TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024070866
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022171495
出願日2022-10-26
発明の名称診断装置
出願人株式会社ミヤワキ
代理人個人,個人
主分類G01M 3/24 20060101AFI20240517BHJP(測定;試験)
要約【課題】ある型式及びモデルとは異なる型式及びモデルの蒸気トラップの蒸気の漏洩量を精度良く出力する。
【解決手段】診断装置は、第1蒸気トラップと型式が異なる第2蒸気トラップと型式が同一でモデルが異なる第3蒸気トラップの振動を示すアナログ信号を出力するセンサと、センサの出力信号の増幅回路と、第2蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの振動値に対する第1蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの振動値の比率と基準ゲインとの積を増幅回路のゲインとして設定する設定部と、増幅回路の出力信号をデジタル信号に変換するAD変換器と、第3蒸気トラップの振動特性の振動値に対する第2蒸気トラップの振動特性の振動値の比率でAD変換器の出力信号を増幅する増幅部と、増幅部の出力信号が示す第3蒸気トラップの振動値を第3蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換する変換部と、第3蒸気トラップの蒸気の漏洩量を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
蒸気トラップの蒸気の漏洩量を出力する診断装置であって、
前記蒸気トラップは、第1蒸気トラップと、前記第1蒸気トラップと型式が異なる第2蒸気トラップと、前記第2蒸気トラップと型式が同一でモデルが異なる第3蒸気トラップと、を含み、
前記第3蒸気トラップの振動を示すアナログ信号を出力するセンサと、
前記センサの出力信号を増幅する増幅回路と、
前記第2蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの振動値に対する前記第1蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの振動値の比率と予め定められた基準ゲインとの積を、前記増幅回路が前記センサの出力信号を増幅するときのゲインとして設定する設定部と、
前記増幅回路の出力信号をデジタル信号に変換するAD変換器と、
前記第3蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量と振動値との関係を示す第3振動特性の振動値に対する前記第2蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量と振動値との関係を示す第2振動特性の振動値の比率であるモデル補正係数を増幅率として、前記AD変換器の出力信号を増幅する増幅部と、
前記増幅部の出力信号が示す前記第3蒸気トラップの振動値を、前記第3蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換する変換部と、
前記第3蒸気トラップの蒸気の漏洩量を出力する出力部と、
を備える診断装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記設定部は、
前記第1蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの蒸気の漏洩量である第1漏洩量よりも前記第2蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの蒸気の漏洩量である第2漏洩量が小さい場合、前記第2漏洩量に対する前記第1漏洩量の比率の逆数と前記基準ゲインとの積を、前記ゲインとして設定する、
請求項1に記載の診断装置。
【請求項3】
前記センサは、更に、前記第2蒸気トラップの振動を示すアナログ信号を出力し、
前記変換部は、更に、前記AD変換器の出力信号が示す前記第2蒸気トラップの振動値を、前記第2蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換し、
前記出力部は、更に、前記第2蒸気トラップの蒸気の漏洩量を出力する、
請求項1に記載の診断装置。
【請求項4】
前記変換部は、前記第2振動特性に基づいて、前記AD変換器の出力信号が示す前記第2蒸気トラップの振動値を前記第2蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換する、
請求項3に記載の診断装置。
【請求項5】
前記変換部は、前記第2振動特性を線形近似した関数を用いて、前記AD変換器の出力信号が示す前記第2蒸気トラップの振動値を前記第2蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換する、
請求項3に記載の診断装置。
【請求項6】
前記センサは、更に、前記第1蒸気トラップの振動を示すアナログ信号を出力し、
前記設定部は、更に、前記センサが前記第1蒸気トラップの振動を示すアナログ信号を出力した場合、前記基準ゲインを前記ゲインとして設定し、
前記変換部は、更に、前記AD変換器の出力信号が示す前記第1蒸気トラップの振動値を、前記第1蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換し、
前記出力部は、更に、前記第1蒸気トラップの蒸気の漏洩量を出力する、
請求項3に記載の診断装置。
【請求項7】
前記変換部は、前記第1蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量と振動値との関係を示す第1振動特性に基づいて、前記AD変換器の出力信号が示す前記第1蒸気トラップの振動値を前記第1蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換する、
請求項6に記載の診断装置。
【請求項8】
前記変換部は、前記第1蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量と振動値との関係を示す第1振動特性を線形近似した関数を用いて、前記AD変換器の出力信号が示す前記第1蒸気トラップの振動値を前記第1蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換する、
請求項6に記載の診断装置。
【請求項9】
前記変換部は、前記第2振動特性と前記モデル補正係数とに基づいて、前記増幅部の出力信号が示す前記第3蒸気トラップの振動値を前記第3蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換する、
請求項1から8の何れか一項に記載の診断装置。
【請求項10】
前記変換部は、前記第2振動特性を線形近似した関数と前記モデル補正係数とに基づいて、前記増幅部の出力信号が示す前記第3蒸気トラップの振動値を前記第3蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換する、
