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公開番号2024081445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022195085
出願日2022-12-06
発明の名称電磁継電器
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 50/54 20060101AFI20240611BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】1対の固定接点と1対の可動接点を含む可動接触片との接点組を複数含む接点装置を備える電磁継電器において、電磁継電器の大型化を抑制しつつ、電磁反発力による接点の開離を抑制する。
【解決手段】電磁継電器は、接点装置と、駆動装置とを備える。接点装置は、第1固定接点を含む第1固定端子と、第1固定接点と第1方向に離れた第2固定接点を含む第2固定端子と、可動接触片との接点組を複数含む。可動接触片は、第1可動接点と、第2可動接点と、第1可動接点支持部と、中央部と、第1延伸部とを含む。駆動装置は、複数の接点組のそれぞれの可動接触片を第1方向と直交する第2方向に移動させる。中央部は、第1可動接点から第1固定接点に向かう接触方向の第1面と、第1面と反対側の第2面とを含む。第1延伸部は、第1可動接点支持部と中央部の間に位置する。中央部の第2面は、第1可動接点を接触方向に超えた位置に配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1固定接点を含む第1固定端子と、前記第1固定接点と第1方向に離れた第2固定接点を含む第2固定端子と、前記第1方向と直交する第2方向に前記第1固定接点と対向する第1可動接点と前記第2方向に前記第2固定接点と対向する第2可動接点とを含む可動接触片との接点組を複数含み、前記複数の接点組が前記第2方向に並ぶ接点装置と、
前記複数の接点組のそれぞれの前記可動接触片を前記第2方向に移動させる駆動装置と、
を備え、
前記可動接触片は、
前記第1可動接点を支持する第1可動接点支持部と、
前記第1可動接点から前記第1固定接点に向かう接触方向の第1面と、前記第1面と反対側の第2面とを有し、前記第1方向における前記可動接触片の中央に位置する中央部と、
前記第1方向と交差する方向に延び、前記第1可動接点支持部と前記中央部の間に位置する第1延伸部と、
をさらに含み、
前記中央部の前記第2面は、前記第1可動接点を前記接触方向に超えた位置に配置される、
電磁継電器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1延伸部は、前記第1方向から見て前記第1固定接点と重なる、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記第1固定端子は、前記第1固定接点を支持する固定接点支持部をさらに含み、
前記可動接触片の前記中央部は、前記第1可動接点が前記第1固定接点に接触した状態において、前記第2方向から見て前記固定接点支持部と重なる、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記第1固定接点は、前記可動接触片の前記中央部の前記第1面よりも前記接触方向に突出する第1かしめ突起を含む、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記可動接触片の前記中央部の前記第1面を前記接触方向に付勢する接点ばねをさらに備える、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記可動接触片は、前記接点ばねを位置決めする位置決め部をさらに含み、
前記位置決め部は、前記中央部の前記第2面に配置されている、
請求項5に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記第1延伸部は、前記第1可動接点支持部から前記接触方向に向かって湾曲した形状を有する、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項8】
前記可動接触片は、
前記第2可動接点を支持する第2可動接点支持部と、
前記第1方向と交差する方向に延び、前記中央部と前記第2可動接点支持部との間に位置する第2延伸部と、
をさらに含む、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項9】
前記複数の接点組は、第1接点組と、前記接触方向に前記第1接点組と隣接して配置される第2接点組とを含み、
