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公開番号2024066365
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022184469
出願日2022-11-01
発明の名称商品販売システム
出願人BH株式会社,個人
代理人個人
主分類G06Q 20/18 20120101AFI20240508BHJP(計算;計数)
要約【課題】セキュリティ面を確保しつつ、低コストで電子決済による商品購入をすることができる、極めて自由度が高い商品販売システムを提供する。
【解決手段】 所定の位置に設置された商品ベンダ設備と、携帯端末と、決済サーバとで構成する。近距離通信設備固有の識別情報を近距離通信により発信する。携帯端末が、近距離通信設備に接近し当該識別情報を受信することで、携帯端末にインストールされたアプリケーションにおいて表示される商品メニューの選択と決済処理が、一定時間に限り可能となり、ユーザは前記メニューから任意の商品情報を選択し、近距離通信設備の識別情報と、選択した商品情報及び自身のユーザ情報を決済サーバに送信して、決済処理を行う。
決済処理の完了により、決済サーバが商品ベンダ設備等に決済結果を送信し、商品ベンダ設備が商品を搬出する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
商品メニューを表示し決済制御を可能とするアプリケーションがインストールされたユーザが携帯する携帯端末と、ネットワーク上に設置された前記商品の決済処理を行う決済サーバと、前記決済サーバと互いに通信接続が可能である前記アプリケーションに対応する商品ベンダ設備と、からなる商品販売システムにおいて、
近距離通信設備が、その設備を特定するための識別情報を近距離通信により発信し、
前記識別情報を前記携帯端末が受信することで、前記アプリケーションにおいて表示される前記商品メニューの選択が、一定時間可能となった後、前記メニューから任意の商品情報を選択し、
前記携帯端末は、前記識別情報、前記商品情報及びユーザ情報を用いて前記決済サーバとの間で決済処理を行い、
前記商品ベンダ設備は、前記決済サーバから前記決済処理の決裁結果通知を受けて選択された商品の搬出を行い、
前記一定時間が経過した後は、再度前記識別情報を前記携帯端末が受信しない限り前記商品メニューの選択及び前記決済処理が不可となることを特徴とする商品販売システム。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記近距離通信設備が、前記商品ベンダ設備に設置されていることを特徴とする請求項1の商品販売システム。
【請求項3】
前記近距離通信設備が店舗等のテーブルに設置され、前記商品ベンダ設備が、商品の搬出に代えて、前記商品情報が記載された注文伝票の発行を行うことを特徴とする請求項1記載の商品販売システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザ(利用者)の利便性とセキュリティ上の問題を両立することができる商品販売システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、商品販売の決済方法として、商品ベンダ設備等において表示されるQRコードを携帯端末上のQRリーダーで読み取り決済サーバに接続して決済処理を行う方法(特許文献1参照)、携帯端末上に表示されたQRコードを、商品ベンダ設備等のQRリーダーにかざして決済処理を行う方法等が知られている(特許文献2参照)。
また、飲食店等における注文方法として、席毎に用意されたQRコードを着席した客が携帯端末のQRリーダーで読み取り、携帯端末上に表示されたメニューから商品を選択する方法が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1では、自動販売機に表示されたQRコードをスマートフォンのQR決済用アプリで読み取り支払指示を行う技術が開示されている。また、特許文献2では、商品選択アプリにより商品情報を含むQRコードを生成し携帯端末に表示させた上で、発券機にかざしてこれを読み取らせることで、食券を発行する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-018519号公報
特開2017-059064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような、商品ベンダ設備や飲食店のテーブル席等において表示されるQRコードを携帯端末で読み取り決済や注文を行う方法は、QRコードが記載されたシールを張られる等の方法によりフィッシングされるセキュリティ上の問題がある。さらに、これらの方法は、商品ベンダ設備や飲食店等の場所に実際に行かなくても、QRコード情報を一度読み込みさえすれば、商品の購入が可能となるため、当該QRコード情報を入手した者による遠隔操作による混乱や、なりすましの問題も指摘されている。
他方、携帯端末上にQRコードを表示させて商品ベンダ設備等により読み取る方法の場合、商品ベンダ設備側にQRリーダー等のデバイスを設置する組込開発が必要になり、開発コストがかかる。
【0006】
そこで、発明者らは、近距離通信が通信端末で受信可能になったときの挙動に着目し、ユーザが近距離通信設備を備えた特定の商品ベンダ設備やテーブル等付近に到達したことを検出した時点で、携帯端末上にインストールされたアプリケーションにおいて表示されている商品メニューを一定時間に限り選択できるようにシステム化することで、これらの問題を解決できることを知見し、本発明を完成させた。
本発明は、セキュリティ面を確保しつつ、高いコストをかけることなくユーザが電子決済の方法により商品を購入することができる、極めて自由度が高いシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、商品メニューを表示し決済制御を可能とするアプリケーションがインストールされたユーザが携帯する携帯端末と、ネットワーク上に設置された前記商品の決済処理を行う決済サーバと、前記決済サーバと互いに通信接続が可能である前記アプリケーションに対応する商品ベンダ設備と、からなる商品販売システムにおいて、近距離通信設備が、その設備を特定するための識別情報を近距離通信により発信し、前記識別情報を前記携帯端末が受信することで、前記アプリケーションにおいて表示される前記商品メニューの選択が、一定時間可能となった後、前記メニューから任意の商品情報を選択し、前記携帯端末は、前記識別情報、前記商品情報及びユーザ情報を用いて前記決済サーバとの間で決済処理を行い、前記商品ベンダ設備は、前記決済サーバから前記決済処理の決裁結果通知を受けて選択された商品の搬出を行い、前記一定時間が経過した後は、再度前記識別情報を前記携帯端末が受信しない限り前記商品メニューの選択及び前記決済処理が不可となることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、前記近距離通信設備が、前記商品ベンダ設備に設置されていることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記の商品販売システムにおいて、前記近距離通信設備が店舗等のテーブルに設置され、前記商品ベンダ設備が、商品の搬出に代えて、前記商品情報が記載された注文伝票の発行を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ユーザ(利用者)の利便性とセキュリティ上の問題を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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