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公開番号
2025125335
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021318
出願日
2024-02-15
発明の名称
固液分離器及び濾過方法
出願人
三浦工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B01D
24/00 20060101AFI20250820BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】フィルタの濾過面積の拡大とフィツター構造の十分な強度とを両立し、濾過性能の低下を抑制できる固液分離器を提供すること。
【解決手段】固液分離器1は、濾過壁4によって隔てられる第1流路5と第2流路6とを有する流路構造体2と、第1流路5に濾別される固体を含む液体である原液を供給する第1入口ポート41と、第1流路5から濾過壁を6通過して第2流路6に流入した濾液を排出する第1出口ポート42と、を備える。濾過壁4は、少なくとも1方向に規則的且つ連続的な立体的形状を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
濾過壁によって隔てられる第1流路と第2流路とを有する流路構造体と、
前記第1流路に濾別される固体を含む液体である原液を供給する第1入口ポートと、
前記第1流路から前記濾過壁を通過して前記第2流路に流入した濾液を排出する第1出口ポートと、を備え、
前記濾過壁は、少なくとも1方向に規則的且つ連続的な立体的形状を有する、
固液分離器。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記濾過壁は、三重周期曲面に沿う立体的形状を有する、
請求項1に記載の固液分離器。
【請求項3】
前記流路構造体は、ジャイロイド構造を有する、
請求項2に記載の固液分離器。
【請求項4】
前記第1流路及び前記第2流路のそれぞれは、第1方向に延びるように設けられ、
前記濾過壁は、前記第1方向に直交する第2方向と前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに直交する第3方向とのそれぞれに規則的且つ連続的な立体的形状を有し、
前記第1流路と前記第2流路とは、前記第2方向及び前記第3方向のそれぞれにおいて交互に並ぶようにハニカム構造を有する、
請求項1に記載の固液分離器。
【請求項5】
前記第1流路の中心軸に直交する前記第1流路の断面積は、前記第2流路の中心軸に直交する前記第2流路の断面積よりも大きい、
請求項1に記載の固液分離器。
【請求項6】
前記第2流路に洗浄液を供給する第2入口ポートと、
前記第2流路から前記濾過壁を通過して前記第1流路に流入した前記洗浄液を排出する第2出口ポートと、を備える、
請求項1に記載の固液分離器。
【請求項7】
前記第1入口ポートから前記第1流路に前記原液が供給されている状態で、前記第1流路を流れた前記原液を排出する第2出口ポートを備える、
請求項1に記載の固液分離器。
【請求項8】
前記第2流路に洗浄液を供給する第2入口ポートと、
前記第1流路を流通する液体を排出する第2出口ポートと、を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の固液分離器を用いる濾過方法であって、
第1入口ポートと第1出口ポートとを開放し第2入口ポートと第2出口ポートとを閉止した状態と、
第2入口ポートと第2出口ポートとを開放し第1入口ポートと第1出口ポートとを閉止した状態と、
第1入口ポートと第2出口ポートとを開放し第2入口ポートと第1出口ポートとを閉止した状態と、を切り換える、
濾過方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、固液分離器及び濾過方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
原液に含まれる固体を除去する固液分離器において、固液分離を安定的に継続できる時間を長くすることが求められており、濾過面積を拡大することはその効果的な解決方法である。例えばプリーツフィルタは、濾材をプリーツ状に折り畳む加工によって大きな濾過面積を確保するもので、濾材の表面が濾過物で覆われるまでの時間が長くなるため、濾過ライフの長いフィルタを得ることができる。一方、プリーツの山部と谷部が繰り返す構造は、濾過圧力の上昇によってフィルタの変形を生じ、有効な濾過面の減少による濾過性能の低下があることから、プリーツフィルタの強度を高める考案がなされている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-80712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フィルタの濾過面積の拡大とフィルタの十分な強度とを両立するためには、例えば、プリーツフィルタのように平面の濾材を折り畳んで立体的な構造を形成するのではなく、固体を含んだ原液の流路と所定範囲の固体が除かれた濾液の流路とが濾過壁で仕切られて隙間なく配置される立体的形状とすることが必要とされる。また、原液の流路と濾液の流路における原液あるいは濾液等の流れを適切に制御することで、この立体的形状を有する固液分離装置の濾過性能の低下を抑制することが求められている。
【0005】
本明細書で開示する技術は、フィルタの濾過面積の拡大とフィルタ構造の十分な強度とを両立し、濾過性能の低下を抑制できる固液分離器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、固液分離器を開示する。固液分離器は、濾過壁によって隔てられる第1流路と第2流路とを有する流路構造体と、第1流路に濾別される固体を含む液体である原液を供給する第1入口ポートと、第1流路から濾過壁を通過して第2流路に流入した濾液を排出する第1出口ポートと、を備える。濾過壁は、少なくとも1方向に規則的且つ連続的な立体的形状を有する。
【0007】
上記の構成によれば、濾過壁は少なくとも1方向に規則的且つ連続的な立体的形状を有するので、濾過面積の拡大とフィルタ構造の十分な強度とを両立できる。また、濾過壁は一方側を第1流路、他方側を第2流路に面し流れの停滞を生じ難い形状のため、濾過及び逆洗等は効率的に行われることになり濾過性能の低下を抑制できる。
【0008】
上記の固液分離器において、濾過壁は、三重周期曲面に沿う立体的形状を有することが好ましい。
【0009】
上記の固液分離器において、流路構造体は、ジャイロイド構造を有することが好ましい。3次元構造による濾過面積の拡大が図られるからである。
【0010】
上記の固液分離器において、洗浄液を供給する第2入口ポートと排出する第2出口ポートとを備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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