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公開番号2024063392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171297
出願日2022-10-26
発明の名称油性組成物
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人大谷特許事務所
主分類A61K 8/81 20060101AFI20240502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】低せん断速度下では粘度が高く、高せん断速度下では粘度が低くなるというシェアシニング性を有するとともに、せん断応力をかけた後の弾性率の回復性が高い油性組成物を提供する。
【解決手段】下記成分(A)~(C)を含有する、油性組成物。
成分(A):アルキル基の炭素数が10以上30以下である(メタ)アクリル酸アルキル由来の構成単位を含むノニオン性水不溶性ポリマー
成分(B):ヒドロキシ基を有する炭素数10以上30以下の脂肪酸、炭素数10以上30以下のアルコール、及び炭素数10以上30以下のカルボン酸のアミドからなる群から選ばれる1種以上の油性成分
成分(C):成分(B)以外の油性成分
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記成分(A)~(C)を含有する、油性組成物。
成分(A):アルキル基の炭素数が10以上30以下である(メタ)アクリル酸アルキル由来の構成単位を含むノニオン性水不溶性ポリマー
成分(B):ヒドロキシ基を有する炭素数10以上30以下の脂肪酸、炭素数10以上30以下のアルコール、及び炭素数10以上30以下のカルボン酸のアミドからなる群から選ばれる1種以上の油性成分
成分(C):成分(B)以外の油性成分
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記成分(A)の融点が30℃以上である、請求項1に記載の油性組成物。
【請求項3】
前記成分(A)中の前記(メタ)アクリル酸アルキル由来の構成単位の含有量が10質量%以上である、請求項1又は2に記載の油性組成物。
【請求項4】
前記成分(A)における前記(メタ)アクリル酸アルキルがアクリル酸ステアリル及びアクリル酸ベヘニルからなる群から選ばれる1種以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載の油性組成物。
【請求項5】
前記油性組成物中の前記成分(A)の含有量が1質量%以上である、請求項1~4のいずれか1項に記載の油性組成物。
【請求項6】
前記成分(B)がヒドロキシステアリン酸、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、及びオレイン酸アミドからなる群から選ばれる1種以上である、請求項1~5のいずれか1項に記載の油性組成物。
【請求項7】
前記成分(C)が炭化水素油、エステル油、エーテル油、シリコーン油、高級脂肪酸、フッ素系油、及びロウ類からなる群から選ばれる1種以上である、請求項1~6のいずれか1項に記載の油性組成物。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の油性組成物と、水とを含有する乳化組成物。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか1項に記載の油性組成物、又は請求項8に記載の乳化組成物を含有する化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、油性組成物に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
油性成分を主体とする組成物は、口紅、リップクリーム、その他皮膚用化粧料等の、各種外用剤組成物として用いられている。中でも固体の外用剤組成物は、固形製剤としての形状を保持するのに十分な硬さを有しながら、対象物に均一に塗り広げやすく、対象物への塗布後には落ちにくく、効果の持続性に優れることが求められる。
【0003】
外用剤組成物に上記特性を付与するには、組成物のレオロジー制御が重要になる。一般に、組成物のレオロジー制御剤として増粘剤等を用いることは知られている。
増粘剤を配合したゲル製剤の例として、例えば特許文献1には、C1-4アルコール、有効量のポリアクリレート増粘剤、及び所定のポリマーエステルである詰り防止添加剤を含む水性アルコールゲル組成物により、ディスペンサーノズルの詰まり発生が低減できることが開示されている。