請求項1から8の何れか一項に記載の診断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気トラップの蒸気の漏洩量を出力する技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
蒸気配管系を備えたプラント等においては、熱交換又は放熱等によって配管系内に復水(ドレン)が生じることがある。この復水を配管系内に滞留させると運転効率が低下する原因となる。このため、一般的には、配管系の適所に蒸気トラップを設置し、この蒸気トラップによって復水を配管系の外部に排出するようにしている。
【0003】
経年劣化又は作動不良等によって蒸気トラップのシール性能が損なわれると、蒸気配管系内の蒸気が蒸気トラップを介して外部に漏出し、無駄な蒸気損失を招くこととなる。このため、従来から、一年に一回等の定期的に、特許文献1等に開示のような診断装置を用いて蒸気トラップの振動を測定し、その測定値と蒸気トラップの振動特性とに基づいて、各蒸気トラップの蒸気の漏洩量を診断する作業が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-84418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
蒸気トラップの振動特性は、弁の開閉方式(以降、型式)に応じて異なる。例えば、円盤状のディスクによって弁の開閉を行うディスク型の蒸気トラップと球状のフロートによって弁の開閉を行うフロート型の蒸気トラップとでは、蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの振動値が異なる。蒸気トラップにおいて振動が飽和するとは、蒸気トラップの構造上、蒸気トラップの振動の振幅が最大になり、これ以上大きい振幅で振動できない状態になることを示す。また、蒸気トラップの振動特性は、同じ型式の蒸気トラップであっても、復水の最大排出量(以降、モデル)に応じて異なる。
【0006】
しかし、従来は、代表的な型式及びモデルの蒸気トラップの振動特性を用いて、蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量の診断が行われていたに過ぎず、型式及びモデルの相違を考慮した診断は行われていなかった。このため、代表的な型式及びモデルとは異なる型式及びモデルの蒸気トラップの振動を測定した場合に、蒸気の漏洩量を精度良く出力できないという問題があった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みて成されたものであり、ある型式及びモデルとは異なる型式及びモデルの蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量を精度良く出力することができる診断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る診断装置は、蒸気トラップの蒸気の漏洩量を出力する診断装置であって、前記蒸気トラップは、第1蒸気トラップと、前記第1蒸気トラップと型式が異なる第2蒸気トラップと、前記第2蒸気トラップと型式が同一でモデルが異なる第3蒸気トラップと、を含み、前記第3蒸気トラップの振動を示すアナログ信号を出力するセンサと、前記センサの出力信号を増幅する増幅回路と、前記第2蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの振動値に対する前記第1蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの振動値の比率と予め定められた基準ゲインとの積を、前記増幅回路が前記センサの出力信号を増幅するときのゲインとして設定する設定部と、前記増幅回路の出力信号をデジタル信号に変換するAD変換器と、前記第3蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量と振動値との関係を示す第3振動特性の振動値に対する前記第2蒸気トラップにおける蒸気の漏洩量と振動値との関係を示す第2振動特性の振動値の比率であるモデル補正係数を増幅率として、前記AD変換器の出力信号を増幅する増幅部と、前記増幅部の出力信号が示す前記第3蒸気トラップの振動値を、前記第3蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換する変換部と、前記第3蒸気トラップの蒸気の漏洩量を出力する出力部と、を備える。
【0009】
本発明者は、第2蒸気トラップの振動特性と第2蒸気トラップと型式が同一でモデルが異なる第3蒸気トラップの振動特性との各々における、蒸気の漏洩量が同一であるときの振動値を比較した。その結果、本発明者は、第3蒸気トラップの振動値に対する第2蒸気トラップの振動値の比率が、蒸気の漏洩量によらずに一定であることを知見した。
【0010】
本構成によれば、第2蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの振動値に対する第1蒸気トラップにおいて振動が飽和するときの振動値の比率と基準ゲインとの積に設定されたゲインで、センサの出力信号が増幅される。そして、当該増幅された信号がデジタル信号に変換され、第3振動特性の振動値に対する第2振動特性の振動値の比率であるモデル補正係数を増幅率として、当該デジタル信号が増幅される。そして、増幅部の出力信号が示す第3蒸気トラップの振動値が、第3蒸気トラップの蒸気の漏洩量に変換される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ミヤワキ
測定装置
12日前
株式会社ミヤワキ
診断装置
12日前
株式会社ミヤワキ
計測装置
15日前
株式会社ミヤワキ
計測装置
23日前
株式会社ミヤワキ
診断装置
29日前
株式会社ミヤワキ
診断装置
29日前
株式会社ミヤワキ
蒸気調整弁
16日前
株式会社ミヤワキ
蒸気調整弁
16日前
株式会社ミヤワキ
蒸気調整弁
16日前
オンキヨー株式会社
システム
4日前
株式会社ヨコオ
検査治具
16日前
横河電機株式会社
光学プローブ
4日前
個人
歩行者音声ガイドシステム
15日前
株式会社豊田自動織機
無人走行体
19日前
太陽誘電株式会社
検出装置
1か月前
太陽誘電株式会社
検出装置
11日前
昭電工業株式会社
測定装置
17日前
太陽誘電株式会社
検出装置
1か月前
大和製衡株式会社
重量選別機
9日前
村田機械株式会社
変位検出装置
19日前
三恵技研工業株式会社
レドーム
1か月前
株式会社ニシヤマ
物品取付装置
12日前
株式会社ニシヤマ
物品取付装置
12日前
キーコム株式会社
試験システム
22日前
矢崎総業株式会社
センサ
11日前
キーコム株式会社
試験システム
22日前
株式会社クボタ
検査装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
測定治具
19日前
株式会社クボタ
検査装置
1か月前
TDK株式会社
ガスセンサ
1か月前
日本精工株式会社
軸受装置
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
16日前
個人
氷河融雪水流出量の推定方法
3日前
アズビル株式会社
オイル封入方法
1か月前
大同特殊鋼株式会社
形状検出装置
11日前
株式会社ミヤワキ
診断装置
29日前
続きを見る