TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024039491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022144088
出願日2022-09-09
発明の名称袋容器
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類B65D 83/08 20060101AFI20240314BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】被収容体の取り出し性を格段に向上させること。
【解決手段】袋容器であって、被収容物を収容し、上面部に収容物の取り出し用の開口部が設けられた収容体と、開口部を覆うように上面部に開封可能に貼付された蓋ラベルと、を備え、蓋ラベルは、蓋ラベルの開封方向である第1方向の一端部が、収容体の第1方向と直交する第2方向と略平行な背面部の少なくとも一部を覆う位置まで延設されており、前記蓋ラベルの前記第2方向の両端部が、前記収容体の前記第1方向と略平行な側面部のそれぞれと、前記上面部と、の境界の近傍の位置又は前記側面部のそれぞれの少なくとも一部を覆う位置まで延設され、開口部は、開口部の第1方向の最大長さをm、開口部の第2方向の最大長さをn、上面部の第1方向の最大長さをD、上面部の第2方向の最大長さをW、とした場合、0.45D≦m≦0.90D、0.40W≦n≦0.80Wである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被収容物を収容し、上面部に前記被収容物の取り出し用の開口部が設けられた収容体と、
前記開口部を覆うように前記上面部に開封可能に貼付された蓋ラベルと、
を備え、
前記蓋ラベルは、
前記蓋ラベルの開封方向である第1方向の一端部が、前記収容体の前記第1方向と直交する第2方向と略平行な背面部の少なくとも一部を覆う位置まで延設されており、
前記蓋ラベルの前記第2方向の両端部が、前記収容体の前記第1方向と略平行な側面部のそれぞれと、前記上面部と、の境界の近傍の位置又は前記側面部のそれぞれの少なくとも一部を覆う位置まで延設され、
前記開口部は、
前記開口部の前記第1方向の最大長さをm、
前記開口部の前記第2方向の最大長さをn、
前記上面部の前記第1方向の最大長さをD、
前記上面部の前記第2方向の最大長さをW、
とした場合、
0.45D≦m≦0.90D、0.40W≦n≦0.80Wである、袋容器。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記蓋ラベルの前記一端部側には、前記蓋ラベルを開封し、起立させた状態を維持するためのストッパー部が形成されており、
前記ストッパー部は、前記上面部と前記背面部若しくは前記側面部との境界部分又は前記境界部分から前記背面部側若しくは前記側面部側にずれた位置に配置されている請求項1に記載の袋容器。
【請求項3】
前記蓋ラベルの前記第1方向の他端部には、前記蓋ラベルを開封するための摘み部が形成されており、
前記摘み部は、前記上面部に対して鉛直方向から見た場合、前記上面部の周縁を超えて延設されている請求項1又は2に記載の袋容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、袋容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
上記技術分野において、特許文献1には、シート取り出し用の開口を有し、複数枚のシートを収容する本体部と、当該開口を開閉可能に本体部に設けられている包装容器が開示されている(請求項1、図1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-114535号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、本体部に設けられたシート取り出し用の開口が小さく、被収容体であるシートの取り出し性が低かった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る袋容器は、
被収容物を収容し、上面部に前記収容物の取り出し用の開口部が設けられた収容体と、
前記開口部を覆うように前記上面部に開封可能に貼付された蓋ラベルと、
を備え、
前記蓋ラベルは、
前記蓋ラベルの開封方向である第1方向の一端部が、前記収容体の前記第1方向と直交する第2方向と略平行な背面部の少なくとも一部を覆う位置まで延設されており、
前記蓋ラベルの前記第2方向の両端部が、前記収容体の前記第1方向と略平行な側面部のそれぞれと、前記上面部と、の境界の近傍の位置又は前記側面部のそれぞれの少なくとも一部を覆う位置まで延設され、
前記開口部は、
前記開口部の前記第1方向の最大長さをm、
前記開口部の前記第2方向の最大長さをn、
前記上面部の前記第1方向の最大長さをD、
前記上面部の前記第2方向の最大長さをW、
とした場合、
0.45D≦m≦0.90D、0.40W≦n≦0.80Wである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、被収容体の取り出し性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の好ましい実施形態に係る袋容器の正面斜視図である。
本発明の好ましい実施形態に係る袋容器の背面斜視図である。
本発明の好ましい実施形態に係る袋容器の蓋ラベルを開いた状態の正面斜視図である。
本発明の好ましい実施形態に係る袋容器の蓋ラベルを閉じた状態の上面図である。
本発明の好ましい実施形態に係る袋容器のストッパー部の位置の変形例を示す背面斜視図である。
本発明の好ましい実施形態に係る袋容器の変形例を示す正面斜視図である。
本発明の好ましい実施形態に係る袋容器の摘み部の変形例を示す正面斜視図である。
本発明の好ましい実施形態に係る袋容器の摘み部の他の変形例を示す正面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている、構成、数値などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
【0009】
図1~図4を参照して、本実施形態に係る袋容器1について説明する。袋容器1は、被収容物を順次取り出して使用できるように収容する包装容器である。袋容器1は、収容体10に被収容物を収容し、蓋ラベル20が閉じられた状態で収容物を持ち運びできるようになっている。そして、収容された収容物を取り出して使用する場合には、蓋ラベル20を開封すると、収容体10の上面部14に設けられた開口部30から被収容物を取り出すことができるようになっている。蓋ラベル20は、収容体10に開閉自在に取り付けられており、閉じると、袋容器1が密閉され、開けると、被収容物を取り出すことができるようになっている。
【0010】
ここで、被収容物は、例えば、ウェットティッシュが代表的であるが、この他にも、織布(ガーゼなど)、不織布、コットン又はティッシュペーパーなどの紙等からなるシート状の材料に液体を含侵させたものであってもよい。また、含侵させる液体は、例えば、アルコール、消毒液、界面活性剤を含む洗浄液、化粧水などである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

花王株式会社
容器
26日前
花王株式会社
容器
3日前
花王株式会社
袋容器
1か月前
花王株式会社
洗浄方法
18日前
花王株式会社
包装容器
1か月前
花王株式会社
固形食品
25日前
花王株式会社
美容キット
3日前
花王株式会社
乳化化粧料
5日前
花王株式会社
乳化化粧料
5日前
花王株式会社
油脂組成物
17日前
花王株式会社
吸収性物品
19日前
花王株式会社
物品搬送装置
3日前
花王株式会社
エッチング液
10日前
花王株式会社
経口用組成物
13日前
花王株式会社
経口用組成物
13日前
花王株式会社
口腔用組成物
1か月前
花王株式会社
化粧料組成物
17日前
花王株式会社
流体密封容器
26日前
花王株式会社
経口用組成物
26日前
花王株式会社
ポンプユニット
23日前
花王株式会社
油性固形化粧料
25日前
花王株式会社
ペット用トイレ
23日前
花王株式会社
糖質燃焼促進剤
17日前
花王株式会社
リパーゼ変異体
26日前
花王株式会社
皮膚の分類方法
17日前
花王株式会社
皮膚洗浄剤組成物
3日前
花王株式会社
口腔内菌叢改善剤
25日前
花王株式会社
アイスクリーム類
13日前
花王株式会社
肌のくすみ改善剤
19日前
花王株式会社
鋳物製造用構造体
1か月前
花王株式会社
皮膚洗浄剤組成物
3日前
花王株式会社
吸収性物品用不織布
25日前
花王株式会社
吸収性物品用不織布
25日前
花王株式会社
吸収性物品用不織布
25日前
花王株式会社
吹付用水硬性組成物
26日前
花王株式会社
吸収性物品用不織布
25日前
続きを見る