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公開番号
2024078766
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-11
出願番号
2022191305
出願日
2022-11-30
発明の名称
360度撮影装置
出願人
日本放送協会
代理人
個人
,
個人
主分類
G03B
15/00 20210101AFI20240604BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】複数の撮像素子で視差のない複数の映像を撮影し、各撮像素子で撮影した映像を合成して、360度の映像を生成する撮影装置を提供すること。
【解決手段】集光レンズ群1と補正レンズ群1と撮像素子1とで、1組の光学系が形成される。5組の光学系のノーダル点は、いずれも中心と一致している。360度の映像を5つ部分に分けて撮影する。第1の(360/5=)72度以上の部分の映像は、集光レンズ群1で集光され、中心を通過して、補正レンズ群1によりコリメート光に変換され、撮像素子に像を形成する。撮像素子1~5で撮影された映像を画像処理により合成して360度の映像を生成する。5組の光学系のノーダル点は、いずれも中心と一致しているので、5つの撮像素子で撮影した映像間には視差がない。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
正五角柱の頂点部分を一部平坦とし辺にするよう変形した、又は辺の長さの等しい十角柱形をした光学透過する光学素子を中心に配置し、水平視野角が72度以上の映像を取得する集光レンズ群と撮像素子とが一対となって1組の光学レンズ群を形成し、五組の前記光学レンズ群がそれぞれ前記光学素子の同一円周上に放射方向に72度間隔で配置された撮像装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
2N角柱形(Nは、5以上の奇数。)をした光学透過する光学素子を中心に配置し、水平視野角が(360/N)度以上の映像を取得する集光レンズ群と撮像素子とが一対となって1組の光学レンズ群を形成し、N組の光学レンズ群がそれぞれ前記光学素子の同一円周上に放射方向に(360/N)度間隔で配置された撮像装置。
【請求項3】
1つの前記撮像素子が水平視野角(360/N)度以上で映像取得し、N個の前記撮像素子が取得した映像を合成して360度映像を生成する、請求項2に記載の撮影装置。
【請求項4】
前記光学素子を輪切りにした断面は、長辺と短辺とが交互に接続された多角形であり、前記光学素子の前記長辺側には、前記集光レンズ群として、水平視野角(360/N)度以上を持つ広角レンズ、又は水平視野角及び垂直視野角180度以上をもつ魚眼型超広角群のレンズ(以下、群レンズという。)を備え、前記光学素子を通して対向する前記短辺側に前記撮像素子を設置する、請求項2又は3に記載の撮影装置。
【請求項5】
前記群レンズから前記光学素子を通して前記撮像素子を設置する際に、前記群レンズは、前記光学素子の中心に撮影された映像の光学ノーダル点がくるように光学距離が設計された群レンズであり、且つ、N組の前記群レンズ及び前記撮像素子の光学ノーダル点が前記光学素子の中心で一致する、請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記光学素子は、その中が、屈折率n≧1.0の光学透過する材料にて均一に満たされて構成される、請求項1-3に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記光学素子は、屈折率n≧1.0の材料による一定の厚さの光学板を組み合わせて十角形又は2N角形が構成され、前記十角形又は前記2N角形の中は、n=1.0の空気又はn=1.0近傍の気体媒質で満たされる、請求項1-3に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記光学素子をn=1.0の空気とし、前記光学素子の周辺を構成する前記集光レンズ群及び前記撮像素子が、前記光学素子を中心に配置されて構成される、請求項1-3に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記光学素子において、5又はN個のノーダル点が一致し、5又はN個の撮影された映像を視差がなく撮影された水平方向に結合処理する手段を有し、360度映像を実時間で生成する、請求項1-3に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記集光レンズ群と前記撮像素子の形状と光学設計により、5又はN個のノーダル点がそれぞれの前記集光レンズ群と前記撮像素子の組み合わせについて一致するように、前記撮像素子の受光部の前には、前記撮像素子の前で平行に入射し被写体画角が大きくとれるようコリメート型レンズ手段で構成される光学補正手段が備わった、請求項1-3に記載の撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、15Kや30K、45Kなどの高解像度の複数撮像素子で取得した映像を視差なしで高品位に映像結合する、360度全天周撮影装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、360度撮影装置は、いくつか提案されている。
