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公開番号2024067351
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177355
出願日2022-11-04
発明の名称システム、方法およびプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G16H 80/00 20180101AFI20240510BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】介護サービス利用者の状態の再評価をサポートする技術を提供する。
【解決手段】システム10は、スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報131を取得する第1取得部101と、センサーから、入居者の状態に関する第2情報132を取得する第2取得部102と、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部104と、第1情報および第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部105とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得する第1取得部と、
センサーから、前記入居者の状態に関する第2情報を取得する第2取得部と、
前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部と、
前記第1情報および前記第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部とを備える、システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第2取得部は、前記第1取得部が前記第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、センサーから前記第2情報を取得し、
前記比較部は、予め定められた間隔で、前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較することを繰り返す、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得する第1取得部と、
センサーから、信号を取得する第2取得部と、
前記信号から、前記入居者の状態に関する第2情報を生成する生成部と、
前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部と、
前記第1情報および前記第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部とを備える、システム。
【請求項4】
前記生成部は、前記第1取得部が前記第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、前記第2情報を生成し、
前記比較部は、前記第1取得部が前記第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較することを繰り返す、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記第1情報および前記第2情報は、前記入居者の基本動作、日常生活動作、または、認知症行動障害尺度に関する動作に関する情報である、請求項1~4のいずれかに記載のシステム。
【請求項6】
前記第1情報および前記第2情報は、前記入居者についての、
寝返り、起き上がり、座位の保持、立ち上がり、立位の保持に関する情報、
食事、椅子およびベッドの移乗、整容、トイレ動作、入浴、平地歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロールに関する情報、
昼寝回数、夜中に起き出す回数、歩き回る回数、同じ動作の繰り返し回数に関する情報のいずれかを含む、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
システムにより実行される方法であって、
スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得するステップと、
センサーから、前記入居者の状態に関する第2情報を取得するステップと、
前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較するステップと、
前記第1情報および前記第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力するステップとを備える、方法。
【請求項8】
システムにより実行される方法であって、
スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得するステップと、
センサーから、信号を取得するステップと、
前記信号から、前記入居者の状態に関する第2情報を生成するステップと、
前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較するステップと、
前記第1情報および前記第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力するステップとを備える、方法。
【請求項9】
請求項7または8に記載の方法をコンピューターに実行させるための、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、入居者の状態に関する情報を記録する技術に関し、より特定的には、入居者の状態の再評価を促す技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
令和3年度から、LIFE(Long-term care Information system For Evidence:科学的介護情報システム)の運用が開始された。これに伴い、介護事業者は、一定の様式に従い、介護サービス利用者の状態、ケアの計画および内容等を厚生労働省に提出することで、フィードバックを得られるようになった。このような背景から、LIFEに情報を登録することを支援するためのシステムが望まれるようになった。
【0003】
LIFEに情報を登録することを支援するためのシステムに関し、例えば、特許第7036484号公報(特許文献1)は、「被介護者の自立支援・重度化防止のアウトカムにつながる、日常生活動作(ADL)維持・改善に対する効果的な介護サービスの計画立案、及び各専門職の連携のための効率的な情報共有を支援する」介護支援プログラム、介護用支援装置及び介護用支援システムを開示している(段落[0029]参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7036484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された技術によると、スタッフが介護サービス利用者の情報を手動で入力する必要がある。そのため、高頻度で介護サービス利用者の情報を更新することは、スタッフにとって大きな負担となる。また、介護サービス利用者による夜中の徘徊回数等を正確にカウントすることは困難である。したがって、スタッフの負担を増やすことなく、介護サービス利用者の状態の再評価をサポートする技術が必要とされている。
【0006】
本開示は、上記のような背景に鑑みてなされたものであって、ある局面における目的は、介護サービス利用者の状態の再評価をサポートする技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ある実施の形態に従うと、システムが提供される。システムは、スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得する第1取得部と、センサーから、入居者の状態に関する第2情報を取得する第2取得部と、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部と、第1情報および第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部とを備える。
【0008】
ある実施の形態に従うと、第2取得部は、第1取得部が第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、センサーから第2情報を取得する。比較部は、予め定められた間隔で、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較することを繰り返す。
【0009】
他の実施の形態に従うと、別のシステムが提供される。システムは、スタッフが入力した入居者の状態に関する第1情報を取得する第1取得部と、センサーから、信号を取得する第2取得部と、信号から、入居者の状態に関する第2情報を生成する生成部と、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部と、第1情報および第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部とを備える。
【0010】
ある実施の形態に従うと、生成部は、第1取得部が第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、第2情報を生成する。比較部は、第1取得部が第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較することを繰り返す。
(【0011】以降は省略されています)

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