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公開番号2024075058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186204
出願日2022-11-22
発明の名称食習慣分類システム
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類G16H 20/60 20180101AFI20240527BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】本発明は、ユーザの食習慣を適切に分類する食習慣分類システムに関する。
【解決手段】本発明の一形態に係る食習慣分類システムは、各分析対象ユーザの食習慣情報と生体指標に関するデータを複数の分析対象ユーザ分取得するデータ取得部と、データに対して因子分析を実行し、因子別に複数の食習慣分類を生成する食習慣分類生成部と、複数の食習慣分類間で生体指標に対する寄与率が大きい順に優先順位を決定する順位決定部と、提供対象ユーザ毎の食習慣情報に基づいて提供対象ユーザ毎の食習慣が各食習慣分類に該当するか否かを判定する食習慣分類判定部と、提供対象ユーザの食習慣が1つの食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣をその食習慣分類に分類し、提供対象ユーザの食習慣が複数の食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を優先順位が最も高い食習慣分類に分類する食習慣分類決定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
提供対象ユーザの食習慣を体脂肪蓄積又は生活習慣病罹患の原因別に分類する食習慣分類システムであって、
各分析対象ユーザの食習慣に関する情報である食習慣情報と生体指標に関するデータを複数の分析対象ユーザ分取得するデータ取得部と、
前記データに対して因子分析を実行し、前記食習慣情報の前記生体指標に対する因子別に複数の食習慣分類を生成する食習慣分類生成部と、
前記複数の食習慣分類間で前記生体指標に対する寄与率が大きい順に優先順位を決定する順位決定部と、
提供対象ユーザ毎の前記食習慣情報に基づいて提供対象ユーザ毎の食習慣が前記複数の食習慣分類の各食習慣分類に該当するか否かを判定する食習慣分類判定部と、
提供対象ユーザの食習慣が前記複数の食習慣分類のうち1つの食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記1つの食習慣分類に分類し、提供対象ユーザの食習慣が複数の食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記優先順位が最も高い食習慣分類に分類する食習慣分類決定部と、
を備える食習慣分類システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記食習慣情報は、食習慣に関する複数の質問項目への回答であり、
前記食習慣分類生成部は、前記複数の質問項目に含まれる各質問項目の因子負荷量を算出し、前記因子負荷量に応じて前記各質問項目を因子毎に選別し、選別結果に基づいて前記複数の食習慣分類を生成する
請求項1に記載の食習慣分類システム。
【請求項3】
前記食習慣分類生成部は、前記各質問項目を、前記因子負荷量が基準値以上の因子に選別する
請求項2に記載の食習慣分類システム。
【請求項4】
前記食習慣分類判定部は、前記各質問項目に対する回答に基づいて提供対象ユーザの食習慣が前記複数の食習慣分類の各食習慣分類に該当するか否かを判定する
請求項2または3に記載の食習慣分類システム。
【請求項5】
前記食習慣分類決定部は、提供対象ユーザの食習慣が前記複数の食習慣分類のいずれにも該当しない場合、その提供対象ユーザの食習慣分類を、因子別に生成された前記複数の食習慣分類とは別の分類に分類する
請求項1から4のいずれか一項に記載の食習慣分類システム。
【請求項6】
前記食習慣分類生成部は、バリマックス回転を伴う主因子法を用いた因子分析により前記寄与率を算出する
請求項1から5のいずれかに記載の食習慣分類システム。
【請求項7】
提供対象ユーザの食習慣を体脂肪蓄積又は生活習慣病罹患の原因別に分類する食習慣分類プログラムであって、情報処理装置に、
各分析対象ユーザの食習慣に関する情報である食習慣情報と生体指標に関するデータを複数の分析対象ユーザ分取得するステップと、
前記データに対して因子分析を実行し、前記食習慣情報の前記生体指標に対する因子別に複数の食習慣分類を生成するステップと、
前記複数の食習慣分類間で前記生体指標に対する寄与率が大きい順に優先順位を決定するステップと、
提供対象ユーザ毎の前記食習慣情報に基づいて提供対象ユーザ毎の食習慣が前記複数の食習慣分類の各食習慣分類に該当するか否かを判定するステップと、
提供対象ユーザの食習慣が前記複数の食習慣分類のうち1つの食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記1つの食習慣分類に分類し、提供対象ユーザの食習慣が複数の食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記優先順位が最も高い食習慣分類に分類するステップと、
を実行させる食習慣分類プログラム。
【請求項8】
提供対象ユーザの食習慣を体脂肪蓄積又は生活習慣病罹患の原因別に分類する食習慣分類方法であって、
各分析対象ユーザの食習慣に関する情報である食習慣情報と生体指標に関するデータを複数の分析対象ユーザ分取得し、
前記データに対して因子分析を実行し、前記食習慣情報の前記生体指標に対する因子別に複数の食習慣分類を生成し、
前記複数の食習慣分類間で前記生体指標に対する寄与率が大きい順に優先順位を決定し、
提供対象ユーザ毎の前記食習慣情報に基づいて提供対象ユーザ毎の食習慣が前記複数の食習慣分類の各食習慣分類に該当するか否かを判定し、
提供対象ユーザの食習慣が前記複数の食習慣分類のうち1つの食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記1つの食習慣分類に分類し、提供対象ユーザの食習慣が複数の食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記優先順位が最も高い食習慣分類に分類する
