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公開番号2025083729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197291
出願日2023-11-21
発明の名称コンセントユニットおよび電力供給システム
出願人三浦工業株式会社
代理人弁理士法人北大阪特許事務所
主分類H02J 3/38 20060101AFI20250526BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】自立運転電力の消費電力に関する情報を需要家が容易に把握することが可能となるコンセントユニットを提供する。
【解決手段】自立運転により発生させた自立運転電力の供給が可能である電力供給装置と繋がるコンセントユニットであって、電力使用機器が接続可能であり、接続された当該電力使用機器へ前記自立運転電力を供給可能とする自立コンセントと、前記電力使用機器における前記自立運転電力の消費電力に応じた情報を表示する情報表示部と、を備えるコンセントユニットとする。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
自立運転により発生させた自立運転電力の供給が可能である電力供給装置と繋がるコンセントユニットであって、
電力使用機器が接続可能であり、接続された当該電力使用機器へ前記自立運転電力を供給可能とする自立コンセントと、
前記電力使用機器における前記自立運転電力の消費電力に応じた情報を表示する情報表示部と、
を備えるコンセントユニット。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記情報表示部は、
前記情報として、前記消費電力の値を表示する請求項1に記載のコンセントユニット。
【請求項3】
複数個の前記自立コンセントを備え、
前記情報表示部は、
前記情報として、前記自立コンセントに接続された全ての電力使用機器における前記消費電力の合計値を表示する請求項1に記載のコンセントユニット。
【請求項4】
複数個の前記自立コンセントを備え、
前記情報表示部は、
前記情報として、現在空いている前記自立コンセントに新たに接続される電力使用機器へ供給可能である前記自立運転電力の上限値を表示する請求項1に記載のコンセントユニット。
【請求項5】
前記自立コンセントの差込口と近接配置されたディスプレイを備え、
前記情報表示部は、前記ディスプレイに前記情報を表示させる請求項1から請求項4の何れかに記載のコンセントユニット。
【請求項6】
請求項1から請求項4の何れかに記載のコンセントユニットと、
燃料電池を用いて前記自立運転電力を発生させる前記電力供給装置と、を備える電力供給システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自立コンセントを有するコンセントユニット、およびこれを備えた電力供給システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、燃料電池等を用いて自家発電を行い、需要家へ自家発電電力を供給することが可能な電力供給システムが利用されている。このような電力供給システムを利用すれば、需要家が電力事業者から購入している商用電力(例えば石炭やLNGを一次エネルギー源とする火力発電電力)の一部を自家発電電力に切り替えることができ、その結果、二酸化炭素の排出量削減を図ることも可能である。
【0003】
さらに上述した自家発電を行う電力供給システムとして、商用電源系統の停電発生時に自立運転を可能としたシステムも提案されている。このような自然災害等による停電発生時に自立して電力供給を維持するシステムを実現することで、社会生活や経済活動への悪影響を軽減させることが可能である。
【0004】
自立運転を可能とした電力供給システムには、一般的に自立コンセントが付随して設けられる。自立コンセントは、種々の電力使用機器(需要家が使用する電気製品など)が接続可能であり、自立運転により発生させた電力(以下、自立運転電力と称することがある。)を接続された電力使用機器へ供給可能とする。特許文献1には、自立運転を可能とした電力供給システムに自立コンセント(自立運転用コンセント)を設けた例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-156769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般的に、自立運転を可能とした電力供給システムにおいては供給できる自立運転電力の大きさには限度があり、この限度を超えると自立運転電力の適切な供給が難しくなる。そのため需要家は、自立運転電力の消費電力に関する情報を把握し、自立コンセントへ電力使用機器を過剰に接続しないように配慮することが望ましい。また当該情報を把握することにより、自立コンセントへ電力使用機器を追加で接続可能であるか否かを判断すること等も容易となる。
【0007】
しかし、自立運転電力の消費電力は電力使用機器の種類等によっても異なり、自立運転電力の消費電力に関する情報を把握することは需要家にとって容易とは言えない。本発明は上記課題に鑑み、自立運転電力の消費電力に関する情報を需要家が容易に把握することが可能となるコンセントユニット、および電力供給システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るコンセントユニットは、自立運転により発生させた自立運転電力の供給が可能である電力供給装置と繋がるコンセントユニットであって、電力使用機器が接続可能であり、接続された当該電力使用機器へ前記自立運転電力を供給可能とする自立コンセントと、前記電力使用機器における前記自立運転電力の消費電力に応じた情報を表示する情報表示部と、を備える構成とする。本構成によれば、自立運転電力の消費電力に関する情報を需要家が容易に把握することが可能となる。
【0009】
上記構成としてより具体的には、前記情報表示部は、前記情報として、前記消費電力の値を表示する構成としても良い。また上記構成としてより具体的には、複数個の前記自立コンセントを備え、前記情報表示部は、前記情報として、前記自立コンセントに接続された全ての電力使用機器における前記消費電力の合計値を表示する構成としても良い。
【0010】
また上記構成としてより具体的には、複数個の前記自立コンセントを備え、前記情報表示部は、前記情報として、現在空いている前記自立コンセントに新たに接続される電力使用機器へ供給可能である前記自立運転電力の上限値を表示する構成としても良い。また上記構成としてより具体的には、前記自立コンセントの差込口と近接配置されたディスプレイを備え、前記情報表示部は、前記ディスプレイに前記情報を表示させる構成としても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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