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公開番号
2025008722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111144
出願日
2023-07-06
発明の名称
殺菌装置
出願人
三浦工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61L
2/10 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】LED素子を効率的に長寿命化することができる殺菌装置を提供する。
【解決手段】殺菌装置は、UV-LED照射式の殺菌装置において、LED素子と、前記LED素子の点灯を制御する制御部とを備え、1つまたは、同一内容の点灯制御を受ける複数の前記LED素子をLED照射単位としたとき、前記LED照射単位は複数あり、前記LED照射単位について、出力に前記LED照射単位が初期の効率から定められた効率まで低下するまでの時間を乗じた値を生涯総出力としたとき、前記制御部は、前記LED照射単位の出力と数を、必要とされる出力以上になるように、かつ、前記生涯総出力が高くなるように寿命決定因子に基づいて定める。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
UV-LED照射式の殺菌装置において、
LED素子と、前記LED素子の点灯を制御する制御部とを備え、
1つまたは、同一内容の点灯制御を受ける複数の前記LED素子をLED照射単位としたとき、
前記LED照射単位は複数あり、
前記LED照射単位について、出力に前記LED照射単位が初期の効率から定められた効率まで低下するまでの時間を乗じた値を生涯総出力としたとき、
前記制御部は、点灯させる前記LED照射単位の出力と数を、必要とされる出力以上になるように、かつ、前記生涯総出力が高くなるように寿命決定因子に基づいて定める、殺菌装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記寿命決定因子は、点灯時の前記LED素子のジャンクション温度、前記LED素子への入力、前記LED素子の出力、前記LED素子の配置密度、前記LED素子の環境温度、前記LED素子の放熱速度のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の殺菌装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記LED照射単位すべてを同時に点灯させる場合以外は、前記LED照射単位の点灯時間が均一化されるように、点灯させる前記LED照射単位を順次切り替える、請求項1に記載の殺菌装置。
【請求項4】
前記の必要とされる出力を、殺菌する流体の流量、殺菌する流体のUV透過率、および殺菌する流体の濁度のうちの少なくとも1つに基づいて決定する、請求項1に記載の殺菌装置。
【請求項5】
少なくとも2つの前記LED照射単位を備え、必要とされる出力以上となるように決められた、点灯するLED照射単位の個数と出力が異なる複数の点灯モードから、前記生涯総出力が高くなるモードを選択して制御する、請求項1から4のいずれか1項に記載の殺菌装置。
【請求項6】
少なくとも1つの前記LED照射単位が配置されたLEDモジュールを少なくとも2つ備え、
前記制御部は、
必要とされる出力以上となるように決められた、点灯するLEDモジュールの個数と出力が異なる複数の点灯モードから、前記生涯総出力が高くなるモードを選択して制御する、請求項5に記載の殺菌装置。
【請求項7】
1つのLED基板に、少なくとも2つの前記LED照射単位が配置された場合に、
前記制御部は、
必要とされる出力以上となるように決められた、点灯するLED照射単位の個数と出力が異なる複数の点灯モードから、前記生涯総出力が高くなるモードを選択して制御する請求項5に記載の殺菌装置。
【請求項8】
UV-LED照射式の殺菌装置において、
LED素子と、前記LED素子の点灯を制御する制御部とを備え、
1つまたは、同一内容の点灯制御を受ける複数の前記LED素子をLED照射単位としたとき、
前記LED照射単位は複数あり、
前記制御部は、点灯させる前記LED照射単位の出力の合計が、必要とされる出力以上になるように、かつ、点灯させる前記LED照射単位の数は、前記殺菌装置が備えるLED照射単位の数より1つ以上少ない数となるように、点灯させ、
前記LED照射単位の点灯時間が均一化されるように、点灯させる前記LED照射単位を順次切り替える、殺菌装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、殺菌装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
光源が発する光の殺菌力を用いて流体を殺菌する技術が知られている。特許文献1には、流路を流れる流体に紫外線を照射して流体を殺菌する殺菌装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6458779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
UV-LED素子を光源として用いる殺菌装置には、LED素子を長寿命化し、LED素子の交換頻度を低減させることが求められる。しかし、これまで、LED素子を効率的に長寿命化することができる殺菌装置は提案されていない。
【0005】
そこで、本発明は、LED素子を効率的に長寿命化することができる殺菌装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の殺菌装置は、UV-LED照射式の殺菌装置において、LED素子と、前記LED素子の点灯を制御する制御部とを備え、1つまたは、同一内容の点灯制御を受ける複数の前記LED素子をLED照射単位としたとき、前記LED照射単位は複数あり、前記LED照射単位について、出力に前記LED照射単位が初期の効率から定められた効率まで低下するまでの時間を乗じた値を生涯総出力としたとき、前記制御部は、点灯させる前記LED照射単位の出力と数を、必要とされる出力以上になるように、かつ、前記生涯総出力が高くなるように寿命決定因子に基づいて定める。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、LED素子を効率的に長寿命化することができる殺菌装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の殺菌装置の概略構成を示す断面図である。
LED素子が配置されたLED基板を示す図である。
LED素子が点灯している様子を示す図である。
LED素子が点灯している他の様子を示す図である。
LED素子の出力と生涯積算総出力との関係を示すグラフである。
第1の点灯モードによる点灯の様子を示す図である。
第2の点灯モードによる点灯の様子を示す図である。
点灯モードの選択の手順を示すフローチャートである。
LEDモジュールの他の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
発明を実施するための形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の殺菌装置1の概略構成を示す、殺菌装置1の断面図である。
【0010】
図1に示すように、殺菌装置1は、LED素子3を備える。LED素子3は、殺菌装置1における光源である。LED素子3は、紫外線を発光する。殺菌装置1は、LED素子3が発光する紫外線を流体に照射し、流体を殺菌する装置である。殺菌装置1は、その内部に照射流路16を備える。照射流路16は、流体が流れると共に、そこに紫外線が照射される部分である。殺菌装置1は、照射流路16を流れる流体を殺菌する。以下、具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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