TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024064369
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-14
出願番号
2022172914
出願日
2022-10-28
発明の名称
超音波発生装置
出願人
日本特殊陶業株式会社
,
国立大学法人 東京大学
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H04R
1/34 20060101AFI20240507BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】超音波集束部及び導波路に伝送される超音波が貫通孔内を通る物体に漏れることを抑制する。
【解決手段】超音波発生装置10は、介在部(筒部材30)を備える。介在部(筒部材30)は、物体(液体90)と貫通孔(第1貫通孔20)を形成する内周面(第1内周面21)との間に介在する。介在部(筒部材30)の音響インピーダンスは、超音波集束部12、導波路13、及び物体(液体90)のいずれの音響インピーダンスよりも大きいか、又はいずれの音響インピーダンスよりも小さい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
超音波を発生する超音波発生源と、
前記超音波発生源から発生した前記超音波を集束する超音波集束部と、
前記超音波集束部によって集束された前記超音波を伝送する導波路と、を備え、
後端側から前記超音波発生源、前記超音波集束部、前記導波路の順に配置されてなり、
前記超音波集束部及び前記導波路は、前記超音波集束部及び前記導波路を前後方向に貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔内を物体が通る超音波発生装置であって、
更に、前記物体と前記貫通孔を形成する内周面との間に介在する介在部を備え、
前記介在部の音響インピーダンスは、前記超音波集束部、前記導波路、及び前記物体のいずれの音響インピーダンスよりも大きいか、又はいずれの音響インピーダンスよりも小さい
超音波発生装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記超音波集束部は、前記超音波発生源で発生した前記超音波を反射させる第1反射面と、前記第1反射面で反射された前記超音波を反射させる第2反射面と、を有し、
前記第2反射面で反射した前記超音波が平面波として反射されて前記導波路に導入されるように前記第1反射面と前記第2反射面とが配置されてなる請求項1に記載の超音波発生装置。
【請求項3】
前記介在部は、前記貫通孔の後端から前端まで連続して配置されている請求項1又は請求項2に記載の超音波発生装置。
【請求項4】
前記介在部は、前後方向に延びる筒状の筒部材であり、
前記筒部材は、前記物体を通す第2貫通孔を有する請求項1又は請求項2に記載の超音波発生装置。
【請求項5】
前記筒部材は、前記内周面のうち前記導波路に形成された部位に保持される請求項4に記載の超音波発生装置。
【請求項6】
前記物体は液体であり、
前記第2貫通孔を形成する第2内周面は、前記液体が流れる流路を構成する請求項4に記載の超音波発生装置。
【請求項7】
前記筒部材は、前記導波路及び前記超音波集束部の少なくとも一方に対して着脱可能である請求項4に記載の超音波発生装置。
【請求項8】
超音波を発生する超音波発生源と、
前記超音波発生源から発生した前記超音波を集束する超音波集束部と、
前記超音波集束部によって集束された前記超音波を伝送する導波路と、を備え、
後端側から前記超音波発生源、前記超音波集束部、前記導波路の順に配置されてなり、
前記超音波集束部及び前記導波路は、前記超音波集束部及び前記導波路を前後方向に貫通する貫通孔を有する超音波発生装置であって、
更に、前記貫通孔内に配置され、前後方向に延びる筒状の筒体を備え、
前記筒体の外周面と前記貫通孔を形成する内周面との間に空気層が形成された超音波発生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波発生装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、圧電セラミックスの振動によって生成した平面波を超音波集束部によって集束し、細径の導波路へと伝搬させ、導波路の先端から出力させる技術が開示されている(p7「2.提案構造」の図2(a)参照)。また、非特許文献1には、超音波集束部及び導波路に、超音波集束部及び導波路を貫通する貫通孔を形成した形態が開示されている(p7「2.提案構造」の図2(b)(c)参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
山田 恭平、 陳 康、 入江 喬介、 飯島 高志、 三宅 奏、 森田 剛、"二重反射面構造による円筒型導波路への強力超音波導入(チューブ型DPLUS)"、 信学技報 IEICE Technical Report US2021-9(2021-06)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1の技術において、貫通孔内に液体などの物体を通すことが考えられる。但し、この場合、上記物体が貫通孔の内周面と接することで、超音波集束部及び導波路に伝送される超音波が上記物体に漏れることを懸念される。
【0005】
本発明は、超音波集束部及び導波路に伝送される超音波が貫通孔内を通る物体に漏れることを抑制することが可能な技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明の第1の超音波発生装置は、超音波を発生する超音波発生源と、上記超音波発生源から発生した超音波を集束する超音波集束部と、上記超音波集束部によって集束された超音波を伝送する導波路と、を備えている。上記超音波発生装置は、後端側から上記超音波発生源、上記超音波集束部、上記導波路の順に配置されてなる。上記超音波集束部及び上記導波路は、上記超音波集束部及び上記導波路を前後方向に貫通する貫通孔を有している。上記貫通孔内には、物体が通る。上記超音波発生装置は、上記物体と上記貫通孔を形成する内周面との間に介在する介在部を備えている。上記介在部の音響インピーダンスは、上記超音波集束部、上記導波路、及び上記物体のいずれの音響インピーダンスよりも大きいか、又はいずれの音響インピーダンスよりも小さい。
【0007】
この構成によれば、超音波集束部及び導波路と貫通孔内を通る物体との間での超音波の伝播が介在部によって抑制されるため、超音波集束部及び導波路に伝送される超音波が貫通孔内を通る物体に漏れることを抑制することができる。
【0008】
[2]上記超音波集束部は、上記超音波発生源で発生した上記超音波を反射させる第1反射面と、上記第1反射面で反射された上記超音波を反射させる第2反射面と、を有していてもよい。上記第2反射面で反射した上記超音波が平面波として反射されて上記導波路に導入されるように上記第1反射面と上記第2反射面とが配置されていてもよい。
【0009】
この構成によれば、超音波発生源から発生した超音波を、減衰を抑制しつつ集束させ、平面波として導波路に導入させることができる。このような構成において、超音波集束部及び導波路に伝送される超音波が貫通孔内を通る物体に漏れることを抑制することができる。
【0010】
[3]上記介在部は、上記貫通孔の後端から前端まで連続して配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
挿耳装置
4日前
個人
仮想アース
9日前
個人
ヘッドホン
1か月前
個人
車両の制御装置
28日前
株式会社シグマ
撮像装置
1か月前
個人
スピーカーシステム
1か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
2か月前
個人
投げ銭管理システム
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
28日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
個人
平面映像の回転による立体映像
21日前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
太陽誘電株式会社
超音波装置
17日前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
個人
配信用音源制作システム
2か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
25日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
17日前
ブラザー工業株式会社
読取装置
3日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
7日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社ACSL
確認方法
3日前
ブラザー工業株式会社
利用管理システム
9日前
シャープ株式会社
表示装置
2日前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
2か月前
株式会社小糸製作所
音発生ユニット
21日前
株式会社JVCケンウッド
管理装置
2か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
2か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
2か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
続きを見る
他の特許を見る