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公開番号2025083710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197250
出願日2023-11-21
発明の名称滅菌装置
出願人三浦工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A61L 2/07 20060101AFI20250526BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ドレン管の過度な温度上昇を抑制すること。
【解決手段】滅菌装置1は、滅菌対象が収容され、蒸気が供給されるチャンバ2と、チャンバ2に接続され、チャンバ2から排出されたドレンが流れるドレン管8と、ドレン管8に配置されるドレン弁9と、チャンバ2とドレン弁9との間のドレン管8を加温する加温器10と、加温器10とドレン弁9との間のドレン管8に接続される給蒸管4と、を備える。ドレン弁9が閉鎖された状態で、給蒸管4及びドレン管8を流れた蒸気がチャンバ2に供給される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
滅菌対象が収容され、蒸気が供給されるチャンバと、
前記チャンバに接続され、前記チャンバから排出されたドレンが流れるドレン管と、
前記ドレン管に配置されるドレン弁と、
前記チャンバと前記ドレン弁との間のドレン管を加温する加温器と、
前記加温器と前記ドレン弁との間の前記ドレン管に接続される給蒸管と、を備え、
前記ドレン弁が閉鎖された状態で、前記給蒸管及び前記ドレン管を流れた蒸気が前記チャンバに供給される、
滅菌装置。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記ドレン管の端部は、前記チャンバの下部に設けられた開口に接続され、
前記給蒸管は、前記ドレン管の接続部に接続され、
前記加温器は、前記端部と前記接続部との間の前記ドレン管を加温する、
請求項１に記載の滅菌装置。
【請求項３】
前記端部と前記加温器との間の前記ドレン管に配置される温度センサを備え、
前記温度センサの検出データに基づいて、前記チャンバに供給される前記蒸気の流量が調整される、
請求項２に記載の滅菌装置。
【請求項４】
前記加温器は、前記チャンバに供給される前記蒸気の温度よりも高い温度で前記ドレン管を加温する、
請求項１に記載の滅菌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書で開示する技術は、滅菌装置に関する。
続きを表示（約 920 文字）【背景技術】
【０００２】
滅菌装置に係る技術分野において、特許文献１に開示されているような滅菌装置が知られている。特許文献１において、滅菌装置は、ドレン排出路（ドレン管）を有する。滅菌槽から排出された蒸気の凝縮水は、ドレン管を流れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－０９１０４０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
滅菌槽から排出された凝縮水を滅菌するために、ドレン管を加温器で加温する場合がある。滅菌槽から排出される凝縮水の量が少ない場合、ドレン管の温度が過度に上昇する可能性がある。
【０００５】
本明細書で開示する技術は、ドレン管の過度な温度上昇を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本明細書は、滅菌装置を開示する。滅菌装置は、滅菌対象が収容され、蒸気が供給されるチャンバと、チャンバに接続され、チャンバから排出されたドレンが流れるドレン管と、ドレン管を加熱する加熱器と、ドレン管に接続される給蒸管と、を備える。給蒸管及びドレン管を流れた蒸気がチャンバに供給される。
【発明の効果】
【０００７】
本明細書で開示する技術によれば、ドレン管の過度な温度上昇が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る滅菌装置を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［滅菌装置］
図１は、実施形態に係る滅菌装置１を模式的に示す図である。実施形態において、滅菌装置１は、蒸気を使用して滅菌対象を滅菌する蒸気滅菌装置である。
【００１０】
図１に示すように、滅菌装置１は、チャンバ２と、ジャケット３と、給蒸管４と、給蒸弁５と、給気管６と、給気弁７と、ドレン管８と、ドレン弁９と、加温器１０と、温度センサ１１と、コントローラ１２とを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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