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公開番号2024068840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179447
出願日2022-11-09
発明の名称生産計画ロジック分析方法および生産計画ロジック分析装置
出願人株式会社日立製作所
代理人ポレール弁理士法人
主分類G06Q 10/0631 20230101AFI20240514BHJP(計算;計数)
要約【課題】
現状ロジックの生産性向上の狙いを推測することができる生産計画ロジック分析方法および生産計画ロジック分析装置を提供する。
【解決手段】
生産計画ロジック分析方法であって、生産性向上の狙いが未知の現状ロジック21と生産性向上の狙いが既知のテストロジック22とのそれぞれにおいて、テスト用生産条件データ23を用いて生産計画24を立案する生産計画立案ステップと、現状ロジック21による生産計画24とテストロジック22による生産計画24との類似度を評価することで、現状ロジック21における生産性向上の狙いを推測する評価ステップとを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生産性向上の狙いが未知の現状ロジックと生産性向上の狙いが既知のテストロジックとのそれぞれにおいて、テスト用生産条件データを用いて生産計画を立案する生産計画立案ステップと、
前記現状ロジックによる前記生産計画と前記テストロジックによる前記生産計画との類似度を評価することで、前記現状ロジックにおける前記生産性向上の狙いを推測する評価ステップとを有することを特徴とする生産計画ロジック分析方法。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記生産計画立案ステップは、前記テストロジックとして前記生産性向上の狙いが異なる複数のロジックを用いて前記生産計画を立案し、
前記評価ステップは、前記生産性向上の狙いが異なる前記複数のロジックのそれぞれに対応する前記生産計画と前記現状ロジックによる前記生産計画との類似度を評価することで、前記現状ロジックにおける前記生産性向上の狙いを推測することを特徴とする生産計画ロジック分析方法。
【請求項3】
請求項1において、
前記評価ステップは、前記現状ロジックによる前記生産計画と前記テストロジックによる前記生産計画とにおけるガントチャートの類似度を評価することで、前記現状ロジックにおける前記生産性向上の狙いを推測することを特徴とする生産計画ロジック分析方法。
【請求項4】
請求項1において、
前記生産計画立案ステップは、前記テスト用生産条件データとして前記生産性向上の狙いによって改善しようとする項目に影響を与える条件が異なる複数のデータを用い、前記テストロジックとして前記生産性向上の狙いが含まれるロジックと含まれないロジックとを用いて前記生産計画を立案し、
前記評価ステップは、前記テスト用生産条件データを用いて立案されたそれぞれの前記生産計画において前記生産性向上の狙いによって改善しようとする項目を集計し、前記現状ロジックの集計結果が前記生産性向上の狙いが含まれるロジックと含まれないロジックとのうち何れの集計結果に類似するかを評価することで、前記現状ロジックにおける前記生産性向上の狙いを推測することを特徴とする生産計画ロジック分析方法。
【請求項5】
請求項4において、
前記生産性向上の狙いが段取り回数削減であり、前記改善しようとする項目が段取り回数であり、前記影響を与える条件が段取り発生ペア数であることを特徴とする生産計画ロジック分析方法。
【請求項6】
請求項4において、
前記生産性向上の狙いがタクトバランシングであり、前記改善しようとする項目がメイクスパンであり、前記影響を与える条件がサイクルタイムばらつきであることを特徴とする生産計画ロジック分析方法。
【請求項7】
請求項4において、
前記生産性向上の狙いが納期遵守であり、前記改善しようとする項目が納期遵守率であり、前記影響を与える条件が納期余裕度であることを特徴とする生産計画ロジック分析方法。
【請求項8】
請求項1において、
前記生産計画立案ステップは、前記テスト用生産条件データとして前記生産性向上の狙いによって改善しようとする項目に影響を与える条件が異なる複数のデータを用い、前記テストロジックとして前記生産性向上の狙いが含まれるロジックを用いて前記生産計画を立案し、
前記評価ステップは、前記テスト用生産条件データを用いて立案されたそれぞれの前記生産計画において前記生産性向上の狙いによって改善しようとする項目を集計し、前記現状ロジックの集計結果が前記生産性向上の狙いが含まれるロジックの集計結果に類似するかを評価することで、前記現状ロジックにおける前記生産性向上の狙いを推測することを特徴とする生産計画ロジック分析方法。
