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公開番号2024066933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176741
出願日2022-11-02
発明の名称システム、及び方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240509BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間におけるコンテンツの取得や印刷について改善したシステムを提供することである。
【解決手段】コンテンツ管理システムは、仮想空間をユーザに提供すべく、該仮想空間に係る表現を該ユーザの視界に投影するための端末を用いた該ユーザからの指示に応じて、前記仮想空間を介して提供されたコンテンツに対応するコンテンツデータのコンテンツ識別情報と、該ユーザのユーザ識別情報とを関連付けて管理する管理手段と、前記ユーザ識別情報を用いた要求を受信する受信手段と、前記要求の要求元に、前記要求に含まれる前記ユーザ識別情報に関連付けて管理された前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツデータを送信する送信手段と、前記コンテンツデータの印刷依頼を前記印刷システムに対して送信する依頼手段と、を有し、印刷システムは、前記印刷依頼に基づき前記コンテンツデータの印刷を制御する制御手段を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
印刷システムと、コンテンツ管理システムと、を含むシステムであって、
前記コンテンツ管理システムは、
仮想空間をユーザに提供すべく、該仮想空間に係る表現を該ユーザの視界に投影するための端末を用いた該ユーザからの指示に応じて、前記仮想空間を介して提供されたコンテンツに対応するコンテンツデータのコンテンツ識別情報と、該ユーザのユーザ識別情報とを関連付けて管理する管理手段と、
前記ユーザ識別情報を用いた要求を受信する受信手段と、
前記要求の要求元に、前記要求に含まれる前記ユーザ識別情報に関連付けて管理された前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツデータを送信する送信手段と、
前記コンテンツデータの印刷依頼を前記印刷システムに対して送信する依頼手段と、を有し、
前記印刷システムは、
前記印刷依頼に基づき前記コンテンツデータの印刷を制御する制御手段を有する、
ことを特徴とするシステム。
続きを表示（約 700 文字）【請求項２】
前記要求の要求元は、前記端末、又は、前記コンテンツデータを印刷する印刷装置であることを特徴とする請求項１に記載のシステム。
【請求項３】
前記ユーザ識別情報は、前記ユーザに係る情報と前記端末に係る情報との両方に基づく識別情報であることを特徴とする請求項１に記載のシステム。
【請求項４】
前記印刷システムは、前記印刷依頼を受け付ける印刷装置管理サーバと、前記コンテンツデータを印刷する印刷装置と、を含むことを特徴とする請求項１に記載のシステム。
【請求項５】
印刷システムと、コンテンツ管理システムと、を含むシステムを制御する方法であって、
前記コンテンツ管理システムは、
仮想空間をユーザに提供すべく、該仮想空間に係る表現を該ユーザの視界に投影するための端末を用いた該ユーザからの指示に応じて、前記仮想空間を介して提供されたコンテンツに対応するコンテンツデータのコンテンツ識別情報と、該ユーザのユーザ識別情報とを関連付けて管理する管理工程と、
前記ユーザ識別情報を用いた要求を受信する受信工程と、
前記要求の要求元に、前記要求に含まれる前記ユーザ識別情報に関連付けて管理された前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツデータを送信する送信工程と、
前記コンテンツデータの印刷依頼を前記印刷システムに対して送信する依頼工程と、を有し、
前記印刷システムは、
前記印刷依頼に基づき前記コンテンツデータの印刷を制御する制御工程を有する、
ことを特徴とする方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、メタバースに係るシステム、及び方法に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、出社することなく自宅から会社のイントラネット環境に接続し、自宅のＰＣで会社内の資料を扱って業務を行うリモートワーク、在宅ワークなどが急速に普及している。このような環境において、ベンダー各社は仮想空間の一例であるメタバースでのワークスペースの開発に注目し始めている。
【０００３】
最近では、ＶＲ端末自体の技術力の向上により、以前とは比べ物にならない没入感をユーザが得られるようになってきた。ＶＲは、ＶｉｒｔｕａｌＲｅａｌｉｔｙの略称である。例えばアバターを使用した会議への参加や、業務に集中するためのより快適な空間をＶＲ端末によって得られるようになってきた。今後、ＶＲ端末とメタバースにおいてのワークスペースなどでは、ビジネス面でも利用人口がより増加することが予測される。その結果、メタバース内での成果物をフィジカル空間で印刷するニーズが高まることが予想される。
【０００４】
特許文献１は、メッセージングサービスに投稿するメッセージにデータを添付することで、画像形成装置でデータを印刷可能としたシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２１－６１００２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、特許文献１では、メタバースにおけるコンテンツの取得や印刷については開示されていない。
【０００７】
上述したようにメタバースのビジネス活用の機会が多くなれば、メタバースの特性である没入感やアバターを活かしてビジネスフォーラムなどのイベントの開催を実施することも予想される。そのようなイベントの場では、コンテンツの配布が課題となる可能性がある。例えば、メタバースでのイベントにおいて印刷したいブースのパンフレットが複数ある場合に、パンフレットを取得するたびに印刷指示を行うと毎回印刷設定を設定することや印刷装置を選択する必要があるなど毎回手間が生じることとなる。
【０００８】
また、パンフレットなどのコンテンツの配布手段がブース毎に異なる場合にも課題が生じる。例えば、ブースＡではメール配布、ブースＢではクラウドストレージでの配布などの場合には、コンテンツを取得するまでにも手間がかかる上に複数の方法を試さなければならず、手間が生じてしまうからである。
【０００９】
このように従来、仮想空間におけるコンテンツの取得や印刷について改善の余地があった。
【００１０】
本発明は、仮想空間におけるコンテンツの取得や印刷について改善したシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
（【００１１】以降は省略されています）

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