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公開番号
2025014424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116958
出願日
2023-07-18
発明の名称
熱交換装置
出願人
三浦工業株式会社
,
月島JFEアクアソリューション株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F28F
19/00 20060101AFI20250123BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】腐食成分が含まれる排ガスが熱交換部を通過するときに、熱交換装置を構成する部材表面の結露を抑制することができる熱交換装置を提供すること。
【解決手段】熱交換装置1は、排ガスが流通する熱交換部20と、熱交換部20を収容するケーシング10と、熱交換部20とケーシング10の隙間の少なくとも一部を塞ぐ複数の流路形成部材30と、を備え、複数の流路形成部材30は、熱交換部20の一端側に配置される第1流路形成部材31と、熱交換部20の他端側に配置される第2流路形成部材32と、熱交換部20の他端側とケーシング10の排ガス出口12の間に配置される第3流路形成部材33と、を備え、熱交換部20の壁部材23内を流通する排ガスの流通方向で見たときに、排ガス導入部41を形成する第2流路形成部材32と、排ガス流通部42を形成する第3流路形成部材33は、異なる位置に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
排ガスが流通する熱交換部と、
前記熱交換部を収容するケーシングと、
前記ケーシング内に配置され、前記熱交換部と前記ケーシングの隙間の少なくとも一部を塞ぐ複数の流路形成部材と、を備え、
前記熱交換部は、
伝熱管と、
前記熱交換部を流通する排ガスと前記ケーシングの内側を流れる排ガスを隔離する壁部材と、を備え、
前記ケーシングは、
前記ケーシングの一端側に配置された、排ガスが供給される排ガス入口と、
前記熱交換部の前記壁部材と前記ケーシングとにより形成された空間を流通する排ガスが排出される排ガス出口と、を備え、
前記複数の流路形成部材は、
前記熱交換部の一端側に配置され、前記ケーシングと前記熱交換部の前記壁部材との隙間の全面を塞ぎ、前記排ガス入口から供給された排ガスを前記熱交換部の前記壁部材内に導入する第1流路形成部材と、
前記熱交換部の他端側に配置され、前記熱交換部の前記壁部材内を通過した排ガスを前記ケーシングと前記熱交換部の前記壁部材との間に導入する排ガス導入部を形成する第2流路形成部材と、
前記熱交換部の他端側と前記ケーシングの前記排ガス出口の間に配置され、前記排ガス導入部から導入された排ガスが流通する排ガス流通部を形成する第3流路形成部材と、を備え、
前記熱交換部の前記壁部材内を流通する排ガスの流通方向で見たときに、前記第2流路形成部材の前記排ガス導入部と、前記第3流路形成部材の前記排ガス流通部は、異なる位置に配置されている、熱交換装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記壁部材は、筒状であり、
前記伝熱管は屈曲部を有し、
前記伝熱管の屈曲部は、筒状の前記壁部材の外側に配置されている、請求項1に記載の熱交換装置。
【請求項3】
前記ケーシングは、円筒形状であり、
前記熱交換部は、四角柱状である、請求項1に記載の熱交換装置。
【請求項4】
前記熱交換部内の排ガス流れ方向の垂直断面において、前記壁部材の内面により形成される前記垂直断面の面積は、前記ケーシングの内面により形成される前記垂直断面の面積の40%以上60%以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載の熱交換装置。
【請求項5】
焼却炉と、
請求項1~3のいずれか1項に記載の熱交換装置と、を備え、
前記焼却炉で発生した排ガスを前記熱交換装置に導入する焼却設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、汚泥等の燃焼システムとして、排ガスの熱を回収して燃焼空気の予熱を利用するシステムが提案されている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-220545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような排ガスボイラシステムの熱交換装置で利用される排ガスは腐食成分を含む。よって、熱交換装置を流通する排ガスが露点以下に低下すると腐食成分が結露し、結露した腐食成分により熱交換装置を構成する部材が腐食するおそれがある。
【0005】
本発明は、腐食成分が含まれる排ガスが熱交換部を通過するときに、熱交換装置を構成する部材表面の結露を抑制できる熱交換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、排ガスが流通する熱交換部と、前記熱交換部を収容するケーシングと、前記ケーシング内に配置され、前記熱交換部と前記ケーシングの隙間の少なくとも一部を塞ぐ複数の流路形成部材と、を備え、前記熱交換部は、伝熱管と、前記熱交換部を流通する排ガスと前記ケーシングの内側を流れる排ガスを隔離する壁部材と、を備え、前記ケーシングは、前記ケーシングの一端側に配置された、排ガスが供給される排ガス入口と、前記熱交換部の前記壁部材と前記ケーシングとにより形成された空間を流通する排ガスが排出される排ガス出口と、を備え、前記複数の流路形成部材は、前記熱交換部の一端側に配置され、前記ケーシングと前記熱交換部の前記壁部材との隙間の全面を塞ぎ、前記排ガス入口から供給された排ガスを前記熱交換部の前記壁部材内に導入する第1流路形成部材と、前記熱交換部の他端側に配置され、前記熱交換部の前記壁部材内を通過した排ガスを前記ケーシングと前記熱交換部の前記壁部材との間に導入する排ガス導入部を形成する第2流路形成部材と、前記熱交換部の他端側と前記ケーシングの前記排ガス出口の間に配置され、前記排ガス導入部から導入された排ガスが流通する排ガス流通部を形成する第3流路形成部材と、を備え、前記熱交換部の前記壁部材内を流通する排ガスの流通方向で見たときに、前記第2流路形成部材の前記排ガス導入部と、前記第3流路形成部材の前記排ガス流通部は、異なる位置に配置されている、熱交換装置に関する。
【0007】
また、前記壁部材は、筒状であり、前記伝熱管は屈曲部を有し、前記伝熱管の屈曲部は、筒状の前記壁部材の外側に配置されていてもよい。
【0008】
また、前記ケーシングは、円筒形状であり、前記熱交換部は、四角柱状であってもよい。
【0009】
また、前記熱交換部内の排ガスの流れ方向の垂直断面において、前記壁部材の内面により形成される前記垂直断面の面積は、前記ケーシングの内面により形成される前記垂直断面の面積の40%以上60%以下であることが好ましい。
【0010】
本発明は、焼却炉と、前記熱交換装置と、を備え、前記焼却炉で発生した排ガスを前記熱交換装置に導入する焼却設備に関する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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