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公開番号2024073973
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022184989
出願日2022-11-18
発明の名称ベルト走行装置、転写装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/16 20060101AFI20240523BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】回動するベルトをガイドする構成とベルトの位置を規制する構成の摩耗による不具合を抑制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数のローラと、複数のローラに掛け回されているベルトと、ベルトの内周面端部に設けられるガイド部と、複数のローラの少なくとも一つのローラの軸方向の端部に設けられ、ガイド部と当接してベルトの軸方向への移動を規制する規制部と、ベルトが一つのローラに対して回動するときに、ガイド部と規制部とが接触を開始する接触開始点の近傍において、当該ベルトを内側方向に押し込むように当該ベルトの外周面に当接する当接部材と、当接部材がベルトを内側方向に押し込む度合いを調整可能にする調整機構と、を備える画像形成装置による。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のローラと、
前記複数のローラに掛け回されているベルトと、
前記ベルトの内周面端部に設けられるガイド部と、
前記複数のローラの少なくとも一つのローラの軸方向の端部に設けられ、前記ガイド部と当接して前記ベルトの前記軸方向への移動を規制する規制部と、
前記ベルトが前記一つのローラに対して回動するときに、前記ガイド部と前記規制部とが接触を開始する接触開始点の近傍において、当該ベルトを内側方向に押し込むように当該ベルトの外周面に当接する当接部材と、
前記当接部材が前記ベルトを内側方向に押し込む度合いを調整可能にする調整機構と、
を備えることを特徴とするベルト走行装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記一つのローラの軸方向外側において前記ベルトの端部の位置を検出するベルト位置センサを備え、
前記調整機構は、前記ベルト位置センサの検出結果から導出される前記ベルトの変動量に基づいて前記押し込む度合いを調整する、
請求項1に記載のベルト走行装置。
【請求項3】
前記当接部材は、前記ベルトの回動方向における、前記接触開始点の下流側であって、かつ前記ベルトが前記一つのローラに巻き付き始める巻き付け開始点の上流側において、当該ベルトの外周面に当接する、
請求項1に記載のベルト走行装置。
【請求項4】
前記当接部材は、回動可能に支持されていて、前記ベルトの回動に従動して回転する、
請求項1に記載のベルト走行装置。
【請求項5】
前記当接部材は、前記規制部における前記一つのローラの軸方向外側の端部と、
前記規制部における前記一つのローラの軸方向内側の端部の、両方に重なる位置に配置され、
当該位置において前記ベルトの外周面に当接する、
請求項1に記載のベルト走行装置。
【請求項6】
請求項1に記載のベルト走行装置を備え、
前記ベルトは、外周面にトナー像を担持可能な中間転写ベルトのトナー像担持面と当接して転写ニップを形成する二次転写ベルトであることを特徴とする転写装置。
【請求項7】
光書込プロセスにより前記トナー像を形成する画像形成部と、
前記トナー像を媒体に転写する請求項6に記載の転写装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルト走行装置、転写装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
いわゆる、電子写真方式を採用する画像形成装置が知られている。当該画像形成装置は、光書込技術を用いて感光体の表面に形成した潜像に顕像剤(トナー)を付着させて形成したトナー像を媒体へと転写する。感光体からトナー像をベルト状の部材(以下単に「ベルト」と表記する。)へと転写し、媒体への転写は別のベルトと形成したニップに媒体を通過させることで行う。すなわち、従来の画像形成装置には、トナー像の媒体への転写においてベルトを所定の方向に走行させるベルト走行装置を備える。また、ベルト走行装置を用いた転写装置を備える。
【0003】
画像形成装置が備えるベルトは、複数のローラに掛け回されていて、当該ローラの回転駆動によって回動する。一般的に、感光体から回動しているベルトへの転写を一次転写とし、回動しているベルトから媒体への転写を二次転写と称する。
【0004】
従来の画像形成装置が備える二次転写装置において、トナー画像を二次転写位置に移動させる中間転写ベルトと、中間転写ベルトから媒体への二次転写を行う二次転写ローラによって回動する二次転写ベルトとのニップにおいて、媒体への二次転写が行われる。この二次転写ベルトに設けられたガイド部が規制部に乗り上がることを防止し、ガイド部と規制部とが擦れて生じる「削れカス」に起因する不具合の発生を抑制する技術が知られている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている技術では、ベルトが回動する際に、ガイド部と規制部とが接触を開始する接触開始点の近傍において、当該ベルトを内側方向に押し込むように当該ベルトの外周面に当接する当接部材を設けている。
【0006】
特許文献1に開示の技術では、ガイド部の乗り上げと、元の位置への戻りの動作以外によって発生する、「ガイド部と規制部の負荷による摩耗」を防ぐ点において課題がある。すなわち、従来技術では、ガイド部と規制部とが擦れて生じる「削れカス」に起因する不具合の発生を抑制すること課題がある。
【0007】
本発明は、回動するベルトをガイドする構成とベルトの位置を規制する構成の摩耗による不具合を抑制する画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、画像形成装置に関し、ベルト走行装置に関し、複数のローラと、前記複数のローラに掛け回されているベルトと、前記ベルトの内周面端部に設けられるガイド部と、前記複数のローラの少なくとも一つのローラの軸方向の端部に設けられ、前記ガイド部と当接して前記ベルトの前記軸方向への移動を規制する規制部と、前記ベルトが前記一つのローラに対して回動するときに、前記ガイド部と前記規制部とが接触を開始する接触開始点の近傍において、当該ベルトを内側方向に押し込むように当該ベルトの外周面に当接する当接部材と、前記当接部材が前記ベルトを内側方向に押し込む度合いを調整可能にする調整機構と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、回動するベルトをガイドする構成とベルトの位置を規制する構成の摩耗による不具合を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る画像形成装置の実施形態を示す全体概要図。
本発明に係る転写装置及びベルト走行装置の実施形態を示す全体概略図。
上記ベルト走行装置が備える押上ローラとガイド部と規制部との配置関係を例示する図。
上記ベルト走行装置が備える押上ローラとガイド部と規制部と当接部材との配置関係を例示する図。
上記ベルト走行装置が備えるガイド部と規制部と当接部材との配置関係を例示する図。
上記ベルト走行装置が備える当接部材の可動位置を例示する図。
上記ベルト走行装置が備えるベルト端部センサの配置を例示する図。
本発明に係る転写装置及びベルト走行装置の実施形態を示す全体概略図。
本発明に係る転写装置及びベルト走行装置の実施形態を示す全体概略図。
本発明に係る画像形成装置の制御構成を示すハードウェア構成図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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