウターシースと、前記コイルシースを覆うカバーと、を備え、前記カバーは、前記針管と前記コイルシースとの接続部を跨いで設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
内視鏡のチャネルに挿入される穿刺デバイスであって、
先端にコイルシースが設けられたインナーシースと、
前記コイルシースの先端に設けられた針管と、
前記針管と前記インナーシースとが挿通可能なアウターシースと、
前記コイルシースを覆うカバーと、
を備え、
前記カバーは、前記針管と前記コイルシースとの接続部を跨いで設けられている、
穿刺デバイス。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記カバーは、前記接続部に形成された凹凸に引っ掛かっている、
請求項1に記載の穿刺デバイス。
【請求項3】
前記カバーは、前記接続部付近に形成された段差に引っ掛かっている、
請求項1に記載の穿刺デバイス。
【請求項4】
前記接続部は、レーザ溶接により接続された部分であり、
前記カバーは、前記レーザ溶接の溶接痕に引っ掛かっている、
請求項1に記載の穿刺デバイス。
【請求項5】
前記カバーは、熱収縮チューブである、
請求項1に記載の穿刺デバイス。
【請求項6】
前記針管は、外表面を窪ませた凹部を有し、
前記カバーは、前記凹部を覆っている、
請求項1に記載の穿刺デバイス。
【請求項7】
前記針管は、外表面を窪ませた凹部を有し、
前記カバーは、前記凹部に引っ掛かっている、
請求項1に記載の穿刺デバイス。
【請求項8】
前記アウターシースは、
前記アウターシースに対して前記インナーシースが最も前進した第一位置に配置されるように規制する第一ストッパと、
前記アウターシースに対して前記インナーシースが最も後退した第二位置に配置されるように規制する第二ストッパと、
を有し、
前記インナーシースが第一位置に配置されたとき、前記針管は前記アウターシースから突出し、
前記インナーシースが第二位置に配置されたとき、前記針管は前記アウターシースに収容される、
請求項1に記載の穿刺デバイス。
【請求項9】
前記アウターシースは、先端に硬質でチューブ形状の保護部材を有し、
前記インナーシースが第二位置に配置されたとき、前記針管の先端は前記保護部材に取り囲まれた位置に配置される、
請求項8に記載の穿刺デバイス。
【請求項10】
前記インナーシースは、
前記コイルシースの基端側に設けられた基端シースと、
前記コイルシースと前記基端シースとを接続する基端接続部と、
を有し、
前記基端接続部は、前記第一ストッパおよび前記第二ストッパと係合する突起を有する、
請求項8に記載の穿刺デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
この出願は、2022年12月01日に出願された米国仮出願第63/385,727号の利益を主張し、その全文が参照により本明細書に援用される。
続きを表示(約 1,200 文字)【0002】
[技術分野]
本発明は、穿刺デバイスおよび内視鏡処置システムに関する。
【背景技術】
【0003】
内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)は、十二指腸から胆管に造影剤やガイドワイヤや各種カテーテルを挿入して、胆管内の診断や結石回収や狭窄のドレナージなどを実施する手技に使用されている。これらの手技において、超音波観察が可能な内視鏡と、内視鏡の処置具チャネルを挿通可能な穿刺デバイスと、が用いられる。
【0004】
特許文献1に示すように、これらの手技に用いられる穿刺デバイスは、内視鏡の側方に位置する十二指腸乳頭に穿刺可能な位置まで大きく湾曲できる十分な柔軟性を有することが望ましい。また、穿刺デバイスは、術者が意図した方向において十二指腸乳頭にまっすぐ穿刺できる十分な剛性を有することが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許出願公開第2022/0176089号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しがしながら、従来の穿刺デバイスは、例えばステンレス等の金属製のパイプで形成されており、上述したような柔軟性と剛性とを兼ね備えていない。従来の穿刺デバイスは、大きく湾曲可能であったとしても、穿刺デバイスを大きく湾曲させたときに曲がり癖がつきやすい。曲がり癖がついた穿刺デバイスは、術者が意図した方向においてまっすぐ穿刺しにくい。
【0007】
特に、例えば特許文献1に示すように乳頭自然開口以外から胆管へのアクセスルートを形成する場合、術者は穿刺デバイスの位置や向きを正確に調整する必要があるため、穿刺デバイスは十分な柔軟性と十分な剛性とを兼ね備えている必要がある。
【0008】
上記事情を踏まえ、本発明は、柔軟性と剛性とを兼ね備え、術者が意図した位置まで湾曲させやすく、術者が意図した方向に操作しやすい穿刺デバイスおよび穿刺デバイスを備える内視鏡処置システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第一の態様に係る穿刺デバイスは、内視鏡のチャネルに挿入される穿刺デバイスであって、先端にコイルシースが設けられたインナーシースと、前記コイルシースの先端に設けられた針管と、前記針管と前記インナーシースとが挿通可能なアウターシースと、前記コイルシースを覆うカバーと、を備え、前記カバーは、前記針管と前記コイルシースとの接続部を跨いで設けられている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の穿刺デバイスおよび内視鏡処置システムは、柔軟性と剛性とを兼ね備え、術者が意図した位置まで湾曲させやすく、術者が意図した方向に操作しやすい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
帽子
6か月前
個人
入れ歯
1か月前
個人
段差昇降装置
4か月前
個人
蓋付きしびん
1か月前
個人
聴診器
1か月前
個人
エアリフター
4か月前
個人
逆流防止用具
4か月前
個人
X線用貼付剤
5か月前
個人
肩甲骨下制器具
6か月前
個人
介護浴槽
1か月前
個人
シミ皮膚改善剤
4か月前
個人
入浴介護補助装置
1か月前
個人
鼻腔拡張具
3か月前
個人
スプレー式目薬容器
1か月前
個人
透析装置の洗浄方法
3か月前
株式会社東亜産業
温熱具
3か月前
個人
透析装置の洗浄方法
5か月前
個人
アーシング青竹踏台
5か月前
個人
透析装置の洗浄方法
6か月前
個人
電動式孫の手
3か月前
個人
座椅子脱着式車椅子
1か月前
株式会社コーセー
組成物
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
20日前
株式会社ニデック
眼科装置
6か月前
個人
光脱毛器
4か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
6か月前
株式会社ダリヤ
酸性染毛料
4か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
6か月前
個人
根管治療用のファイル
3か月前
株式会社ファンケル
洗浄料
6か月前
株式会社いうら
介助リフト
2か月前
個人
弾性材一体コルセット
2か月前
個人
マッサージガン保持具
2か月前
個人
座椅子型排泄介護装置
6か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
5か月前
株式会社ニデック
検眼装置
3か月前
続きを見る