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公開番号2024077840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190032
出願日2022-11-29
発明の名称光学系、それを備える撮像装置及び車載システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 13/04 20060101AFI20240603BHJP(光学)
要約【課題】 良好な光学特性を有する広画角な光学系を提供することができる。
【解決手段】 物体側より順に配置された、非球面を含む第1負レンズL11、第2負レンズL12、物体側の面が凹面であるメニスカスレンズである第3負レンズL13、第1正レンズL14、接合レンズAT11を有し、第3負レンズL13と第1正レンズL14との間、又は第1正レンズL14と接合レンズAT11との間に開口絞りが配置され、非球面は、光軸を含む断面において変曲点を有することを特徴とすることを特徴とする光学系。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側より順に配置された、非球面を含む第1負レンズ、第2負レンズ、物体側の面が凹面であるメニスカスレンズである第3負レンズ、第1正レンズ、接合レンズを有し、
前記第3負レンズと前記第1正レンズとの間、又は前記第1正レンズと前記接合レンズとの間に開口絞りが配置され、
前記非球面は、光軸を含む断面において変曲点を有することを特徴とすることを特徴とする光学系。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
軸外光束の一部を遮光する第1絞りを有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第1絞りは、前記開口絞りに隣接して配置されることを特徴とする請求項2に記載の光学系。
【請求項4】
前記開口絞り及び前記第1絞りよりも像側に、軸外光束の一部を遮光する第2絞りが配置されることを特徴とする請求項3に記載の光学系。
【請求項5】
前記第1負レンズは、物体側の面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記第1負レンズは、最も物体側に配置されることを特徴とする請求項5に記載の光学系。
【請求項7】
前記非球面の光軸を含む断面における径方向での位置に対する曲率は、極小値を有することを特徴とする請求項6に記載の光学系。
【請求項8】
前記非球面において、光軸から前記極小値に対応する位置までの規格化距離をEとするとき、
0.50≦E≦0.80
なる条件式を満足することを特徴とする請求項7に記載の光学系。
【請求項9】
前記第1負レンズの焦点距離をf1、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
-17.70<f1/f<-1.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の光学系。
【請求項10】
前記第2負レンズの焦点距離をf2、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
-22.50<f2/f<-0.70
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、非球面を含むレンズを有する光学系に関し、例えば車載システムや監視システム等に用いる撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、非球面レンズを用いた広画角な光学系が開示されている。単一の光学系を用いた撮像装置においては、視野の中心の物体と視野の周辺の物体とを同時に撮像する場合、画角の中心において画角の周辺よりも高解像度であることが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-155976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
撮像装置において画角の中心において画角の周辺よりも高解像度である場合、画角の周辺でのFナンバーが画角の中心よりも小さく(明るく)なる傾向がある。Fナンバーが小さい光学系は、比較的収差が発生しやすい。
【0005】
そこで本発明では、良好な光学特性を有する広画角な光学系を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、物体側より順に配置された、非球面を含む第1負レンズ、第2負レンズ、物体側の面が凹面であるメニスカスレンズである第3負レンズ、第1正レンズ、接合レンズを有する。第3負レンズと第1正レンズとの間、又は第1正レンズと接合レンズとの間に開口絞りが配置される。また、非球面は、光軸を含む断面において変曲点を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、良好な光学特性を有する広画角な光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る光学系の要部概略図である。
実施例1に係る光学系のMTF曲線を示す図である。
実施例2に係る光学系の要部概略図である。
実施例2に係る光学系のMTF曲線を示す図である。
実施例3に係る光学系の要部概略図である。
実施例3に係る光学系のMTF曲線を示す図である。
実施例4に係る光学系の要部概略図である。
実施例4に係る光学系のMTF曲線を示す図である。
実施例5に係る光学系の要部概略図である。
実施例5に係る光学系のMTF曲線を示す図である。
実施例6に係る光学系の要部概略図である。
実施例6に係る光学系のMTF曲線を示す図である。
各実施例における第1レンズの物体側の面の局所的な曲率を示す図である。
実施形態に係る撮像装置の要部概略図である。
実施形態に係る移動装置及びそれが保持する撮像装置の概略図である。
実施形態に係る車載システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面は、便宜的に実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。また、各図面において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明を省略する。
【0010】
本実施形態に係る光学系は、物体側より順に配置された、非球面を含む第1負レンズ、第2負レンズ、物体側の面が凹面であるメニスカスレンズである第3負レンズ、第1正レンズ、接合レンズを有する。また、第3負レンズと第1正レンズとの間、又は第1正レンズと接合レンズとの間に開口絞りが配置される。さらに、非球面は、光軸を含む断面において変曲点を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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