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公開番号2024078478
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022190880
出願日2022-11-30
発明の名称扉開放補助装置
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類E05F 15/619 20150101AFI20240604BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】扉開放補助装置を小型化する。
【解決手段】扉開放補助装置は、複数のギヤで構成され、入力側の駆動ギヤの駆動力を伝達する複数の従動ギヤを有し、出力側の前記従動ギヤの駆動力を、扉を開く力に変換する変換部を備える。前記出力側の従動ギヤは、回転軸を中心に揺動可能に構成された揺動ギヤである。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
複数のギヤで構成され、入力側の駆動ギヤの駆動力を伝達する複数の従動ギヤを有し、出力側の前記従動ギヤの駆動力を、扉を開く力に変換する変換部を備え、
前記出力側の従動ギヤは、回転軸を中心に揺動可能に構成された揺動ギヤである、
扉開放補助装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記変換部の動作中に、操作者の手動操作によって、前記駆動ギヤの駆動力を前記揺動ギヤに伝達する経路を切断する切断部を備える、
請求項1に記載の扉開放補助装置。
【請求項3】
前記変換部の動作中に、当該変換部の動作を逆駆動する電力を駆動部に供給する予備電源を備える、
請求項1に記載の扉開放補助装置。
【請求項4】
前記変換部は、少なくともピニオンギヤを有し、
前記揺動ギヤは、板状に形成された本体の孔部の内周面に形成され、前記ピニオンギヤに噛み合うラックギヤである、
請求項1~3のいずれか1項に記載の扉開放補助装置。
【請求項5】
前記変換部は、
前記駆動ギヤと、
直径が小さい小径ギヤと、
前記小径ギヤよりも直径が大きい大径ギヤと、
前記揺動ギヤと、
によって構成され、
前記ピニオンギヤは、前記小径ギヤである、
請求項4に記載の扉開放補助装置。
【請求項6】
前記変換部を構成する前記複数のギヤにおいて、前記入力側の駆動ギヤと前記出力側の従動ギヤとの間に配置された複数の従動ギヤは、前記小径ギヤと前記大径ギヤとの2種類のギヤによって構成される、
請求項5に記載の扉開放補助装置。
【請求項7】
前記揺動ギヤは、前記回転軸を中心にして一方側の第1位置と他方側の第2位置との間を揺動し、
前記揺動ギヤが前記第1位置に揺動されたことを検出し、かつ、前記第2位置に揺動されたことを検出するセンサを備える、
請求項1または2に記載の扉開放補助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、扉開放補助装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、マンション等の集合住宅は、室内の気密性が向上し、かつ、ファンを駆動することによって室内と室外との気圧差が大きくなるため、扉を開ける際に過大な力が必要となるおそれがあった。集合住宅は、例えばファンを駆動した状態において、扉を開ける際に300N程度の力を必要とし、このような状況では、例えば子供が扉を開けることが困難な場合もある。
【0003】
そこで、上記問題を解決するため、扉開放アシスト装置を備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。当該扉開放アシスト装置は、室内と室外との間に、比較的大きな圧力の相違があった状態において、扉枠と扉との間に隙間を形成して扉を初動開放し、圧力差を解消することで、扉を開くことを容易にすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-208414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された扉開放アシスト装置は、複数のアーム等を備えるため大型化するおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、扉開放補助装置を小型化することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る扉開放補助装置は、複数のギヤで構成され、入力側の駆動ギヤの駆動力を伝達する複数の従動ギヤのうち、出力側の前記従動ギヤの駆動力を、扉を開く力に変換する変換部を備え、前記出力側の従動ギヤは、回転軸を中心に揺動可能に構成された揺動ギヤである。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る扉開放補助装置の一態様によれば、扉開放補助装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る扉開放補助装置およびドアクローザが設けられた扉を示す斜視図である。
図2は、図1に示す扉開放補助装置を拡大した斜視図である。
図3は、図1に示す扉開放補助装置において、カバー部を取り外した状態の斜視図である。
図4は、図1に示す扉開放補助装置において、カバー部を取り外した状態を幅方向の一方から視た側面図である。
図5は、図1に示す扉開放補助装置において、カバー部を取り外した状態を幅方向の他方から視た側面図である。
図6は、図1に示す扉開放補助装置のブロック図である。
図7は、図1に示す扉開放補助装置が備える変換部の分解斜視図である。
図8は、図3に示す扉開放補助装置の初期状態の斜視図である。
図9は、図3に示す扉開放補助装置において、揺動ギヤを取り外した初期状態の平面図である。
図10は、図3に示す扉開放補助装置の初期状態の平面図である。
図11は、図3に示す扉開放補助装置の初動開放状態を示す平面図である。
図12は、図3に示す扉開放補助装置において、切断部によって、ギヤの駆動力を変換部に伝達する経路を切断した状態を示す平面図である。
図13は、図1に示す扉開放補助装置において、駆動部に流れる電流と時間との関係を示すグラフである。
図14は、第2実施形態に係る扉開放補助装置の装置本体において、カバー部を取り外した状態を示す斜視図である。
図15は、図14に示す装置本体において、揺動ギヤである第7の従動ギヤを取り外した状態の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係る扉開放補助装置1について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、1つの実施形態に記載された内容は、原則として他の実施形態にも同様に適用される。
(【0011】以降は省略されています)

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