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公開番号2024038990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2023128836
出願日2023-08-07
発明の名称包装容器
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類B65D 33/36 20060101AFI20240313BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】収容物を容易に取り出すことができる包装容器。
【解決手段】天部と、前記天部と対向して設けられた底部と、前記天部及び前記底部の間に配置された胴部とを備え、前記天部は、正面視において、前記底部から離間する方向に向かう凸状の外縁を有し、前記胴部は、正面部と、該正面部と対向して設けられた背面部とを有し、前記天部の前記外縁は、開口可能に構成されると共に、曲線又は2以上の直線で形成されており、前記天部は、開口を開閉可能な開閉機構を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
天部と、
前記天部と対向して設けられた底部と、
前記天部及び前記底部の間に配置された胴部と
を備え、
前記天部は、正面視において、前記底部から離間する方向に向かう凸状の外縁を有し、
前記胴部は、正面部と、該正面部と対向して設けられた背面部とを有し、
前記天部の前記外縁は、開口可能に構成されると共に、曲線又は2以上の直線で形成されており、
前記天部は、開口を開閉可能な開閉機構を有し、
シート状材料で構成されている
包装容器。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記開閉機構は、前記天部の前記外縁に沿って設けられている
請求項1に記載の包装容器。
【請求項3】
前記底部は、前記正面部と前記背面部に連接されている底マチ部を有し、
前記底マチ部を接地させた状態で自立可能に構成されている
請求項1又は2に記載の包装容器。
【請求項4】
前記天部の前記開口を前記胴部の前記正面部及び前記背面部が離間する方向に拡開した際に、前記正面部の側部と前記背面部の側部とが互いに接近する方向に傾倒するように構成されている
請求項1又は2に記載の包装容器。
【請求項5】
前記胴部は、前記正面部と前記背面部に連接されている側部を有し、
前記側部は、横マチ部を有する
請求項1又は2に記載の包装容器。
【請求項6】
正面視において、
平面視における前記天部の前記外縁に平行な直線である天部線と、
前記天部及び前記胴部の第1の境界点を通り、前記天部線と直交する直線である第1の側部線と、
前記第1の境界点及び前記天部の前記外縁の平面視における中間点を通る直線である第1の斜線と
からなる仮想直角三角形における前記第1の側部線と前記第1の斜線のなす角が90度未満に構成されている
請求項1又は2に記載の包装容器。
【請求項7】
前記天部の前記外縁は、正面視における左右両側に傾斜部を有する
請求項1又は2に記載の包装容器。
【請求項8】
前記天部の前記外縁は、左右非対称に形成されており、正面視における左右の一方側に傾斜部を有する
請求項1又は2に記載の包装容器。
【請求項9】
前記天部の前記外縁は、前記底部から離間する方向に向けて凸となる円弧状に形成されている
請求項1又は2に記載の包装容器。
【請求項10】
前記天部の前記開口の一端部側と他端部側に耳部を備え、
前記耳部は、前記天部の前記開口が開く方向に張力を発生させるように前記胴部に接着されている
請求項1又は2に記載の包装容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、粉状又は粒状の収容物を入れた状態では膨らんで立体形状となり、内部の収容物を全て取り出した状態では平坦状に折り畳んで廃棄することが可能な包装容器が知られている。例えば、特許文献1には、上端に開口部が設けられた筒状の胴部と、該胴部の下端に接続される底部と、胴部の開口部付近に設けられ、該開口部を密封するための雌雄咬合型のチャックとを備え、胴部及び底部がフィルムにより形成されると共に、立体形状となった状態で自立できるように底部のみがガゼット形状に形成された包装体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-175945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の包装体を含む従来の包装容器では、開口部が正面視及び平面視において一直線に形成されているため、開口部が広がりにくく、使用者が開口部から手を入れて収容物を摘み出す際や、計量スプーン等で収容物を掬い出す際に、スムーズに収容物の取り出しを行うことが困難であるという問題がある。
【0005】
本発明は、収容物を容易に取り出すことができる包装容器に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、天部と、前記天部と対向して設けられた底部と、前記天部及び前記底部の間に配置された胴部とを備え、前記天部は、正面視において、前記底部から離間する方向に向かう凸状の外縁を有し、前記胴部は、正面部と、該正面部と対向して設けられた背面部とを有し、前記天部の前記外縁は、開口可能に構成されると共に、曲線又は2以上の直線で形成されており、前記天部は、開口を開閉可能な開閉機構を有する包装容器に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る包装容器によれば、収容物を容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る包装容器を示す概略図である。
第1実施形態の包装容器を示す正面図である。
第1実施形態の包装容器の閉じた状態を示す平面図である。
第1実施形態の包装容器の閉じた状態を示す側面図である。
第1実施形態の包装容器の天部の外縁形状を示す正面図である。
第1実施形態の包装容器の開いた状態を示す平面図である。
第1実施形態の包装容器の開いた状態を示す側面図である。
第1実施形態の包装容器の変形例を示す概略図である。
第1実施形態の包装容器の変形例を示す正面図である。
第1実施形態の包装容器の変形例を示す正面図である。
第1実施形態の包装容器の天部の外縁の中間点を示す図である。
第1実施形態の包装容器の変形例の天部の外縁形状を示す正面図である。
本発明の第2実施形態に係る包装容器を示す概略図である。
第2実施形態の包装容器の閉じた状態を示す斜視図である。
第2実施形態の包装容器の胴部を示す正面図である。
第2実施形態の包装容器を示す正面図である。
第1実施形態の包装容器の天マチ部を有する変形例を示す概略図である。
第1実施形態の包装容器の天マチ部を有する変形例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0010】
[第1実施形態に係る包装容器の構成]
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る包装容器1を概説する。第1実施形態に係る包装容器1は、天部10と、天部10と対向して設けられた底部30と、天部10及び底部30の間に配置された胴部50とを備え、天部10は、正面視において、底部30から離間する方向に向かう凸状の外縁10aを有し、胴部50は、図3に示すように、正面部52と、該正面部52と対向して設けられた背面部54とを有する。なお、天部とは、図1に示す高さ方向Zにおける上方に位置する部位であり、底部とは、高さ方向Zにおける下方に位置する部位である。
(【0011】以降は省略されています)

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