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公開番号2024078851
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191433
出願日2022-11-30
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 33/50 20100101AFI20240604BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】平易なパッケージ構造を有する、レンズを備えた発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置は、基部と、前記基部の上面に配置され、光を出射する発光素子と、前記上面において配置され、前記光が入射する入射面と、前記入射面とは異なる光出射面とを有し、前記光出射面から光を取り出す波長変換部材と、前記波長変換部材の前記光出射面側で前記波長変換部材と接合するレンズ部材と、前記基部と接続し、前記発光素子、前記波長変換部材、及び前記レンズ部材を封止する封止空間を形成する枠部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基部と、
前記基部の上面に配置され、光を出射する発光素子と、
前記上面において配置され、前記光が入射する光入射面と、前記光入射面とは異なる光出射面とを有し、前記光出射面から光を取り出す波長変換部材と、
前記波長変換部材の前記光出射面側で前記波長変換部材と接合するレンズ部材と、
前記基部と接続し、前記発光素子、前記波長変換部材、及び前記レンズ部材を封止する封止空間を形成する枠部と、を備える発光装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記発光素子は、側方に進行する光を出射し、
前記波長変換部材は、前記発光素子の前記側方に配置され、前記光入射面には、前記側方に進行する前記光が入射し、
前記光出射面を含む仮想的な平面は、前記光入射面を含む仮想的な平面と交わる、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記波長変換部材は、蛍光体を含む蛍光部と、該蛍光部を囲む包囲部と、を有し、
前記蛍光部の側面の少なくとも一部は、前記光入射面において前記包囲部から露出し、前記蛍光部の上面と前記包囲部の上面は、前記光出射面に含まれる、請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記レンズ部材は、レンズ入射面、及び少なくとも一部に曲面形状を有するレンズ出射面と、を有し、
前記レンズ部材の前記レンズ入射面は、上面視で前記蛍光部の前記上面の外縁を包含し、かつ、前記包囲部の上面の少なくとも一部と重なる、請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記包囲部の外縁は、前記レンズ入射面の外縁を包含する、請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記レンズ部材は、レンズ部及び平面部と、を有し、
上面視で、前記レンズ部と前記蛍光部の上面とが重なる部分の面積は、前記レンズ部と前記包囲部の上面とが重なる面積よりも大きい、請求項4に記載の発光装置。
【請求項7】
上面視で、前記レンズ部材全体と前記蛍光部の上面とが重なる部分の面積は、前記レンズ部材全体と前記包囲部の上面とが重なる部分の面積よりも小さい、請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
上面視で、前記レンズ部が、前記蛍光部の上面と重なり、かつ前記蛍光部の下面とは重ならない部分の面積は、前記レンズ部が、前記蛍光部の上面及び下面と重なる面積の5%以上である、請求項6に記載の発光装置。
【請求項9】
前記レンズ部材のレンズ光軸を通る直線は、前記蛍光部の上面及び下面を通過する、請求項8に記載の発光装置。
【請求項10】
前記レンズ入射面と前記波長変換部材の前記光出射面は、透光性を有する接合材を介して接合され、
前記接合材は、上面視で、前記蛍光部の上面と前記包囲部の上面にまたがって設けられる、請求項4に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
レーザ光を波長変換する発光装置において、波長変換光をコリメートレンズなどにより制御する場合がある。特許文献1には、半導体レーザを有し、出射された光をセラミック蛍光体に入射し、セラミック蛍光体に入射した光を異なる波長の光に変換してハウジングの外部に照明光を出射する発光装置が開示されている。特許文献1に開示の発光装置では、ハウジングの外部にレンズを設け、照明光を制御している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-254690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の技術は、波長変換された光をハウジングの外部に設けられたレンズで制御しているが、ハウジングの構造が複雑である。レンズを備える発光装置を、より簡略化された構造で実現できる余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光装置は、基部と、前記基部の上面に配置され、光を出射する発光素子と、前記上面において配置され、前記光が入射する入射面と、前記入射面とは異なる光出射面とを有し、前記光出射面から光を取り出す波長変換部材と、前記波長変換部材の前記光出射面側で前記波長変換部材と接合するレンズ部材と、前記基部と接続し、前記発光素子、前記波長変換部材、及び前記レンズ部材を封止する封止空間を形成する枠部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態によれば、平易なパッケージ構造を有するレンズを備えた発光装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態及び第2実施形態に係る発光装置を例示する斜視図である。
図2は、図1の発光装置から蓋部を除いた斜視図である。
図3は、図2の上面図である。
図4は、図1のIV-IV線における、第1実施形態の発光装置の断面図である。
図5は、本実施形態に係る波長変換部材の斜視図である。
図6は、図5のVI-VI線における波長変換部材の断面図である。
図7は、本実施形態に係る蛍光部の斜視図である。
図8は、図3に示す発光装置の上面図の部分Xを拡大した拡大上面図である。
図9は、図4に示す発光装置の断面図の部分Yを拡大した拡大断面図である。
図10は、第1実施形態の変形例に係る発光装置の断面図の部分Yを拡大した拡大断面図である。
図11は、図1のXI-XI線における、第2実施形態に係る発光装置の断面図である。
図12は、図11に示す発光装置の断面図の部分Zを拡大した拡大断面図である。
図13は、第3実施形態に係る発光装置を例示する斜視図である。
図14は、図13に示す発光装置の上面図である。
図15は、図14のXV-XV線における発光装置の断面図である。
図16は、第3実施形態の変形例に係る発光装置を例示する斜視図である。
図17は、図16に示す発光装置の上面図である。
図18は、図17のXVIII-XVIII線における発光装置の断面図である。
図19は、第4実施形態に係る発光装置を例示する斜視図である。
図20は、図19に示す発光装置から蓋部を取り除いた斜視図である。
図21は、図20に対応する上面図である。
図22は、図19のXXII-XXII線における発光装置の断面図であ
図23は、図19のXXIII-XXIII線における発光装置の断面図である。
図24は、図23の部分Aを拡大した拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、本明細書で用いる「上」、「下」、等の方向や位置を示す用語は、それぞれの構成、部材の相対的な方向や位置関係を明示するために用いるものであり、例えば使用時における関係と一致していなくてもよい。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
【0009】
また、本開示において、三角形や四角形等の多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本開示で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
【0010】
また、多角形に限らず、台形や円形や凹凸等、特定の形状を表す言葉についても同様である。また、その形状を形成する各辺を扱う場合も同様である。つまり、ある辺において、隅や中間部分に加工が施されていたとしても、“辺”の解釈には加工された部分も含まれる。なお、部分的な加工のない“多角形”や“辺”を、加工された形状と区別する場合は“厳密な”を付して、例えば、“厳密な四角形”等と記載するものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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