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公開番号2024077974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190244
出願日2022-11-29
発明の名称スクイズボトルおよび二重容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65D 1/02 20060101AFI20240603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】くびれ部の復元性を確保しつつ、残り少ない内容物の吐出時に要する押圧力を抑制する。
【解決手段】胴部の周壁部には、ボトル軸O方向に沿って両側から互いに近付くに従い径方向の内側に向けて延びるとともに、弾性変形可能に形成されたくびれ部が備えられ、くびれ部のうちの最も径方向の内側に位置する最深部は、このスクイズボトル11のうち、肩部および胴部により構成される第1部分におけるボトル軸方向の中央部より下方に位置し、くびれ部のうち、最深部より上方に位置する上くびれ部が、第1部分のボトル軸方向の中央部をボトル軸方向に跨いで設けられ、上くびれ部のボトル軸方向の大きさは、くびれ部のうち、最深部より下方に位置する下くびれ部のボトル軸方向の大きさより大きく、上くびれ部は、ボトル軸方向に沿う縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈する曲面状に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状の口部、筒状の肩部、および有底筒状の胴部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、
前記胴部の周壁部には、ボトル軸方向に沿って両側から互いに近付くに従い径方向の内側に向けて延びるとともに、弾性変形可能に形成されたくびれ部が備えられ、
前記くびれ部のうちの最も径方向の内側に位置する最深部は、このスクイズボトルのうち、前記肩部および前記胴部により構成される第1部分におけるボトル軸方向の中央部より下方に位置し、
前記くびれ部のうち、前記最深部より上方に位置する上くびれ部が、前記第1部分のボトル軸方向の中央部をボトル軸方向に跨いで設けられ、
前記上くびれ部のボトル軸方向の大きさは、前記くびれ部のうち、前記最深部より下方に位置する下くびれ部のボトル軸方向の大きさより大きく、
前記上くびれ部は、ボトル軸方向に沿う縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈する曲面状に形成されている、スクイズボトル。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記下くびれ部は、前記縦断面視で径方向の内側に向けて窪む曲線状を呈する曲面状に形成されている、請求項1に記載のスクイズボトル。
【請求項3】
収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器が、請求項1または2に記載のスクイズボトルに内装され、
前記内容物の減少に伴い、前記スクイズボトルと前記内容器との間に外気を導入する外気導入孔を備えている、二重容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スクイズボトルおよび二重容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、筒状の口部、筒状の肩部、および有底筒状の胴部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、胴部には、ボトル軸方向に沿って両側から互いに近付くに従い径方向の内側に向けて延びるとともに、弾性変形可能に形成されたくびれ部が備えられたスクイズボトルが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6522291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のスクイズボトルでは、内容物が残り少なくなると、内容物の吐出に際し、使用者がくびれ部を径方向の内側に向けて大きく弾性変形(スクイズ変形)させる必要がある。
【0005】
本発明は、スクイズ変形したくびれ部を短時間で復元変形させることが可能な復元性を確保しつつ、残り少ない内容物の吐出時に要する押圧力を抑制することができるスクイズボトルおよび二重容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るスクイズボトルは、筒状の口部、筒状の肩部、および有底筒状の胴部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、前記胴部の周壁部には、ボトル軸方向に沿って両側から互いに近付くに従い径方向の内側に向けて延びるとともに、弾性変形可能に形成されたくびれ部が備えられ、前記くびれ部のうちの最も径方向の内側に位置する最深部は、このスクイズボトルのうち、前記肩部および前記胴部により構成される第1部分におけるボトル軸方向の中央部より下方に位置し、前記くびれ部のうち、前記最深部より上方に位置する上くびれ部が、前記第1部分のボトル軸方向の中央部をボトル軸方向に跨いで設けられ、前記上くびれ部のボトル軸方向の大きさは、前記くびれ部のうち、前記最深部より下方に位置する下くびれ部のボトル軸方向の大きさより大きく、前記上くびれ部は、ボトル軸方向に沿う縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈する曲面状に形成されている。
【0007】
本発明の二重容器は、収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器が、本発明のスクイズボトルに内装され、前記内容物の減少に伴い、前記スクイズボトルと前記内容器との間に外気を導入する外気導入孔を備えている。
【0008】
胴部が備えるくびれ部の最深部が、肩部および胴部により構成される第1部分におけるボトル軸方向の中央部より下方に位置し、くびれ部のうち、最深部より上方に位置する上くびれ部が、第1部分のボトル軸方向の中央部をボトル軸方向に跨いで設けられ、上くびれ部のボトル軸方向の大きさが、くびれ部のうち、最深部より下方に位置する下くびれ部のボトル軸方向の大きさより大きくなっているので、内容物の吐出に際し、使用者が胴部をスクイズ変形するときに、使用者の手指を自然に、上くびれ部に向かわせて、胴部のうちの上くびれ部をスクイズ変形させることができる。この際、上くびれ部のボトル軸方向の大きさが、下くびれ部のボトル軸方向の大きさより大きくなっていることから、くびれ部を広範囲にわたってスクイズ変形させることが可能になり、残り少ない内容物の吐出時に要する押圧力を抑制することができる。
上くびれ部が、ボトル軸方向に沿う縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈する曲面状に形成されているので、スクイズ変形した上くびれ部を復元時に反転変形させること等が可能になり、くびれ部を短時間で復元変形させることができる。
【0009】
前記下くびれ部は、前記縦断面視で径方向の内側に向けて窪む曲線状を呈する曲面状に形成されてもよい。
【0010】
下くびれ部が、前記縦断面視で径方向の内側に向けて窪む曲線状を呈する曲面状に形成されているので、内容物の吐出に際し、使用者が上くびれ部をスクイズ変形するときに、下くびれ部が径方向の内側に向けて大きく弾性変形するのを抑制することが可能になり、スクイズ変形したくびれ部を確実に短時間で復元変形させることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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