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公開番号2024061942
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169595
出願日2022-10-24
発明の名称情報処理システム
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240430BHJP(計算;計数)
要約【課題】リサイクル対象物のリサイクルの促進が可能な情報処理システム、情報処理方法、プログラム及びインデックス付き製品の製造方法に関する。
【解決手段】情報処理システムは、制御部を具備する。上記制御部は、リサイクル対象物のリサイクル容易度を示すリサイクル容易度情報を含むインデックスが付与された、上記リサイクル対象物を含む製品を購入したユーザを識別するユーザ識別情報と、上記インデックスに含まれる上記リサイクル容易度情報とを受信し、上記受信したリサイクル容易度情報が示すリサイクル容易度に応じて上記ユーザに付与される報酬を決定し、当該決定した報酬情報を上記受信したユーザ識別情報と対応付けて記憶する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
リサイクル対象物のリサイクル容易度を示すリサイクル容易度情報を含むインデックスが付与された、前記リサイクル対象物を含む製品を購入したユーザを識別するユーザ識別情報と、前記インデックスに含まれる前記リサイクル容易度情報とを受信し、
前記受信したリサイクル容易度情報が示すリサイクル容易度に応じて前記ユーザに付与される報酬を決定し、当該決定した報酬情報を前記受信したユーザ識別情報と対応付けて記憶する
制御部
を具備する情報処理システム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記インデックスは、前記リサイクル容易度情報として、前記リサイクル対象物の色情報及び前記リサイクル対象物の材料情報から選択される１以上の情報を含む、
請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記色情報は、前記リサイクル対象物の透明度情報、並びに、前記リサイクル対象物の明度及び色度情報から選択される１以上の情報を含む、
請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記リサイクル対象物は樹脂を含んで構成され、
前記材料情報は、前記リサイクル対象物の樹脂の種類情報、添加剤情報、着色剤情報及び前記リサイクル対象物に貼付されるラベルの印刷に用いられるインキ成分情報から選択される１以上の情報を含む、
請求項２又は３に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記インデックスは、前記リサイクル容易度情報として、前記リサイクル対象物に貼付されるラベルの剥離容易度情報を含む、
請求項２から４のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記報酬は、前記ユーザによる前記リサイクル対象物の購入及び／又は回収に対して付与される
請求項１から５のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記制御部は、前記製品を販売する製造者の製造者サーバが前記ユーザのユーザ端末からの登録申請に基づいて前記ユーザ端末に対して発行した前記ユーザ識別情報を、前記製造者サーバから受信し、記憶する、
請求項１から６のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項８】
前記制御部は、前記製品の購入時に前記ユーザ端末で取得された前記インデックスに含まれる前記リサイクル容易度情報と前記ユーザ識別情報とが対応付けられた第１の情報を、前記製造者サーバから、受信し、記憶する
請求項７に記載の情報処理システム。
【請求項９】
前記制御部は、前記製造者サーバが前記製品の購入時に前記ユーザに対して付与された報酬を示す報酬情報を、前記製造者サーバから受信し、前記第１の情報と対応付けて記憶する
請求項８に記載の情報処理システム。
【請求項１０】
前記制御部は、
前記ユーザ端末から、前記リサイクル対象物の回収時に取得された前記インデックスに含まれる前記リサイクル容易度情報と前記ユーザ識別情報とが対応付けられた第２の情報を受信し、
前記第１の情報と前記第２の情報とが一致するか否かを判定し、一致すると判定すると、前記製品の購入及び／又は前記リサイクル対象物の回収に対する前記報酬の前記ユーザへの付与を確定する
請求項８又は９に記載の情報処理システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、リサイクルに係わる情報処理システム、情報処理方法、プログラム及びインデックス付き製品の製造方法に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、古紙や容器などの分別廃品の回収において、分別廃品の重量又は個数に基づいて、ユーザに所定数のポイントを発行することで、分別廃品を提供することについての大きなインセンティブを与えることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００２－２９７８４０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記特許文献１には、分別廃品のリサイクル容易度については何ら開示されていない。
【０００５】
本発明の課題は、リサイクル対象物のリサイクルの促進が可能な情報処理システム、情報処理方法、プログラム及びインデックス付き製品の製造方法に関する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一形態に係る情報処理システムは、制御部を具備する。
上記制御部は、
リサイクル対象物のリサイクル容易度を示すリサイクル容易度情報を含むインデックスが付与された、上記リサイクル対象物を含む製品を購入したユーザを識別するユーザ識別情報と、上記インデックスに含まれる上記リサイクル容易度情報とを受信し、
上記受信したリサイクル容易度情報が示すリサイクル容易度に応じて上記ユーザに付与される報酬を決定し、当該決定した報酬情報を上記受信したユーザ識別情報と対応付けて記憶する。
【０００７】
本発明の一形態に係る情報処理方法は、
リサイクル対象物のリサイクル容易度を示すリサイクル容易度情報を含むインデックスが付与された、上記リサイクル対象物を含む製品を購入したユーザを識別するユーザ識別情報と、上記インデックスに含まれる上記リサイクル容易度情報とを受信し、
上記受信したリサイクル容易度情報が示すリサイクル容易度に応じて上記ユーザに付与される報酬を決定し、当該決定した報酬情報を上記受信したユーザ識別情報と対応付けて記憶する
処理を情報処理システムが実行する情報処理方法である。
【０００８】
本発明の一形態に係るプログラムは、
リサイクル対象物のリサイクル容易度を示すリサイクル容易度情報を含むインデックスが付与された、上記リサイクル対象物を含む製品を購入したユーザを識別するユーザ識別情報と、上記インデックスに含まれるうえ記リサイクル容易度情報とを受信するステップと、
上記受信したリサイクル容易度情報が示すリサイクル容易度に応じて上記ユーザに付与される報酬を決定し、当該決定した報酬情報を上記受信したユーザ識別情報と対応付けて記憶するステップと
を情報処理システムに実行させるプログラムである。
【０００９】
本発明の一形態に係るインデックス付き製品の製造方法は、
製品を識別する製品識別情報と当該製品のリサイクル対象物の色情報とを対応付けて記憶し、
上記製品の製造時に、当該製品の製品識別情報に対応する色情報を取得し、
取得した上記色情報を示すインデックスを、当該色情報を読み取り可能な状態で上記製品に付与する。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、リサイクルの促進が可能となる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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