食習慣分類方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの食習慣を分類する食習慣分類システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザの食事内容や活動内容を評価し、評価結果に応じて体脂肪低減又は生活習慣病予防のためのアドバイスを生成する技術が開発されている。例えば特許文献1には、ユーザの体重の増加率や歩数、食事摂取量等の生活習慣情報と天候や気温等の環境情報に基づいて生活習慣の改善を提案するメッセージを生成する生活習慣改善提案装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-160569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の発明では生活習慣情報と環境情報が所定の条件を満たす場合、その条件に応じた既定のメッセージをユーザに提示するものである。ここで、ユーザによって体脂肪蓄積原因や生活習慣病罹患原因は相違するため、ユーザ間で共通の条件に応じてアドバイスを提示しても体脂肪低減又は生活習慣病予防のための効果的なアドバイスとならない場合がある。一方、ユーザの食習慣を適切に分類することができれば、その分類を利用してユーザ毎に効果的なアドバイスを提供することが可能となる。
【0005】
本発明は、ユーザの食習慣を適切に分類する食習慣分類システムに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係る食習慣分類システムは提供対象ユーザの食習慣を体脂肪蓄積又は生活習慣病罹患の原因別に分類する食習慣分類システムであって、
各分析対象ユーザの食習慣に関する情報である食習慣情報と生体指標 に関するデータを複数の分析対象ユーザ分取得するデータ取得部と、
前記データに対して因子分析を実行し、前記食習慣情報の前記生体指標に対する因子別に複数の食習慣分類を生成する食習慣分類生成部と、
前記複数の食習慣分類間で前記生体指標に対する寄与率が大きい順に優先順位を決定する順位決定部と、
提供対象ユーザ毎の前記食習慣情報に基づいて提供対象ユーザ毎の食習慣が前記複数の食習慣分類の各食習慣分類に該当するか否かを判定する食習慣分類判定部と、
提供対象ユーザの食習慣が前記複数の食習慣分類のうち1つの食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記1つの食習慣分類に分類し、提供対象ユーザの食習慣が複数の食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記優先順位が最も高い食習慣分類に分類する食習慣分類決定部と、を備える。
【0007】
本発明の一形態に係る食習慣分類プログラムは、提供対象ユーザの食習慣を体脂肪蓄積又は生活習慣病罹患の原因別に分類する食習慣分類プログラムであって、情報処理装置に、
各分析対象ユーザの食習慣に関する情報である食習慣情報と生体指標に関するデータを複数の分析対象ユーザ分取得するステップと、
前記データに対して因子分析を実行し、前記食習慣情報の前記生体指標に対する因子別に複数の食習慣分類を生成するステップと、
前記複数の食習慣分類間で前記生体指標に対する寄与率が大きい順に優先順位を決定するステップと、
提供対象ユーザ毎の前記食習慣情報に基づいて提供対象ユーザ毎の食習慣が前記複数の食習慣分類の各食習慣分類に該当するか否かを判定するステップと、
提供対象ユーザの食習慣が前記複数の食習慣分類のうち1つの食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記1つの食習慣分類に分類し、提供対象ユーザの食習慣が複数の食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記優先順位が最も高い食習慣分類に分類するステップと、を実行させる。
【0008】
本発明の一形態に係る食習慣分類方法は、提供対象ユーザの食習慣を体脂肪蓄積又は生活習慣病罹患の原因別に分類する食習慣分類方法であって、
各分析対象ユーザの食習慣に関する情報である食習慣情報と生体指標に関するデータを複数の分析対象ユーザ分取得し、
前記データに対して因子分析を実行し、前記食習慣情報の前記生体指標に対する因子別に複数の食習慣分類を生成し、
前記複数の食習慣分類間で前記生体指標に対する寄与率が大きい順に優先順位を決定し、
提供対象ユーザ毎の前記食習慣情報に基づいて提供対象ユーザ毎の食習慣が前記複数の食習慣分類の各食習慣分類に該当するか否かを判定し、
提供対象ユーザの食習慣が前記複数の食習慣分類のうち1つの食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記1つの食習慣分類に分類し、提供対象ユーザの食習慣が複数の食習慣分類に該当する場合、その提供対象ユーザの食習慣を前記優先順位が最も高い食習慣分類に分類する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザの食習慣を適切に分類することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態に係るアドバイス提供システムの構成を示すブロック図である。
上記アドバイス提供システムが備えるアドバイス提供装置からユーザに提示される質問項目の提示画面の例である。
上記アドバイス提供装置からユーザに提示される食習慣分類結果の提示画面の例である。
上記アドバイス提供装置からユーザに提示されるアドバイスの例である。
上記アドバイス提供装置からユーザに提示される提示情報の例である。
上記アドバイス提供装置の動作を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態に係るアドバイス提供システムの構成を示すブロック図である。
上記アドバイス提供システムが備えるアドバイス提供装置による食習慣の分類方法を示す模式図である。
上記アドバイス提供装置からユーザに提示されるアドバイスの例である。
上記アドバイス提供装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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