【請求項9】
請求項1において、
前記現状ロジックが複数の前記生産性向上の狙いのそれぞれについて考慮しているか否かを推測した結果を表示する結果表示ステップを有し、
前記評価ステップは、前記現状ロジックが複数の前記生産性向上の狙いのそれぞれについて考慮しているか否かを推測することを特徴とする生産計画ロジック分析方法。
【請求項10】
生産性向上の狙いが未知の現状ロジックと生産性向上の狙いが既知のテストロジックとのそれぞれにおいて、テスト用生産条件データを用いて生産計画を立案する生産計画立案部と、
前記現状ロジックによる前記生産計画と前記テストロジックによる前記生産計画との類似度を評価することで、前記現状ロジックにおける前記生産性向上の狙いを推測する評価部とを有することを特徴とする生産計画ロジック分析装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生産計画ロジック分析方法および生産計画ロジック分析装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、製造環境の変化に即応した生産実行が求められており、生産計画を立案するスケジューラの重要性が高まっている。
【0003】
しかしながら、スケジューラを導入しているが、生産計画ロジック(以下、単にロジックと称する場合もある)が十分に設計できておらず、また、ロジックの改善もできないために、実際の運用では生産計画を手修正している生産ラインも多い。
【0004】
スケジューラのロジックの改善に関する技術としては、例えば、特許文献1および特許文献2がある。
【0005】
特許文献1の図1および要約には、課題として、「手作業で立案した生産計画の質を向上させ、利用者が納得する生産計画を、短時間で立案するための生産計画改善装置を提供する。」ことが記載されており、解決方法として、「計画入力手段1を用いて外部機器から初期計画を取込み、初期計画を改善前計画とし、改善前計画の一部分を変更した改善後計画を計画改善手段6を用いて複数算出する。差異表示手段4にて、改善前計画と改善後計画との違いを確認し、装置利用者が納得できる改善後計画があれば、その計画を改めて、改善前計画として指定し、再び計画改善手段6を用いて複数の改善後計画を算出する。納得できる改善後計画が算出されない場合には、制約変更手段7や評価関数変更手段8を用いて、計画改善手段6の改善ロジックを修正する。以上の処理を複数回繰り返し、算出された改善後計画のなかで、最も良い改善後計画を、計画出力手段3を用いて外部機器へ出力する。」ことが記載されている。
【0006】
特許文献2の図1および要約には、「製造工程の特徴に応じたスケジュール方法の特定を支援する技術の提供を目的とする。生産計画立案装置であって、製品の製造に関する製造情報から、製造工程の特徴である特徴情報を抽出する特徴抽出部と、製品の製造のスケジューリング方法を示すロジック情報とスケジューリングに適した特徴情報とを関連付けたロジック特定情報と、製造情報と、を記憶する記憶部と、特徴抽出部が抽出した特徴情報とロジック特定情報において関連付けられた前記ロジック情報であるロジック候補を抽出するロジック抽出部と、ロジック候補からスケジューリングに用いる前記ロジック情報を特定するロジック特定部と、前記ロジック特定部により特定された前記ロジック情報により定まるソフトウェアを用いてスケジューリングを行うスケジューリング部と、を備えることを特徴とする。」ことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2008-262486号公報
国際公開第2017/103996号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
スケジューラのロジックを改善するためには、現在運用されている現状ロジックの生産性向上の狙い、すなわち、現状ロジックがどのような狙いを持って設計されているかを把握することで、より効率的にロジックの改善が可能となる。
【0009】
しかしながら、現状ロジックを設計した設計者以外の第三者がロジックの改善をしようとした場合には、現状ロジックの生産性向上の狙いが不明な状態でロジックの改善を開始しなければならない。
【0010】
ここで、現状ロジックの生産性向上の狙いを分析することに関しては、特許文献1および特許文献2には記載されておらず、分析手法が確立されていない。
(【0011】以降は省略されています)

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