前記第1接点組の前記可動接触片の前記中央部の前記第1面は、前記第1可動接点が前記第1固定接点に接触した状態において、前記第2接点組の前記第1固定端子を前記接触方向に超えない位置に配置される、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項10】
前記第1固定端子は、
前記第1固定接点を含む第1導電部と、
前記第1導電部に接続され、少なくとも一部が前記可動接触片の前記第1方向の側方に配置される第2導電部と、
前記第2導電部に接続され、前記第1可動接点から前記第2可動接点に向かう方向に延びる第3導電部と、
を含む、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、1対の固定接点と1対の可動接点を含む可動接触片との接点組を複数含む接点装置と、可動接触片を移動させる駆動装置とを備える電磁継電器が開示されている。複数の接点組は、ベースに対して可動接触片の移動方向に並んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-012956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の接点組を含む接点装置を備える電磁継電器を用いた設備において、短絡による大電流が発生した場合、その電流が接点装置に流れることで接点間に電磁反発力が発生し、接点が開離するおそれがある。例えば、駆動装置の電磁力を増加させて接点の開離を抑制する場合、駆動装置が大型化して、電磁継電器の大型化を招く。
【0005】
本発明の課題は、1対の固定接点と1対の可動接点を含む可動接触片との接点組を複数含む接点装置を備える電磁継電器において、電磁継電器の大型化を抑制しつつ、電磁反発力による接点の開離を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、接点装置と、駆動装置とを備える。接点装置は、第1固定接点を含む第1固定端子と、第2固定接点を含む第2固定端子と、可動接触片との接点組を複数含む。第2固定接点は、第1固定接点と第1方向に離れている。可動接触片は、第1方向と直交する第2方向に第1固定接点と対向する第1可動接点と、第2方向に第2固定接点と対向する第2可動接点とを含む。複数の接点組は、第2方向に並ぶ。駆動装置は、複数の接点組のそれぞれの可動接触片を第2方向に移動させる。可動接触片は、第1可動接点支持部と、中央部と、第1延伸部とをさらに含む。第1可動接点支持部は、第1可動接点を支持する。中央部は、第1方向における可動接触片の中央に位置する。中央部は、第1可動接点から第1固定接点に向かう接触方向の第1面と、第1面と反対側の第2面とを含む。第1延伸部は、第1方向と交差する方向に延び、第1可動接点支持部と中央部の間に位置する。中央部の第2面は、第1可動接点を接触方向に超えた位置に配置される。
【0007】
この電磁継電器では、可動接触片の中央部の第2面は、第1可動接点を接触方向に超えた位置に配置されており、第1可動接点支持部と中央部の間に位置する可動接触片の第1延伸部は、第1方向と交差する方向に延びている。このため、可動接触片の第1延伸部に流れる電流により発生する磁界が可動接触片の中央部に流れる電流に作用して、第1ローレンツ力が発生する。第1ローレンツ力は、可動接触片に対して接触方向に作用する。すなわち、第1ローレンツ力は、第1固定接点と第1可動接点との接点間の電磁反発力と反対方向に作用するので、結果として電磁反発力を抑制することができる。これにより、例えば、駆動装置の電磁力を増加させて接点の開離を抑制する場合と比べて、電磁継電器の大型化を抑制できる。また、例えば、可動接触片が第1方向に一直線状に延びている場合と比べて、第1固定接点と第1可動接点とに必要な接点間隔を省スペースで確保することができる。
【0008】
可動接触片の第1延伸部は、第1方向から見て第1固定接点と重なってもよい。この場合は、第1延伸部に流れる電流により発生する磁界が可動接触片の中央部に流れる電流に効果的に作用するので、第1ローレンツ力が大きくなる。
【0009】
第1固定端子は、第1固定接点を支持する固定接点支持部をさらに含んでもよい。可動接触片の中央部は、第1可動接点が第1固定接点に接触した状態において、第2方向から見て固定接点支持部と重なってもよい。この場合は、第1延伸部に流れる電流により発生する磁界が可動接触片の中央部に流れる電流に効果的に作用するので、第1ローレンツ力が大きくなる。
【0010】
第1固定接点は、可動接触片の中央部の第1面よりも接触方向に突出する第1かしめ突起を含んでもよい。この場合は、可動接触片が第1かしめ突起を接触方向に超えない範囲に配置されることになるので、接点装置の大型化を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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