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公開番号2024077290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189296
出願日2022-11-28
発明の名称計測装置
出願人株式会社ミヤワキ
代理人個人,個人
主分類F16T 1/48 20060101AFI20240531BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】電気回路のパーシャルショートが発生した場合であっても、電気回路からの発煙を抑制又は回避することが可能な計測装置を得る。
【解決手段】電源回路3は、電池61と、前記電池に接続された電源IC64と、前記電源ICと前記電気回路とを接続する電源ライン87と、前記電源ICへの入力電流値と所定の第1基準値との比較結果に基づいて前記電源ICの動作を制御する第1制御回路5a、前記電源ICからの出力電流値と所定の第2基準値との比較結果に基づいて前記電源ICの動作を制御する第2制御回路5b、及び、前記電源ラインの電圧値と所定の第3基準値との比較結果に基づいて前記電源ICの動作を制御する第3制御回路5cの少なくとも一つと、前記第1基準値、前記第2基準値、及び前記第3基準値の少なくとも一つを生成するための一定値の基準電圧を発生する定電圧回路6と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
スチームトラップの物理量を計測する計測装置であって、
前記スチームトラップに当接されるプローブと、
前記プローブから伝達される前記スチームトラップの前記物理量に対して、電気信号への変換を含む電気的な処理を施すことにより、前記スチームトラップの計測データを出力する電気回路と、
前記電気回路に駆動用電力を供給する電源回路と、
を備え、
前記電源回路は、
電池と、
前記電池に接続された電源ICと、
前記電源ICと前記電気回路とを接続する電源ラインと、
前記電源ICへの入力電流値と所定の第1基準値との比較結果に基づいて前記電源ICの動作を制御する第1制御回路、前記電源ICからの出力電流値と所定の第2基準値との比較結果に基づいて前記電源ICの動作を制御する第2制御回路、及び、前記電源ラインの電圧値と所定の第3基準値との比較結果に基づいて前記電源ICの動作を制御する第3制御回路の少なくとも一つと、
前記第1基準値、前記第2基準値、及び前記第3基準値の少なくとも一つを生成するための一定値の基準電圧を発生する定電圧回路と、
を有する、計測装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、計測装置に関し、特に、スチームトラップの温度及び振動を計測する計測装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
蒸気配管系を備えたプラント等においては、熱交換又は放熱等によって配管系内に復水(ドレン)が生じることがある。この復水を配管系内に滞留させると運転効率が低下する原因となるため、一般には、配管系の適所にスチームトラップを設置し、このスチームトラップによって復水を配管系の外部に排出するようにしている。
【0003】
経年劣化又は作動不良等によってスチームトラップのシール性能が損なわれると、蒸気配管系内の蒸気がスチームトラップを介して外部に漏出し、無駄な蒸気損失を招くこととなる。そのため、1年に1回等の定期的に、スチームトラップの状態を点検する作業が行われる。
【0004】
下記特許文献1には、スチームトラップの状態を診断するための計測装置及び診断装置が開示されている。計測装置は可搬型の計測装置であり、診断装置はタブレット端末又はノートパソコン等であり、計測装置と診断装置とは相互に無線通信が可能である。計測装置は、各スチームトラップの表面温度を計測する温度センサと、各スチームトラップの振動強度を計測する振動センサと、温度センサ及び振動センサから出力された計測データを記憶する記憶部と、当該計測データを診断装置に送信する通信部と、表示部とを備えている。診断装置は、計測装置から受信した計測データに基づいて各スチームトラップの状態(正常又は異常)を診断し、その診断の結果を示す診断データを計測装置に送信する。計測装置は、診断装置から受信した診断データに基づいて、各スチームトラップに関する診断の結果を表示部に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-84418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
計測装置は、電気回路が形成された回路基板を内蔵しており、当該電気回路には、電源回路から駆動用電力が供給される。
【0007】
図7は、計測装置が備える電源回路100の構成を示す図である。電源回路100は、電池161、ヒューズ素子162、及び、電源IC164を備えている。電源回路100は、電池161から電気回路103に駆動用電力を供給する。
【0008】
電源IC164は、保護回路171を有している。保護回路171は、通常動作時の電流値より大きい第1電流値以上の電流が電気回路103に流れた場合に、電源IC164の動作を停止させる。これによって、第1電流値以上の過電流から電気回路103を保護する。
【0009】
ヒューズ素子162は、上記第1電流値より大きい第2電流値(例えば数アンペア)以上の電流が流れた場合に、電池161と電源IC164との接続を遮断する。これよって、第2電流値以上の過電流から電源IC164及び電気回路103を保護する。
【0010】
ところで、計測装置においては、気温又は湿度等の環境の変化に起因して電池161から電解液が漏出した場合に、その電解液が回路基板上に流れ込み、電気回路103の部分的なショート(パーシャルショート)が発生することがある。パーシャルショートは、電池からの電解液の漏出のみならず、結露等によっても発生する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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