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公開番号2024062942
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2023155542
出願日2023-09-21
発明の名称背負い枕
出願人都インキ株式会社
代理人個人
主分類A61F 5/56 20060101AFI20240501BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】無呼吸症候群の症状を軽減させるとともに、安定して寝返りを打つことができる背負い枕を提供すること。
【解決手段】背負い枕1は、使用者の背中に配置され、使用者の寝返り方向に揺動可能な柱状の背枕部10と、背枕部10における使用者の頭部側の端部に取り付けられ、使用者の頭部に配置される枕部30と、背枕部に設けられ、背枕部を背負うように使用者の両肩に装着させる肩装着部20と、を備え、枕部30は、U字状に構成され、仰向けの使用者の後頭部及び両側頭部を覆う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の背中に配置され、使用者の寝返り方向に揺動可能な柱状の背枕部と、
当該背枕部における使用者の頭部側の端部に取り付けられ、使用者の頭部に配置される枕部と、
当該背枕部に設けられ、前記背枕部を背負うように使用者の両肩に装着させる装着部と、を備え、
前記枕部は、U字状に構成され、仰向けの使用者の後頭部及び両側頭部を覆うことを特徴とする背負い枕。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記背枕部は、かまぼこ形状の柱状体であり、使用者の背中に対向する平面部と、寝床に当接する曲面部と、を有することを特徴とする請求項1記載の背負い枕。
【請求項3】
前記平面部は、使用者の頭部側から腰部側に向かって下り傾斜していることを特徴とする請求項2記載の背負い枕。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、背負い枕に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
日本国内における睡眠時無呼吸症候群の潜在患者数は数百万人とも言われており、今後も増加すると予測されている。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中にのどの筋肉が緩んで気道がふさがれることにより、睡眠中、呼吸が止まってしまう病気である。睡眠時無呼吸症候群の患者は、いびきと無呼吸状態とを繰り返すことによって睡眠が充分に取れず、不眠になりやすい傾向にある。
【0003】
ところで、睡眠時無呼吸症候群の防止には横向きが望ましいとされている。そこで従来、特許文献1に記載された寝装具のように、背中に接する背枕と、この背枕の両側端に設けられたバンドと、を有し、背枕は寝装具を使用する時に背中にあたるようになっており、バンドで背枕を身体に固定することによって、身体が横向きに固定されることとなり、いびきを防止することができる、という技術が提案されている。
【0004】
特許文献1に記載された寝装具によれば、背枕は、空気弁によって背枕内部の空気圧を調節することができるようになっている。空気圧を上げて背枕を大きく膨らませると、使用者の身体をほぼ90度の状態に固定することができる。しかし、身体を固定されると身動きできなくてかえって眠れないという場合もある。そのような場合には、空気圧を下げる、すなわち背枕に入れる空気の量を少なくすることで、横寝の角度にある程度の自由がでてきて、寝返りができるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-94980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、背枕を装着した場合、寝返りを打つ前後の頭の位置が装着しない場合よりも左右に大きく移動する。このため、寝返りを打つごとに頭が枕から落ちてしまうおそれがある。そこで、予め左右に長い枕を用意することが考えられるが、その分、コスト面の負担が大きくなる。
【0007】
本発明は、上述のような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、無呼吸症候群の症状を軽減させるとともに、安定して寝返りを打つことができる背負い枕を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備える。
【0009】
(1) 使用者の背中に配置され、使用者の寝返り方向に揺動可能な柱状の背枕部と、
当該背枕部における使用者の頭部側の端部に連結され、使用者の頭部に配置される枕部と、
当該背枕部に設けられ、前記背枕部を背負うように使用者の両肩に装着させる装着部と、を備え、
前記枕部は、U字状に構成され、仰向けの使用者の後頭部及び両側頭部を覆うことを特徴とする背負い枕。
【0010】
(1)によれば、使用者の背中に配置される柱状の背枕部が配置されることにより、背枕部の揺動によって使用者が左右いずれかに安定して寝返りを打たせることが可能になる。また、仰向け状態の使用者が左右いずれかに寝返りを打った際に、背枕部が使用者の横側に配置されるため、使用者が横向きの姿勢になりやすくなる。更に、使用者の寝返りによって背枕部とともにU字状の枕部が回転するため、使用者が横向きになっても使用者の側頭部を枕部に載せることが可能になる。これにより、無呼吸症候群の症状を軽減させることが可能になる。このように、無呼吸症候群の症状を軽減させるとともに、安定して寝返りを打つことができる背負い枕を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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