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公開番号2024078085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190425
出願日2022-11-29
発明の名称診断装置
出願人株式会社ミヤワキ
代理人個人,個人
主分類F16T 1/48 20060101AFI20240603BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】携帯可能な診断装置において診断対象物の診断を自動的に開始する。
【解決手段】蒸気トラップ又は配管を含む診断対象物を診断する携帯可能な診断装置1に、先端が診断対象物に押し当てられる棒状のプローブ2と、プローブ2に伝達された振動及び温度を測定する測定部3と、前記振動の測定値及び前記温度の測定値のうち少なくとも一方の変化量が所定量を超えたときに、前記振動の測定値及び前記温度の測定値に基づいて診断対象物を診断する診断処理を開始する診断部51と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
蒸気トラップ又は配管を含む診断対象物を診断する携帯可能な診断装置であって、
先端が前記診断対象物に押し当てられる棒状のプローブと、
前記プローブに伝達された振動及び温度を測定する測定部と、
前記振動の測定値及び前記温度の測定値のうち少なくとも一方の変化量が所定量を超えたときに、前記振動の測定値及び前記温度の測定値に基づいて前記診断対象物を診断する診断処理を開始する診断部と、
を備える診断装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
片手で把持可能な本体部と、
前記本体部における前記本体部が片手で把持された状態で露出する位置に設けられた発光素子と、
前記診断部が前記診断処理を行っている間、前記発光素子を点灯させる点灯部と、
を更に備える請求項1に記載の診断装置。
【請求項3】
片手で把持可能な本体部と、
前記本体部における前記本体部が片手で把持された状態で露出する位置に設けられた、情報を表示する表示部と、
前記表示部の外縁に沿って発光する発光部と、
前記診断部が前記診断処理を行っている間、前記発光部を発光させる点灯部と、
を更に備える請求項1に記載の診断装置。
【請求項4】
操作部と、
作業者による前記操作部の操作に基づいて前記所定量を設定する設定部と、
を更に備える請求項1に記載の診断装置。
【請求項5】
前記診断部は、第一所定時間毎に、前記振動の測定値の変化量が第一所定量を超えたか否かを判定することを繰り返し、
操作部と、
作業者による前記操作部の操作に基づいて前記第一所定時間を設定する設定部と、
を更に備える請求項1に記載の診断装置。
【請求項6】
前記診断部は、第二所定時間毎に、前記温度の測定値の変化量が第二所定量を超えたか否かを判定することを繰り返し、
操作部と、
作業者による前記操作部の操作に基づいて前記第二所定時間を設定する設定部と、
を更に備える請求項1に記載の診断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気トラップ又は配管を含む診断対象物を診断する携帯可能な診断装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、下記特許文献1等に記載のように、蒸気等の流体が流れる配管又は配管に設置された蒸気トラップ等の診断対象物にプローブの先端を押し当てた状態で、本体部に設けられた検査開始ボタンを押下することにより、診断対象物の診断を開始する診断装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6427705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、配管が複雑に入り組んでいる環境下では、作業者は、無理な姿勢でプローブの先端を診断対象物に押し当てなければならない場合がある。この場合、作業者は、検査開始ボタンを押下することができず、当該診断対象物を診断できない虞がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、診断対象物の診断を自動的に開始することができる携帯可能な診断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る診断装置は、蒸気トラップ又は配管を含む診断対象物を診断する携帯可能な診断装置であって、先端が前記診断対象物に押し当てられる棒状のプローブと、前記プローブに伝達された振動及び温度を測定する測定部と、前記振動の測定値及び前記温度の測定値のうち少なくとも一方の変化量が所定量を超えたときに、前記振動の測定値及び前記温度の測定値に基づいて前記診断対象物を診断する診断処理を開始する診断部と、を備える。
【0007】
本構成では、プローブに伝達された振動の測定値及び温度の測定値のうち少なくとも一方の変化量が所定量を超えたときに、診断処理が開始される。このため、本構成は、診断装置を携帯する作業者がプローブの先端を診断対象物に押し当て、プローブに伝達された振動の測定値及び温度の測定値のうち少なくとも一方の変化量が所定量を超えたときに、自動的に診断対象物の診断を開始することができる。
【0008】
また、上記構成において、片手で把持可能な本体部と、前記本体部における前記本体部が片手で把持された状態で露出する位置に設けられた発光素子と、前記診断部が前記診断処理を行っている間、前記発光素子を点灯させる点灯部と、を更に備えてもよい。
【0009】
本構成では、発光素子が、本体部が片手で把持された状態で露出する本体部の位置に設けられているので、作業者は、無理な姿勢でプローブの先端を診断対象物に押し当てている場合であっても、発光素子が点灯しているか否かを容易に識別することができる。これにより、作業者は、診断処理が行われているか否かを適切に把握することができる。
【0010】
また、上記構成において、片手で把持可能な本体部と、前記本体部における前記本体部が片手で把持された状態で露出する位置に設けられた、情報を表示する表示部と、前記表示部の外縁に沿って発光する発光部と、前記診断部が前記診断処理を行っている間、前記発光部を発光させる点灯部と、を更に備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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