[従来技術1]
非特許文献1-3の360度撮影装置は、複数撮像素子を同一円周上に放射状に並べて配置し、取得された複数の映像を結合する360度撮影装置である。これらは、非特許文献4-5に見られる視野角180度以上の性能もつ広視野角の魚眼レンズを装着する撮像素子を180度対向で背中合わせに配置し撮影した映像を結合して全天周映像を生成する360度撮影装置に比べ、3つ以上の複数撮像素子を使うことにより高解像度化することができる点に特徴がある。
【0003】
従来技術1は、360度映像の生成に各撮像素子で得られた映像を水平方向に結合し360度映像を生成する装置である。この同一円周上に配置した各カメラ間には、視差が存在する。このため、カメラから被写体までの結合距離を予め想定し、360度映像を生成するためにこれら各撮像素子の映像を結合した際に、カメラ(撮影装置)から被写体までの距離が、所望の設定どおりの距離に設定されていればスティッチ面が正常に結合され撮影できる(図13)。しかし、被写体のカメラからの距離が、想定した結合距離より被写体が遠い場合には二重像が発生してしまう問題が生じる(図14)。また、逆に想定した結合距離より被写体が近い場合、すなわち1カメラの撮影範囲と隣のカメラの撮影範囲に入らないほどカメラ群位置に近い被写体については、隠蔽(オクルージョン)が発生してしまい被写体が撮影されなくなる課題が発生する(図15)。
【0004】
[従来技術2]
特許文献1-2には、複数撮影素子を用いて360度撮影する際に撮影装置を小型化する構成の技術が公開されている。
これらの装置では、六角柱型の光学透過する部材(以下、光学部材Aという。)を中心に置き、水平視野角120度以上の広角レンズから入射した映像(光)が光学部材Aを通し対向する場所に撮像素子を置く。これら広角レンズと撮像素子のセットを、120度間隔で水平に3セットがそれぞれ受光するように配置し、これら3セットで水平方向を撮影した映像と、同時に垂直方向から入射し光学部材Aを通して対向する撮像素子で天頂部を撮影した映像とを互いに結合し、360度映像を生成する構成の撮像装置である。
【0005】
従来技術2は、レンズから、光学素子Aを通して、対向する位置に撮像素子を置くことで360度カメラを小型化できるものである。現在多く市場に出回っているアスペクト比横:縦が16:9の高精細テレビジョン撮影用撮像素子や、近い横辺が縦辺より長い撮像素子を用いた場合は、結合後、多く使われる正距円筒投影(エクイレクタングラー、equirectangular projection、ERP)形式のアスペクト比横:縦が2:1となる映像を生成する場合、撮像素子で取得し利用できる範囲が限定される課題があり、解像度を高くすることができない課題も存在する。また、従来技術1と同様に特許文献1-2にはノーダル点の一致や視差をなくす技術については記載がない。
【0006】
[従来技術3]
特許文献3には、1つのカメラをスタンドに固定し、光学主点であるノーダル点を一致させながら回転させ、視差ずれのない水平パノラマ映像を作成することのできるカメラ雲台が公開されている。
【0007】
従来技術3に代表されるように、1台のカメラを放射状に回転させ、視差のない高品質な水平パノラマ映像を製作するためのカメラ雲台の技術が存在する。しかし、1台のカメラを時分割で回転させながら撮影する必要があり、視差なしで且つ、同時刻タイミングで高品質な360度パノラマ映像を一斉に取得し結合する撮像装置の技術は、特許文献3をはじめ周辺技術には見当たらない。
【0008】
[従来技術4]
特許文献4には、複数の撮像システムの非視差ポイント(NPポイント)を一致させることにより、視差のない360度画像を作成するパノラマ撮像システムが開示されている。
しかし、特許文献4では、画像を形成する撮像素子の存在が考慮されておらず、実現可能性が疑わしい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2020-134938号公報
特開2020-137114号公報
特開2009-229578号公報
特表2017-519250号公報
【非特許文献】
【0010】
Insta360 Pro 2、[令和4年9月13日検索]、インターネット<https://www.insta360.com/jp/product/insta360-pro2/>
Insta360 Titan、[令和4年9月13日検索]、インターネット<https://www.insta360.com/jp/product/insta360-titan/>
KANDAO Obsidian Pro、[令和4年9月13日検索]、インターネット<https://www.kandaovr.com/ja/obsidian-s-r/>
KANDAO QOOCAM 8K、[令和4年9月13日検索]、インターネット<https://www.kandaovr.com/ja/qoocam-8k/index.html>
RICOH THETA Z1、[令和4年9月13日検索]、インターネット<https://theta360.com/ja/about/theta/z1.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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