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公開番号2024075349
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186738
出願日2022-11-22
発明の名称容器
出願人三甲株式会社
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類B65D 1/34 20060101AFI20240527BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】収容物のサイズに対する制約が小さく、かつ容器内での収容物の移動が抑制される容器を提供すること。
【解決手段】本開示技術に係る容器は、底部2と、底部2の縁辺から上方に延びて設けられた側壁部とを有している。本容器では、底部2は、側壁部の上端より低く上方から見て格子状をなすリブ4を有するとともに、リブ4により複数のマス5に区画されており、リブ4に高リブ40と低リブ41とが含まれており、少なくとも一部のマス5が、隣り合う2つの高リブ40と隣り合う2つの低リブ41とに囲まれている片高片低マス50である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
底部と、前記底部の縁辺から上方に延びて設けられた側壁部とを有する容器であって、
前記底部は、
前記側壁部の上端より低く上方から見て格子状をなすリブを有するとともに、
前記リブにより複数のマスに区画されており、
前記リブに、第1の高さの高リブと、前記第1の高さより低い第2の高さの低リブとが含まれており、
前記複数のマスの少なくとも一部のものが、隣り合う2つの前記高リブと隣り合う2つの前記低リブとに囲まれている片高片低マスである容器。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載の容器であって、
隣り合う2つの前記片高片低マスが前記低リブを共有している特定隣接マスが存在する容器。
【請求項3】
請求項2に記載の容器であって、
前記特定隣接マスを構成する前記片高片低マスにおける前記低リブ同士の交点が、前記高リブと同じ高さの高交点である容器。
【請求項4】
請求項3に記載の容器であって、
前記特定隣接マスを構成する前記片高片低マスにおける、前記低リブと前記高リブとの継ぎ目、および前記低リブと前記高交点との継ぎ目に、上端が傾斜している傾斜部が形成されている容器。
【請求項5】
請求項2に記載の容器であって、
前記特定隣接マスを構成する前記片高片低マスにおける前記低リブ同士の交点が、前記低リブと同じ高さの低交点であり、
前記低リブと前記高リブとの継ぎ目に、上端が傾斜している傾斜部が形成されている容器。
【請求項6】
請求項5に記載の容器であって、
2組の前記特定隣接マスが前記低リブを共有して隣り合い十字状の十字低リブを構成している箇所が存在する容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示技術は、容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、底板の上面に縦横に交差する仕切り片が突設された仕切り付き運搬用容器が記載されている。同文献の容器では、仕切り片の高さが、縦横の交差部分で低く、交差部分と交差部分との間の中間部分で高くされている。これにより、仕切り片の上端が波形を呈するようにされている。この容器は、仕切り片による各区画に1個ずつ、区画に合ったサイズの収容物を収容するのに適している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-292481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記した従来の容器では、収容する収容物の大きさが、仕切り片の区画サイズにより限定されてしまうという問題点があった。仕切り片の中間部分における高さが高いので、区画を跨ぐ大きな収容物を収容すると、収容物に仕切り片が食い込むことがあるためである。このため、当該容器の区画サイズに合った特定の物品以外の収容物には使いにくかった。
【0005】
本開示技術の課題とするところは、収容物のサイズに対する制約が小さく、かつ容器内での収容物の移動が抑制される容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示技術の一態様における容器は、底部と、底部の縁辺から上方に延びて設けられた側壁部とを有するものであって、底部は、側壁部の上端より低く上方から見て格子状をなすリブを有するとともに、リブにより複数のマスに区画されており、リブに、第1の高さの高リブと、第1の高さより低い第2の高さの低リブとが含まれており、複数のマスの少なくとも一部のものが、隣り合う2つの高リブと隣り合う2つの低リブとに囲まれている片高片低マスであるものである。
【0007】
上記態様における容器では、高リブが、底部の上方であって側壁部に囲まれている収納スペースを仕切るほどではないが、容器に収容された収容物の底部上での移動を抑制する。また、リブにより区画されたマスには、片高片低マスに該当するものが含まれている。これにより、収容物のサイズに対する制約が小さく、かつ容器内での収容物の移動が抑制される容器となっている。
【0008】
上記態様の容器ではさらに、隣り合う2つの片高片低マスが低リブを共有している特定隣接マスが存在することが望ましい。このようになっていると、高リブのない低い領域が1マスの範囲を超えて広がることになる。このため、収容物に対する高リブの食い込み箇所はさほど多くない。
【0009】
特定隣接マスが存在する態様の容器ではさらに、特定隣接マスを構成する片高片低マスにおける低リブ同士の交点が、高リブと同じ高さの高交点である箇所が存在することが望ましい。このようになっていると、多数の高リブが高交点を介してジグザグ状に一方向に繋がった配置となる。高リブのない低い領域も一方向に繋がった配置となる。これにより収容物の底部上での移動が効果的に抑制される。
【0010】
特定隣接マスに高交点がある態様の容器ではさらに、特定隣接マスを構成する片高片低マスにおける、低リブと高リブとの継ぎ目、および低リブと高交点との継ぎ目に、上端が傾斜している傾斜部が形成されていることが望ましい。このようになっていると、高リブの食い込みによる収容物への攻撃性が緩和される。
(【0011】以降は省略されています)

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