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公開番号
2024077975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-10
出願番号
2022190247
出願日
2022-11-29
発明の名称
エコノマイザ
出願人
三浦工業株式会社
代理人
個人
主分類
F22D
1/02 20060101AFI20240603BHJP(蒸気発生)
要約
【課題】排気経路の外寸およびコストアップを抑制しながらも、ダウンフロー構造のエコノマイザを提供することである。
【解決手段】ボイラ1からの排ガスと前記ボイラ1への給水とを熱交換させるエコノマイザ4であって、前記エコノマイザ4は、前記ボイラ1からの排ガスを上向きに沿った方向に誘導する第1排ガス流路41´と、前記第1排ガス流路41´により誘導された排ガスを下向きに沿った方向に誘導する第2排ガス流路42´とを含み、前記第2排ガス流路42´は、当該第2排ガス流路42´の内周面が前記第1排ガス流路41´の外周面を取り囲むように形成され、前記エコノマイザ4の給水予熱管43は、前記第2排ガス流路42´に設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ボイラからの排ガスと前記ボイラへの給水とを熱交換させるエコノマイザであって、
前記エコノマイザは、
前記ボイラからの排ガスを上向きに沿った方向に誘導する第1排ガス流路と、
前記第1排ガス流路により誘導された排ガスを下向きに沿った方向に誘導する第2排ガス流路とを含み、
前記第2排ガス流路は、当該第2排ガス流路の内周面が前記第1排ガス流路の外周面を取り囲むように形成され、
前記エコノマイザの給水予熱管は、前記第2排ガス流路に設けられている、エコノマイザ。
続きを表示(約 81 文字)
【請求項2】
前記第2排ガス流路における前記給水予熱管の設置位置は、前記ボイラからの排ガスの導入口よりも上方に位置する、請求項1のエコノマイザ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エコノマイザに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、コイル式のエコノマイザにおいて、エコノマイザ自体の大きさを大きくせずにダウンフローによって効率よく熱回収を行うため、これまで閉止していたコイルの中央部を排ガスの流路として使用し、熱回収を行うエコノマイザがあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-255887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のような、エコノマイザの外周部上側から下方へ排ガスを導入してから、エコノマイザの中央部を介し上方へ排ガスが導出されるような構造のエコノマイザにおいては、排ガスがボイラの下側(下方位置)から排出されるボイラであった場合に、排ガス導入路を、エコノマイザの上部へと接続されるように、上に持ち上げるよう追加ダクトを形成する必要が生じていた。また、その追加ダクトに対して、ボイラ効率を低下させないようさらに追加で断熱材を施工し、排ガスの熱を保温する必要があり、排気経路の外寸が大きくなるとともにコストアップしてしまう虞があった。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、排気経路の外寸およびコストアップを抑制しながらも、ダウンフロー構造のエコノマイザを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のエコノマイザは、ボイラからの排ガスと前記ボイラへの給水とを熱交換させるエコノマイザであって、前記エコノマイザは、前記ボイラからの排ガスを上向きに沿った方向に誘導する第1排ガス流路と、前記第1排ガス流路により誘導された排ガスを下向きに沿った方向に誘導する第2排ガス流路とを含み、前記第2排ガス流路は、当該第2排ガス流路の内周面が前記第1排ガス流路の外周面を取り囲むように形成され、前記エコノマイザの給水予熱管は、前記第2排ガス流路に設けられている。
【0007】
上記の構成によれば、第2排ガス流路の内周面が第1排ガス流路の外周面を取り囲むように形成されている。このため、排ガスを、第1排ガス流路により上向きに沿った方向に誘導し、第2排ガス流路により下向きに沿った方向に誘導しつつ給水予熱管と熱交換させることができる。その結果、追加ダクトの設置や断熱材の施工を要しないため、排気経路の外寸が大きくなることやコストアップを抑制しつつ、ダウンフロー構造を採ることができる。
【0008】
好ましくは、前記第2排ガス流路における前記給水予熱管の設置位置は、前記ボイラからの排ガスの導入口よりも上方に位置する。
【0009】
上記の構成によれば、ボイラ本体からの排ガスを排出する開口が下方に設けられているボイラに対しても、追加ダクト等の施工を要することなくエコノマイザを設置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ボイラの概略構成を説明するための図である。
エコノマイザの概略断面図である。
エコノマイザを図2のY-Y線で切断した断面を上から見た場合の概略断面図である。
エコノマイザを図2のX-X線で切断した断面を上から見た場合の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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