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公開番号2024068776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179354
出願日2022-11-09
発明の名称温熱具
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類A61F 7/03 20060101AFI20240514BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】温熱効果による顎下のマッサージ効果を得ることが可能な温熱具に関する。
【解決手段】着用者の少なくとも頬及び顎下を覆うことが可能な上下方向及び横方向の長さを有するマスク本体と、前記マスク本体に設けられた発熱体と、前記マスク本体の横方向の両側部にそれぞれ設けられ、前記マスク本体により前記着用者の少なくとも前記頬及び前記顎下が覆われるように該マスク本体を前記着用者の顔前に保持させる耳掛け部とを備え、前記マスク本体は、前記着用者の前記頬を覆う頬被覆領域と、前記着用者の前記顎下を覆う顎下被覆領域とを含み、前記発熱体は、少なくとも前記顎下被覆領域に存在している。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
着用者の少なくとも頬及び顎下を覆うことが可能な上下方向及び横方向の長さを有するマスク本体と、
前記マスク本体に設けられた発熱体と、
前記マスク本体の前記横方向の両側部にそれぞれ設けられ、前記マスク本体により前記着用者の少なくとも前記頬及び前記顎下が覆われるように該マスク本体を前記着用者の顔前に保持させる耳掛け部と
を備え、
前記マスク本体は、前記着用者の前記頬を覆う頬被覆領域と、前記着用者の前記顎下を覆う顎下被覆領域とを含み、
前記発熱体は、少なくとも前記顎下被覆領域に存在している
温熱具。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記マスク本体の伸縮率は、80%以下に構成されており、
前記耳掛け部の伸縮率に対する前記マスク本体の伸縮率の比は、50%以下構成されている
請求項1に記載の温熱具。
【請求項3】
前記マスク本体は、前記着用者の鼻及び口元に対応する領域に呼吸孔を有し、
前記呼吸孔は、前記上下方向の開口長さが前記横方向の開口幅よりも長く構成されている
請求項1又は2に記載の温熱具。
【請求項4】
前記呼吸孔は、前記上下方向の前記開口長さが前記横方向の前記開口幅の1.0倍以上15.0倍以下に構成されている
請求項3に記載の温熱具。
【請求項5】
前記耳掛け部は、上部耳掛け部と、該上部耳掛け部よりも前記顎下側に配置された下部耳掛け部とを備える
請求項1又は2に記載の温熱具。
【請求項6】
前記マスク本体は、該マスク本体の半周面を形成する第1パネル部と、残りの半周面を形成する第2パネル部とを備え、
前記第1パネル部及び前記第2パネル部には、それぞれ前記発熱体が設けられている
請求項1又は2に記載の温熱具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、温熱具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、肌トラブルの解消等の美容の目的やリラックス効果を得る目的で、顔全体を覆うフェイスマスクが種々提案されている。例えば特許文献1及び2には、顔全面を覆うに足る大きさの接顔部を有するマスク本体と、該マスク本体の横方向の左右側部の位置に、該マスク本体の上下方向に沿って2個ずつ取り付けられた耳掛け部とを備え、マスク本体の接顔部に発熱機能を持たせたフェイスマスクが開示されている。特許文献1及び2のフェイスマスクによれば、接顔部の発熱機能によって着用者の顔を温め、血流促進等の効果を得ることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-97426号公報
特開2010-259654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、美容の目的やリラックス効果を得る目的で、顔の浮腫の解消や首筋のコリをほぐすための顎下のマッサージも行われている。しかしながら、特許文献1及び2のフェイスマスクは、温熱効果により着用者の顎下の血流やリンパの流れを促進することを意図した構造とはなっていない。このため、特許文献1及び2のフェイスマスクには、顎下のマッサージ効果を付与するという観点において、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、温熱効果による顎下のマッサージ効果を得ることが可能な温熱具に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、着用者の少なくとも頬及び顎下を覆うことが可能な上下方向及び横方向の長さを有するマスク本体と、前記マスク本体に設けられた発熱体と、前記マスク本体の横方向の両側部にそれぞれ設けられ、前記マスク本体により前記着用者の少なくとも前記頬及び前記顎下が覆われるように該マスク本体を前記着用者の顔前に保持させる耳掛け部とを備え、前記マスク本体は、前記着用者の前記頬を覆う頬被覆領域と、前記着用者の前記顎下を覆う顎下被覆領域とを含み、前記発熱体は、少なくとも前記顎下被覆領域に存在している温熱具に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る温熱具によれば、温熱効果による顎下のマッサージ効果を得ることが可能なとなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る温熱具を示す図である。
本実施形態に係る温熱具の折り畳み状態を示す図である。
本実施形態に係る温熱具の開放側端部を拡開させた状態を示す図である。
本実施形態に係る温熱具を容積測定用人頭モデルに装着させた状態を示す側面図である。
本実施形態に係る温熱具の折り畳み状態を示す図である。
本実施形態に係る温熱具の折り畳み状態を示す図である。
耳掛け部を折り込んだ状態を示す図である。
発熱体の断面を概略的に示す図である。
水蒸気発生量を測定する装置を示す模式図である。
発熱体の位置関係を示す図である。
着用者に対する温熱具の装着過程を示す図である。
着用者に対して温熱具を装着させた状態を示す図である。
第1変形例に係る温熱具を示す図である。
第2変形例に係る温熱具を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
【0010】
[温熱具の全体構成]
本実施形態に係る温熱具1は、着用者の少なくとも頬及び顎下を覆うことが可能なフェイスマスクタイプの温熱具であり、図1に示すように、着用者の少なくとも頬及び顎下を覆うことが可能な上下方向及び横方向の長さを有するマスク本体2と、マスク本体2に設けられた発熱体20と、マスク本体2の横方向の両側部にそれぞれ設けられ、マスク本体2により着用者の少なくとも頬及び顎下が覆われるように該マスク本体2を着用者の顔前に保持させる耳掛け部30とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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