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公開番号2025083728
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197290
出願日2023-11-21
発明の名称給湯システム
出願人三浦工業株式会社
代理人弁理士法人北大阪特許事務所
主分類F24H 1/18 20220101AFI20250526BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】貯湯タンク内の湯水の温度に関わらず適切な対応が可能となる給湯システムを提供する。
【解決手段】湯水を貯留する貯湯タンクと、前記貯湯タンクから供給された湯水を需要先に向けて送出するものであって、当該湯水を加熱する加熱動作が可能である給湯器と、前記給湯器から送出された湯水に給水を混合させて温度を下げる混合動作が可能である温度調節弁と、を備える給湯システムとする。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
湯水を貯留する貯湯タンクと、
前記貯湯タンクから供給された湯水を需要先に向けて送出するものであって、当該湯水を加熱する加熱動作が可能である給湯器と、
前記給湯器から送出された湯水に給水を混合させて温度を下げる混合動作が可能である温度調節弁と、を備える給湯システム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記給湯器は、前記貯湯タンクから供給された湯水の温度が所定の下限温度より低い場合に、前記加熱動作を実行し、
前記温度調節弁は、前記給湯器から送出された湯水の温度が所定の上限温度を超えている場合に、前記混合動作を実行する請求項1に記載の給湯システム。
【請求項3】
前記温度調節弁は、前記需要先への出湯温度が前記上限温度となるように前記湯水と前記給水の混合割合を調整する自力式の弁機構である請求項2に記載の給湯システム。
【請求項4】
前記貯湯タンクおよび前記温度調節弁に前記給水を供給する給水ラインを備え、
前記貯湯タンクは、当該給水の加熱により生成された湯水を貯留し、
前記温度調節弁は、当該給水を前記混合動作に利用する請求項1から請求項3の何れかに記載の給湯システム。
【請求項5】
前記貯湯タンクは、燃料電池ユニットの発電動作で生じた熱を利用して前記湯水を加熱する加熱器が設けられている請求項1から請求項3の何れかに記載の給湯システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給湯器を有する給湯システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、燃料電池等を用いて自家発電を行い、需要家へ自家発電電力を供給することが可能な電力供給システムが利用されている。このような電力供給システムを利用すれば、需要家が電力事業者から購入している商用電力(例えば石炭やLNGを一次エネルギー源とする火力発電電力)の一部を自家発電電力に切り替えることができ、その結果、二酸化炭素の排出量削減を図ることも可能である。
【0003】
さらに上述した自家発電を行う電力供給システムとして、商用電源系統の停電発生時に自立運転を可能としたシステムも提案されている。このような自然災害等による停電発生時に自立して電力供給を維持するシステムを実現することで、社会生活や経済活動への悪影響を軽減させることが可能である。
【0004】
また上述した電力供給システムは、特許文献1に記載されているように、発電動作で生じた熱を利用して湯水を加熱するようにしたコジェネ仕様として構成することも可能である。この場合、発電動作で生じた熱で貯湯タンク内の湯水を循環加熱するとともに、湯切れが生じた貯湯タンクから供給される湯水をガス給湯器で所定温度(例えば50~60℃)に加熱して需要先へ送るようにした給湯システムを構築することが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-106341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般的な給湯器は、沸騰防止のため入水温度に上限温度(例えば55℃)が設けられており、上限温度を超えると燃焼を停止するようになっている。そのため、給湯器の前段側に温度調節弁(例えば、特許文献1の混合弁7)が設置され、必要に応じて温度の低い水を混ぜることにより、給湯器に入る湯水が上限温度以下となるように調節される。
【0007】
このように構成した給湯システムにおいて、貯湯タンク内の湯水が上記の上限温度を超えた高温状態となっている場合には、この湯水を上限温度以下となるように温度調節した上で給湯器に入水させ、給湯器において要求温度(需要先が要求する温度)までこの湯水を加熱して需要先へ供給することになる。しかしこのようにすると、高温状態の湯水の温度を一旦下げてから当該湯水を給湯器で加熱することになり、エネルギーの利用効率等の面で問題がある。
【0008】
一方、給湯器において入水温度の制限を無くし、給湯器に高温状態の湯水が入水したときには当該湯水を加熱せずに需要先に向けて流すようにすると、要求温度を超える湯水が需要先へ供給されてしまう虞がある。需要先における火傷防止等の観点から、このような事態は未然に防ぐ必要がある。
【0009】
本発明は上述した課題に鑑み、貯湯タンク内の湯水の温度に関わらず適切な対応が可能となる給湯システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る給湯システムは、湯水を貯留する貯湯タンクと、前記貯湯タンクから供給された湯水を需要先に向けて送出するものであって、当該湯水を加熱する加熱動作が可能である給湯器と、前記給湯器から送出された湯水に給水を混合させて温度を下げる混合動作が可能である温度調節弁と、を備える構成とする。本構成によれば、貯湯タンク内の湯水の温度に関わらず適切な対応が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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