TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024067083
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022176898
出願日2022-11-04
発明の名称工作機械
出願人DMG森精機株式会社
代理人個人,個人
主分類B23Q 17/24 20060101AFI20240510BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】クーラントがカメラに付着することを抑制するためにカメラの配置位置を工夫することが求められている。
【解決手段】工作機械は、ワークの加工を行うための加工エリアを区画形成しているカバー体と、ワークにクーラントを吐出するための吐出部と、ワークを回転可能に保持するための第1ワーク主軸と、第1ワーク主軸よりも高い場所に位置し、工具を回転可能に保持するための工具主軸と、加工エリア内に配置されている複数のカメラとを備える。複数のカメラの各々は、第1ワーク主軸よりも高い位置に配置されており、かつ、工具によるワークの加工点が当該カメラの撮影視野に含まれるように加工エリア内の天井よりも低い位置に配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
工具を用いてワークを加工することが可能な工作機械であって、
前記ワークの加工を行うための加工エリアを区画形成しているカバー体と、
前記ワークにクーラントを吐出するための吐出部と、
前記ワークを回転可能に保持するための第1ワーク主軸と、
前記第1ワーク主軸よりも高い場所に位置し、前記工具を回転可能に保持するための工具主軸と、
前記加工エリア内に配置されている複数のカメラとを備え、
前記複数のカメラの各々は、
前記第1ワーク主軸よりも高い位置に配置されており、かつ、
前記工具による前記ワークの加工点が当該カメラの撮影視野に含まれるように前記加工エリア内の天井よりも低い位置に配置されている、工作機械。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記工作機械は、さらに、前記加工エリア内で前記工具主軸を移動することが可能な駆動部を備え、
前記複数のカメラの各々は、前記工具主軸が前記加工エリア内のいずれの場所に位置していたとしても、前記加工点が当該カメラの撮影視野に含まれるように配置されている、請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記カバー体には、前記加工エリアに通じる扉が設けられており、
前記複数のカメラの各々は、前記扉を通じて前記加工エリアを視た正面視において、前記扉よりも奥側で、かつ、前記第1ワーク主軸よりも手前側に配置されている、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記工具主軸は、前記正面視において、前記第1ワーク主軸よりも奥側に配置されている、請求項3に記載の工作機械。
【請求項5】
前記複数のカメラは、
第1カメラと、
第2カメラとを含み、
前記第1カメラは、前記加工エリア内の第1側面に設けられており、
前記第2カメラは、前記加工エリア内の第2側面に設けられており、
前記第2側面は、前記第1側面と対向している、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項6】
前記複数のカメラは、さらに、第3カメラを含み、
前記第2カメラおよび前記第3カメラは、前記第2側面において重力方向に並べて設けられている、請求項5に記載の工作機械。
【請求項7】
前記工作機械は、さらに、前記第1ワーク主軸とは反対側から前記ワークを支持するための第2ワーク主軸を備え、
前記複数のカメラの各々は、前記第2ワーク主軸よりも高い位置に配置されている、請求項1または2に記載の工作機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、工作機械に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、機内にカメラが設けられている工作機械が知られている。一例として、特開2018-94689号公報(特許文献1)は、複数のカメラを用いて加工領域を多方位から監視するための工作機械を開示している。当該工作機械の内部には、加工領域を監視するための3つのカメラが設けられている。当該3つのカメラは、ワークを保持するためのワーク主軸と同じ高さに配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-94689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
各カメラがワーク主軸と同じ高さに配置されると、ワーク主軸に吐出されたクーラントがカメラに飛散する。その結果、作業者は、加工領域を多方位から観察できなくなってしまう。したがって、クーラントがカメラに付着することを抑制するために、カメラの配置位置を工夫することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一例では、工具を用いてワークを加工することが可能な工作機械が提供される。上記工作機械は、上記ワークの加工を行うための加工エリアを区画形成しているカバー体と、上記ワークにクーラントを吐出するための吐出部と、上記ワークを回転可能に保持するための第1ワーク主軸と、上記第1ワーク主軸よりも高い場所に位置し、上記工具を回転可能に保持するための工具主軸と、上記加工エリア内に配置されている複数のカメラとを備える。上記複数のカメラの各々は、上記第1ワーク主軸よりも高い位置に配置されており、かつ、上記工具による上記ワークの加工点が当該カメラの撮影視野に含まれるように上記加工エリア内の天井よりも低い位置に配置されている。
【0006】
本開示の一例では、上記工作機械は、さらに、上記加工エリア内で上記工具主軸を移動することが可能な駆動部を備える。上記複数のカメラの各々は、上記工具主軸が上記加工エリア内のいずれの場所に位置していたとしても、上記加工点が当該カメラの撮影視野に含まれるように配置されている。
【0007】
本開示の一例では、上記カバー体には、上記加工エリアに通じる扉が設けられている。上記複数のカメラの各々は、上記扉を通じて上記加工エリアを視た正面視において、上記扉よりも奥側で、かつ、上記第1ワーク主軸よりも手前側に配置されている。
【0008】
本開示の一例では、上記工具主軸は、上記正面視において、上記第1ワーク主軸よりも奥側に配置されている。
【0009】
本開示の一例では、上記複数のカメラは、第1カメラと、第2カメラとを含む。上記第1カメラは、上記加工エリア内の第1側面に設けられている。上記第2カメラは、上記加工エリア内の第2側面に設けられている。上記第2側面は、上記第1側面と対向している。
【0010】
本開示の一例では、上記複数のカメラは、さらに、第3カメラを含む。上記第2カメラおよび上記第3カメラは、上記第2側面において重力方向に並べて設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

DMG森精機株式会社
工具ユニットおよび工作機械
6日前
DMG森精機株式会社
工具およびクランプボルト
5日前
個人
面取り装置
24日前
個人
電気抵抗溶接用電極
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
5日前
日東精工株式会社
ねじ締め機
5日前
日東精工株式会社
ねじ締め機
3か月前
日東精工株式会社
ろう付け装置
2か月前
株式会社FUJI
工作機械
2か月前
トヨタ自動車株式会社
治具
6日前
菅機械産業株式会社
測長装置
3か月前
株式会社不二越
ドリル
3か月前
有限会社ハラダ印刷
穿孔機用案内板
1か月前
日東精工株式会社
チャックユニット
3か月前
株式会社ダイヘン
回転アーク溶接方法
2か月前
株式会社MOLDINO
ドリル
1か月前
津根精機株式会社
鉄筋切断装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
工作機械
27日前
株式会社ダイヘン
アーク溶接制御方法
2か月前
福井県
マルチマテリアルの点接合構造
1か月前
株式会社ダイヘン
くびれ検出制御方法
1か月前
ブラザー工業株式会社
工作機械
27日前
株式会社FUJI
ワーク置き台
2日前
株式会社不二越
エンドミル
1か月前
株式会社向洋技研
スポットネジ及び電極
1か月前
個人
交換式給油ブラシの切削油の給油器
1か月前
光精工株式会社
クーラントタンク
2日前
第一システム株式会社
切粉検査装置
3か月前
株式会社ムラタ溶研
剪断装置
9日前
株式会社進和
肉盛加工ノズル
1か月前
カヤバ株式会社
溶接方法及び溶接構造
2日前
ブラザー工業株式会社
工作機械
27日前
コントレイル合同会社
レーザ加工装置
1か月前
株式会社アイシン
金属部材の接合方法
5日前
トヨタ自動車株式会社
熱変形解析方法
3か月前
トヨタ自動車株式会社
レーザ加工方法
1か月前
続きを見る