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公開番号2024065734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174743
出願日2022-10-31
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 21/57 20130101AFI20240508BHJP(計算;計数)
要約【課題】 本発明は、ソフトウェアの更新に伴って仕様・機能が変更になった場合に、セキュリティの設定項目の設定値を適切に設定することを目的とする。
【解決手段】 本発明の情報処理装置は、セキュリティの設定項目ごとの設定値を記憶する記憶手段と、ソフトウェアの更新処理を実行する更新手段と、前記記憶手段で記憶された設定値に基づき、前記更新処理によって新規追加または仕様変更された設定項目の設定値を決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
セキュリティの設定項目ごとの設定値を記憶する記憶手段と、
ソフトウェアの更新処理を実行する更新手段と、
前記記憶手段で記憶された設定値に基づき、前記更新処理によって新規追加または仕様変更された設定項目の設定値を決定する決定手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記決定手段は、前記設定項目ごとの関連性に基づき、前記更新処理によって新規追加または仕様変更された設定項目の設定値を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記決定手段は、前記記憶手段で記憶されている前記設定値のセキュリティレベルに基づき、前記更新処理によって新規追加または仕様変更された設定項目の設定値を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記更新処理により変更された使用または機能に基づき、前記記憶手段で記憶されている前記設定値を変更する変更手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記変更手段は、前記更新処理により変更された使用または機能に基づき、前記記憶手段で記憶されている前記設定値に新たな設定値を追加することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
記憶手段が、セキュリティの設定項目ごとの設定値を記憶する記憶工程と、
更新手段が、ソフトウェアの更新処理を実行する更新工程と、
決定手段が、前記記憶工程で記憶された設定値に基づき、前記更新処理によって新規追加または仕様変更された設定項目の設定値を決定する決定工程と、を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータを、
セキュリティの設定項目ごとの設定値を記憶する記憶手段と、
ソフトウェアの更新処理を実行する更新手段と、
前記記憶手段で記憶された設定値に基づき、前記更新処理によって新規追加または仕様変更された設定項目の設定値を決定する決定手段と、を有することを特徴とする情報処理装置として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、セキュリティの設定項目の設定値を設定する情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理装置として、PC(Personal Computer)やMFP(Multi-Function Peripheral:複合機)などが一般的である。これらの情報処理装置においては、製品出荷後に市場でソフトウェア(ファームウェア、制御プログラム)を更新することが一般的に行われている。ソフトウェアの更新は、不具合修正のためだけでなく、仕様変更や機能追加のためにも行われる。
【0003】
ソフトウェアを更新した場合、ソフトウェア更新に関連する各種設定項目に対して適切な設定を実現する必要がある。ソフトウェア更新の前後で変更がない設定項目に対しては、そのまま設定値を引き継ぐことが考えられる。一方、仕様変更や機能追加に対応して、既存の設定項目が削除される場合や設定項目が新規追加される場合などがある。新規追加される設定項目については、更新前の設定値が存在しないため、既定値(デフォルト値)を利用することが考えらえる。
【0004】
特許文献1では、ソフトウェア更新によって追加された設定項目、ソフトウェア更新によって削除された設定項目、ソフトウェア更新によって変更された設定項目の更新前後の設定値を、ソフトウェア更新処理に対応付けて記録する。特定のソフトウェア更新履歴を選択したときに記録した設定項目および設定値を表示することで、ソフトウェア更新に伴う設定値の変更に関する情報をユーザが確認できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5843637号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、ソフトウェア更新前の設定値と更新後の既定値との差分を表示することでユーザに設定に関する注意喚起を実現している。しかしながら、注意喚起をするだけでは注意喚起が無視され、無視されると既定値で運用される。また、通常、ソフトウェア更新によって新規追加された設定項目の場合も、既定値で運用される。しかし、ユーザビリティを重視した既定値や汎用的な環境を想定した既定値が存在することを鑑みると、セキュリティに関する設定項目を既定値で利用した場合、問題となる可能性がある。例えば、ユーザビリティを優先させてセキュリティ機能を無効化している既定値とか、想定している環境と実環境が異なり既定値がセキュリティ向上に寄与しないといった場合である。
【0007】
また、ソフトウェア更新の前後で変更がない設定項目に対して、ソフトウェア更新前の設定値をそのまま継承する場合も考えられる。しかし、セキュリティに関する設定をそのまま継承する場合、危殆化したセキュリティ機能を継続利用することになって、脆弱性の原因となる可能性がある。
【0008】
さらには、セキュリティに関する設定は難解なため、差分を示しただけではユーザは適切な設定値を決定することが困難と考えられる。
【0009】
本発明は、ソフトウェアの更新に伴って仕様・機能が変更になった場合に、セキュリティの設定項目の設定値を適切に設定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の情報処理装置は、上記課題を鑑みてなされたものであり、セキュリティの設定項目ごとの設定値を記憶する記憶手段と、ソフトウェアの更新処理を実行する更新手段と、前記記憶手段で記憶された設定値に基づき、前記更新処理によって新規追加または仕様変更された設定項目の設定値を決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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