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公開番号2024072800
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-28
出願番号2023191806
出願日2023-11-09
発明の名称繊維処理剤
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人アルガ特許事務所
主分類A61K 8/46 20060101AFI20240521BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】頭飾製品用繊維の形状、強度、ハリ・コシ、柔軟性、色、ツヤ等の特性を改質し、又は整髪することができる頭飾製品用繊維処理剤の提供。
【解決手段】毛髪処理用成分を含有する頭飾製品用繊維処理剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
毛髪処理用成分を含有する頭飾製品用繊維処理剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維処理剤に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
かつら、エクステンション等の頭飾製品には、人毛、獣毛等の天然の動植物から採取した繊維;コラーゲン、絹等に由来する蛋白質を原料として人工的に製造された再生蛋白質繊維;合成繊維などが用いられている。
【0003】
しかし、これら頭飾製品用繊維に対し、その形状、強度、ハリ・コシ、柔軟性、ツヤ等の特性を改質し、又は整髪するために使用される処理剤は、従来知られていなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって本発明は、頭飾製品用繊維の形状、強度、ハリ・コシ、柔軟性、色、ツヤ等の特性を改質し、又は整髪することができる頭飾製品用繊維処理剤に関する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、毛髪処理用成分を含有する頭飾製品用繊維処理剤を提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の頭飾製品用繊維処理剤は、頭飾製品用繊維の形状、強度、ハリ・コシ、柔軟性、色、ツヤ等の特性を改質し、又は整髪することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
〔定義〕
本明細書において、「頭飾製品」とは、例えば、ヘアーウィッグ、かつら、ウィービング、ヘアーエクステンション、ブレードヘアー、ヘアーアクセサリー、ドールヘアー等を意味する。
本明細書において、「頭飾製品用繊維」とは、前記頭飾製品に用いられる繊維を意味する。
【0008】
〔頭飾製品用繊維〕
本発明の処理剤の適用対象は、頭飾製品用繊維である。頭飾製品用繊維としては、天然由来繊維、合成繊維のいずれでもよいが、天然由来繊維が好ましい。天然由来繊維とは、天然の動植物から採取した繊維(人毛を除く)、又は蛋白質、多糖類等を原料として人工的に製造された繊維をいう。これらのうち、獣毛、又はケラチン、コラーゲン、カゼインのほか、大豆、落花生、トウモロコシ、絹等に由来する蛋白質などの蛋白質若しくは多糖類等を原料として人工的に製造された繊維が好ましく、ケラチン、コラーゲン、カゼイン、大豆蛋白質、落花生蛋白質、トウモロコシ蛋白質、絹蛋白質(例えば絹フィブロイン)等を原料とする再生蛋白質繊維がより好ましく、コラーゲンを原料とする再生コラーゲン繊維、絹フィブロインを原料とする再生絹繊維等の再生蛋白質繊維がより好ましく、再生コラーゲン繊維が更に好ましい。
再生コラーゲン繊維は、公知の技術で製造することができる。再生コラーゲン繊維の組成はコラーゲン100%である必要はなく、品質改良のための天然ポリマー、合成ポリマー、添加剤等が含まれていてもよい。更には、再生コラーゲン繊維は後加工又は後処理されたものであってもよい。再生コラーゲン繊維の形態としてはフィラメントが好ましい。フィラメントは一般にボビン巻きしたものや箱詰めした状態から取り出される。また、再生コラーゲン繊維の製造工程で乾燥工程から出てきたフィラメントを直接利用することもできる。
【0009】
合成繊維としては、合成樹脂を主成分として含む繊維が挙げられる。合成繊維の製造容易性の観点、及び、頭髪に近い風合いを得る観点から、該合成樹脂は、好ましくは熱可塑性樹脂であり、より好ましくはポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、及びモダアクリル樹脂(アクリロニトリルと塩化ビニルの共重合体)からなる群から選ばれる1種以上である。ここでいう「主成分」とは、合成繊維中の含有量が、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、更に好ましくは70質量%以上、より更に好ましくは80質量%以上、より更に好ましくは90質量%以上であって、100質量%以下の成分を意味する。
合成繊維は、上記合成樹脂以外に、本発明の効果を阻害しない範囲で、更に難燃剤、難燃助剤、光又は熱安定剤、蛍光剤、酸化防止剤、静電防止剤、紫外線吸収剤等の各種成分を含有することができる。
【0010】
〔毛髪処理用成分〕
毛髪処理用成分としては、通常の毛髪化粧料に用いられる成分の全てが挙げられる。以下、頭飾製品用繊維に適用後、洗い流して使用する処理剤(インバス処理剤)、頭飾製品用繊維に適用後、洗い流さないで使用される処理剤(アウトバス処理剤)、及び頭飾製品用繊維に適用して色を変化させる処理剤(カラーリング剤)に分けて、これらに使用される成分について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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