特許文献2には、ヒドロキシクエン酸誘導体及び/又はその塩、並びに前記ヒドロキシクエン酸誘導体および/または前記ヒドロキシクエン酸誘導体の塩の効果促進剤として、油性基剤、増粘・ゲル化剤等を含有する化粧料または皮膚外用剤が、ヒドロキシクエン酸類の単体での性能と比べて、効果、保存安定性等の製剤性能が向上することが開示されている。
特許文献3には、水溶性ポリマーと、水溶性ポリマーに対してイオン的及び/又は静電的に相互作用するカウンターとを含む非水系用増粘剤、並びに、該増粘剤を含む増粘組成物が、非水系溶媒を主とする組成物であっても、透明性が高く、かつ使用性が高いことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2011-517310号公報
特開2014-114291号公報
国際公開第2019/44327号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
固形製剤としての形状を保持するのに十分な硬さを有しながら、対象物に均一に塗り広げやすい外用剤組成物は、低せん断速度下では粘度が高く、すなわち硬さを有し、且つ、高せん断速度下では粘度が低くなるというシェアシニング性を有することが重要である。また、対象物に塗布した後にも落ちにくい外用剤組成物とするには、該組成物を塗布した後、すなわちせん断応力をかけた後に一度弾性率が低下しても回復が早いという特性(弾性率の回復性)が必要である。
しかしながら、上記シェアシニング性と弾性率の回復性とを備えた油性組成物は、特許文献1~3の開示技術では実現できていない。
【0006】
本発明は、低せん断速度下では粘度が高く、高せん断速度下では粘度が低くなるというシェアシニング性を有するとともに、せん断応力をかけた後の弾性率の回復性が高い油性組成物に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、所定のノニオン性水不溶性ポリマー及び所定の油性成分の組み合わせを含む油性組成物が、上記課題を解決できることを見出した。
すなわち本発明は、下記に関する。
[1]下記成分(A)~(C)を含有する、油性組成物。
成分(A):アルキル基の炭素数が10以上30以下である(メタ)アクリル酸アルキル由来の構成単位を含むノニオン性水不溶性ポリマー
成分(B):ヒドロキシ基を有する炭素数10以上30以下の脂肪酸、炭素数10以上30以下のアルコール、及び炭素数10以上30以下のカルボン酸のアミドからなる群から選ばれる1種以上の油性成分
成分(C):成分(B)以外の油性成分
[2]上記[1]に記載の油性組成物と、水とを含有する乳化組成物。
[3]上記[1]に記載の油性組成物、又は上記[2]に記載の乳化組成物を含有する化粧料。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、低せん断速度下では粘度が高く、高せん断速度下では粘度が低くなるというシェアシニング性を有するとともに、せん断応力をかけた後の弾性率の回復性が高い油性組成物を提供できる。該油性組成物は、外用剤として用いると、固形製剤としての形状を保持するのに十分な硬さを有しながら、対象物に均一に塗り広げやすく、対象物への塗布後には落ちにくく、効果の持続性に優れる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[定義]
本明細書において「油性組成物」とは、油性成分を主成分とする組成物であり、油性成分とは、水不溶性の成分を意味する。
本明細書において「水不溶性」とは、25℃の水100gに対する溶解性が0.1g以下であることを意味する。
本明細書において「X及びYを含有する組成物」は、X及びYを配合した組成物も包含するものとする。
本明細書において「(メタ)アクリル」は、アクリル及びメタクリルを包含するものとする。
【0010】
本明細書において「ノニオン性ポリマー」とは、カチオン性基、アニオン性基、両性基等のイオン性基を実質的に含有しないポリマーである。
本明細書においてカチオン性基とは、カチオン基、又は、イオン化されてカチオン基になり得る基であり、具体的には、第一級アミノ基、第二級アミノ基、第三級アミノ基、第四級アンモニウム基が挙げられる。
アニオン性基とはアニオン基、又は、イオン化されてアニオン基になり得る基であり、具体的には、カルボキシ基、スルホン酸基、リン酸基等の酸性基からなる群から選ばれる1種以上が挙げられる。また、アニオン性基の少なくとも一部は中和され、塩の状態になっているものもアニオン性基に含まれる。
また両性基としては、ベタイン構造を含む基が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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