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公開番号2024076337
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2023146647
出願日2023-09-11
発明の名称治具
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B23Q 3/06 20060101AFI20240529BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】治具の体格を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】治具は、複数の棒状のピンを備えるピン束と、ピン束を拘束する拘束機構と、を備え、ピン束を構成する複数のピンによりワークを保持する。複数のピンは、軸方向が平行な状態で束状に配置され、かつ、隣り合うピンとピンが接触可能な状態で配置されてもよい。拘束機構は、ピン束の周囲からピン束の外周面を押圧することによりピン束の隣り合うピンとピンを接触させて複数のピンを拘束してもよい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の棒状のピンを備えるピン束と、
前記ピン束を拘束する拘束機構と、を備え、
前記ピン束を構成する複数の前記ピンによりワークを保持する治具であって、
複数の前記ピンは、軸方向が平行な状態で束状に配置され、かつ、隣り合う前記ピンと前記ピンが接触可能な状態で配置され、
前記拘束機構は、前記ピン束の周囲から前記ピン束の外周面を押圧することにより前記ピン束の隣り合う前記ピンと前記ピンを接触させて複数の前記ピンを拘束する、治具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の治具であって、
前記拘束機構は、前記ピン束の周囲に配置された弾性部材を備え、
前記弾性部材は、前記ピン束の軸方向に沿って圧縮されることにより前記ピン束に向けて弾性変形して前記ピン束の外周面を押圧する、治具。
【請求項3】
請求項1に記載の治具であって、
前記拘束機構は、前記ピン束の周囲に配置された弾性部材を備え、
前記弾性部材は、チューブ状に構成されており、気体注入により膨張することにより前記ピン束に向けて弾性変形して前記ピン束の外周面を押圧する、治具。
【請求項4】
請求項1に記載の治具であって、
前記拘束機構は、前記ピン束の周囲に配置されて前記ピン束の外周面を押圧するクサビを備える、治具。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の治具であって、
前記ピンは、軸方向の一部が六角柱状に構成されている、治具。
【請求項6】
請求項1から4のいずれか一項に記載の治具であって、
前記ピンの先端部は、ワークを吸着可能に構成されている、治具。
【請求項7】
請求項1に記載の治具であって、
前記拘束機構は、前記ピン束の外周面の一部を覆う第1部材と、前記ピン束の外周面の他の一部を覆う第2部材と、を備え、前記第2部材が前記第1部材に接近することにより前記ピン束の外周面を押圧する、治具。
【請求項8】
請求項7に記載の治具であって、
前記第2部材を前記第1部材側に移動させる移動機構を更に備え、
前記移動機構は、前記第2部材に回転可能に取り付けられたローラーを備え、前記ローラーを回転させることにより前記第2部材を前記第1部材側に移動させる、治具。
【請求項9】
請求項8に記載の治具であって、
前記移動機構は、前記ローラーに対して縦方向に移動する縦部材を備え、
前記縦部材は、前記縦方向に対して傾斜する傾斜面であって前記ローラーが接地する前記傾斜面を備え、
前記移動機構は、前記縦部材を前記縦方向に移動させることにより前記傾斜面に接地する前記ローラーを回転させる、治具。
【請求項10】
請求項7に記載の治具であって、
前記第2部材は、前記ピン束の外周面を押圧する曲面状の押圧面を備える、治具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、ワークを保持する治具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の棒状のピンを備える治具が開示されている。特許文献1の治具では、受け治具体と圧着装置により複数のピンを拘束する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-188469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の治具では、複数のピンを拘束するために受け治具体と圧着装置を用いるので治具の体格が大きくなる。そこで本明細書は、治具の体格を抑制することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、治具が、複数の棒状のピンを備えるピン束と、前記ピン束を拘束する拘束機構と、を備え、前記ピン束を構成する複数の前記ピンによりワークを保持する。複数の前記ピンは、軸方向が平行な状態で束状に配置され、かつ、隣り合う前記ピンと前記ピンが接触可能な状態で配置されていてもよい。前記拘束機構は、前記ピン束の周囲から前記ピン束の外周面を押圧することにより前記ピン束の隣り合う前記ピンと前記ピンを接触させて複数の前記ピンを拘束してもよい。
【0006】
この構成によれば、複数のピンを拘束するときに複数のピンが密に集まるので治具の体格を抑制することができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記拘束機構は、前記ピン束の周囲に配置された弾性部材を備えていてもよい。前記弾性部材は、前記ピン束の軸方向に沿って圧縮されることにより前記ピン束に向けて弾性変形して前記ピン束の外周面を押圧してもよい。この構成によれば、弾性部材を圧縮するだけでピン束を拘束することができるので治具の体格を抑制することができる。
【0008】
第3の態様では、上記第1の態様において、前記拘束機構は、前記ピン束の周囲に配置された弾性部材を備えていてもよい。前記弾性部材は、チューブ状に構成されており、気体注入により膨張することにより前記ピン束に向けて弾性変形して前記ピン束の外周面を押圧してもよい。この構成によれば、弾性部材を膨張させるだけでピン束を拘束することができるので治具の体格を抑制することができる。
【0009】
第4の態様では、上記第1の態様において、前記拘束機構は、前記ピン束の周囲に配置されて前記ピン束の外周面を押圧するクサビを備えていてもよい。この構成によれば、クサビによりピン束を拘束することができるので治具の体格を抑制することができる。
【0010】
第5の態様では、上記第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記ピンは、軸方向の一部が六角柱状に構成されていていてもよい。この構成によれば、複数のピンの動きを安定的に規制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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