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公開番号2024085460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022199926
出願日2022-12-15
発明の名称生体情報管理システム
出願人日本アルテミス株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G16H 10/00 20180101AFI20240620BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】装着型端末装置によって取得した生体情報と医療機器から取得される生体情報との誤差を補正する生体情報管理システムを提供する。
【解決手段】 人が身に着けてその人の生体情報を取得する装着型端末装置と、装着型端末装置により取得した端末取得生体情報を受け取って管理する生体情報管理装置とを有する生体情報管理システムであって、生体情報管理システムは、医療機器により機器取得生体情報を取得し、機器取得生体情報を取得したときの機器取得条件に関連して機器取得生体情報を記憶管理する機器取得生体情報管理部と、装着型端末装置により取得したときの端末取得条件に関連して端末取得生体情報を記憶管理する端末取得生体情報管理部とを有し、端末取得生体情報を、少なくとも端末取得条件と機器取得条件とに基づいて補正し、補正端末取得生体情報を求めて記憶管理する生体情報補正部を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
人が身に着けてその人の生体情報を取得する装着型端末装置と、
前記装着型端末装置により取得した端末取得生体情報を受け取って管理する生体情報管理装置とを有する生体情報管理システムであって、
前記生体情報管理装置は、
医療機器により検査して機器取得生体情報を取得し、前記機器取得生体情報を取得したときの条件を機器取得条件として前記機器取得条件に関連して前記機器取得生体情報を記憶管理する機器取得生体情報管理部と、
前記装着型端末装置により取得したときの条件を端末取得条件として前記端末取得条件に関連して前記端末取得生体情報を記憶管理する端末取得生体情報管理部とを有し、
前記生体情報管理装置は、前記端末取得生体情報を、少なくとも前記端末取得条件と前記機器取得条件とに基づいて補正し、補正端末取得生体情報を求めて記憶管理する生体情報補正部を有することを特徴とする生体情報管理システム。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記生体情報補正部は、前記機器取得生体情報を前記機器取得条件に関連して記憶させる収集工程と、前記収集工程において記憶された前記機器取得生体情報と前記機器取得条件とによって前記機器取得条件に対する前記機器取得生体情報の関係を学習させる学習工程とを経ることによって得られる学習結果を少なくとも有し、前記学習結果を用いて前記補正が行われることを特徴とする請求項1に記載の生体情報管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装着型端末装置から取得される生体情報を管理する生体情報管理システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、身に着けながらユーザの心拍数や脈拍、血圧、体温など様々な生体情報を取得することのできる生体センサを搭載したウェアラブルデバイスが登場している。また、医療施設や介護施設等では、これらの生体情報を取得する作業人員の不足や作業時間等が問題になっている。そこで、これまで医療機器を用いて行っていた生体情報の取得作業にウェアラブルデバイスを利用することで、遠隔から生体情報を取得することを可能にすることが提案されている(例えば、特許文献1)。これにより、作業の負担を軽減することができると期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-213071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ウェアラブルデバイスで取得した生体情報は、医療機器から取得される生体情報とは様々な要因により生じる誤差があるという課題がある。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ウェアラブルデバイスによって取得した生体情報と医療機器から取得される生体情報との誤差を補正する生体情報管理システムを提供することを目的とする。これにより、ウェアラブルデバイスから取得される生体情報の正確性、信頼性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る生体情報管理システムは、人が身に着けてその人の生体情報を取得する装着型端末装置(例えば実施形態におけるウェアラブルデバイスWD)と、装着型端末装置により取得した端末取得生体情報(実施形態における「生体情報」)を受け取って管理する生体情報管理装置(例えば実施形態における認証装置20もしくはサーバ装置30)とを有する生体情報管理システムであって、生体情報管理装置は、医療機器(例えば実施形態における検査装置45)により検査して機器取得生体情報を取得し、機器取得生体情報を取得したときの条件を機器取得条件として機器取得条件に関連して機器取得生体情報を記憶管理する機器取得生体情報管理部(例えば実施形態における認証監視装置20もしくはサーバ装置30)と、装着型端末装置により取得したときの条件を端末取得条件として端末取得条件に関連して端末取得生体情報を記憶管理する端末取得生体情報管理部(例えば実施形態における認証監視装置20もしくはサーバ装置30)とを有し、生体情報管理装置は、端末取得生体情報を、少なくとも端末取得条件と機器取得条件とに基づいて補正し、補正端末取得生体情報を求めて記憶管理する生体情報補正部(例えば実施形態の生体情報システムSYS(3)における端末情報補正装置40)を有することを特徴とする。
【0007】
本発明に係る生体情報管理システムにおいて、好ましくは、生体情報補正部は、機器取得生体情報を機器取得条件に関連して記憶させる収集工程と、収集工程において記憶された機器取得生体情報と機器取得条件とによって機器取得条件に対する機器取得生体情報の
関係を学習させる学習工程とを経ることによって得られる学習結果を少なくとも有し、学習結果を用いて補正が行われる。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る生体情報管理システムによれば、装着型端末装置から取得される端末取得生体情報と、医療機器から取得される機器取得生体情報とが、それぞれの生体情報を取得した際の取得条件と関連して記憶されるように構成される。さらに、装着型端末装置から取得した端末取得生体情報を、少なくとも端末取得生体情報を取得した際の端末取得条件と、医療機器によって機器取得生体情報を取得した際の機器取得条件とに基づいて補正する生体情報補正部を有して構成される。このような構成とすれば、装着型端末装置により取得される端末取得生体情報を医療機器から取得される機器取得生体情報によって補正することができる。このことにより、装着型端末装置から取得される端末取得生体情報の精度を高めることができる。
【0009】
本発明に係る生体情報管理システムにおいて、生体情報補正部は、少なくとも、機器取得生体情報と機器取得条件とを収集し学習させることによって得られる学習結果を有するように構成される。そして、この学習結果を用いて補正が行われるように構成される。このような構成とすれば、端末取得生体情報を、収集した多くの機器取得生体情報に基づいて補正することができる。このことにより、端末取得生体情報の補正の精度をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る生体情報管理システムSYS(1)を医療施設に採用した一例を示す医療施設内の平面図である。
本発明に係る生体情報管理システムSYS(1)の全体構成を示す模式図である。
本発明に係る生体情報管理システムSYS(1)の全体構成を示す模式図である。
本発明に係る生体情報管理システムSYS(2)を医療施設に採用した一例を示す医療施設内の平面図である。
本発明に係る生体情報管理システムSYS(2)の全体構成を示す模式図である。
本発明に係る生体情報管理システムSYS(3)の全体構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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