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公開番号2024079851
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2024064472,2020140560
出願日2024-04-12,2020-08-24
発明の名称容器
出願人三甲株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 6/18 20060101AFI20240604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】先に起こされる第1側壁が向かい合う方向で上側の容器がガタついたときに、組立係合部が破損しにくい容器の開発が求められる。
【解決手段】本開示の容器10によれば、先に起こされる第1側壁12が対向する方向(第1水平方向H1)でのガタつきによる荷重を受ける第1段積係合突部40Lが、後に起こされる第2側壁13における第2側壁用部材40に一体形成されているので、第1側壁12が無理に倒されるような負荷を受けにくくなり、各係合突部35,36及び各係合溝部54A~54Cが破損しにくくなる。
【選択図】図23
特許請求の範囲【請求項1】
第1水平方向で対向する1対の第1側壁と、第2水平方向で対向する1対の第2側壁とが、底壁の側方に倒れた展開状態と、前記1対の第1側壁と前記1対の第2側壁とが起立した組立状態と、に変形可能な容器であって、
前記1対の第1側壁及び前記1対の第2側壁は、樹脂製シート材にて前記底壁と一体に形成されて四方に張り出す複数の側壁基部と、それら各側壁基部にそれぞれ固定される複数の補強部材とからなり、
前記第1側壁における前記側壁基部と前記補強部材との固定、及び、前記第2側壁における前記側壁基部と前記補強部材との固定は、それぞれ帯状取付部材により固定されていて、
前記側壁基部及び前記補強部材には、互いに重なる位置に複数の貫通孔からなる貫通孔群がそれぞれ形成され、
前記帯状取付部材は、互いに重なる前記側壁基部及び前記補強部材の前記複数の貫通孔に嵌合する複数の嵌合突部を備える容器。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記展開状態では、全ての前記帯状取付部材の長手方向が同じ方向になる請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記複数の補強部材には、互いに係合して容器を前記組立状態に保持する複数の組立係合部が備えられ、
前記1対の第2側壁の前記補強部材は、前記第2側壁の側縁部に配される側縁補強部と、前記側縁補強部の側縁から前記第1側壁に向けて突出し、前記組立係合部を有する嵌合突壁部を備え、
前記1対の第2側壁の前記側壁基部の上端は、容器の上端寄り位置に配され、かつ、下面開放の溝形の上端補強部材を取り付けられ、
前記複数の組立係合部は、前記第1側壁の側縁に配されて前記第2側壁に向けて突出した第1及び第2の係合突部と、前記第2側壁の前記補強部材のうち前記嵌合突壁部に設けられて前記第1及び前記第2の係合突部を受容する係合溝部と、を備え、
前記側縁補強部は、前記上端補強部材の端部を受容し、
前記第1の係合突部は、前記上端補強部材に当接又は近接する請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記第1側壁に配される前記帯状取付部材と、前記第2側壁に配される前記帯状取付部材と、は同じ形状である請求項1から3の何れか1の請求項に記載の容器。
【請求項5】
1つの前記補強部材に対して複数の前記帯状取付部材を取り付け可能になっている請求項1から4の何れか1の請求項に記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、1対の第1側壁と、1対の第2側壁とが、底壁の側方に倒れた展開状態と、1対の第1側壁と1対の第2側壁とが起立した組立状態と、に変形可能な容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の展開式の容器として、1対の第1側壁及び1対の第2側壁が、シート材にて底壁と一体に形成された側壁基部と、各側壁基部にそれぞれ固定される補強部材とからなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平3-17034号公報(図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の展開式の容器においては、側壁基部への補強部材の固定の作業効率が向上する容器の開発が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、第1水平方向で対向する1対の第1側壁と、第2水平方向で対向する1対の第2側壁とが、底壁の側方に倒れた展開状態と、前記1対の第1側壁と前記1対の第2側壁とが起立した組立状態と、に変形可能な容器であって、前記1対の第1側壁及び前記1対の第2側壁は、樹脂製シート材にて前記底壁と一体に形成されて四方に張り出す複数の側壁基部と、それら各側壁基部にそれぞれ固定される複数の補強部材とからなり、前記第1側壁における前記側壁基部と前記補強部材との固定、及び、前記第2側壁における前記側壁基部と前記補強部材との固定は、それぞれ帯状取付部材により固定されていて、前記側壁基部及び前記補強部材には、互いに重なる位置に複数の貫通孔からなる貫通孔群がそれぞれ形成され、前記帯状取付部材は、互いに重なる前記側壁基部及び前記補強部材の前記複数の貫通孔に嵌合する複数の嵌合突部を備える容器である。
【0006】
請求項2の発明は、前記展開状態では、全ての前記帯状取付部材の長手方向が同じ方向になる請求項1に記載の容器である。
【0007】
請求項3の発明は、前記複数の補強部材には、互いに係合して容器を前記組立状態に保持する複数の組立係合部が備えられ、前記1対の第2側壁の前記補強部材は、前記第2側壁の側縁部に配される側縁補強部と、前記側縁補強部の側縁から前記第1側壁に向けて突出し、前記組立係合部を有する嵌合突壁部を備え、前記1対の第2側壁の前記側壁基部の上端は、容器の上端寄り位置に配され、かつ、下面開放の溝形の上端補強部材を取り付けられ、前記複数の組立係合部は、前記第1側壁の側縁に配されて前記第2側壁に向けて突出した第1及び第2の係合突部と、前記第2側壁の前記補強部材のうち前記嵌合突壁部に設けられて前記第1及び前記第2の係合突部を受容する係合溝部と、を備え、 前記側縁補強部は、前記上端補強部材の端部を受容し、前記第1の係合突部は、前記上端補強部材に当接又は近接する請求項1又は2に記載の容器である。
【0008】
請求項4の発明は、前記第1側壁に配される前記帯状取付部材と、前記第2側壁に配される前記帯状取付部材と、は同じ形状である請求項1から3の何れか1の請求項に記載の容器である。
【0009】
請求項5の発明は、1つの前記補強部材に対して複数の前記帯状取付部材を取り付け可能になっている請求項1から4の何れか1の請求項に記載の容器である。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の容器によれば、側壁基部への補強部材の固定の作業効率が向上される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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