TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024046892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152244
出願日2022-09-26
発明の名称ペット用トイレ
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類A01K 1/01 20060101AFI20240329BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】従来よりも一層使い勝手の良いペット用トイレを提供すること。
【解決手段】ペット用トイレは、第1の部材及び第2の部材を含む複数の部材の組み合わせから構成されている。ペット用トイレは、各部材の組み合わせによって外形が異なり且つ飼育対象が異なる第1の形態及び第2の形態をとる。第1の部材は、第1の形態において視認不能であり且つ第2の形態において視認可能である表示部を有する。第1の部材は底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器であることが好ましい。第2の部材はペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器であることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の部材及び第2の部材を含む複数の部材の組み合わせから構成されており、各部材の組み合わせによって外形が異なり且つ飼育対象が異なる第1の形態及び第2の形態をとるペット用トイレであって、
第1の部材は、第1の形態において視認不能であり且つ第2の形態において視認可能である表示部を有する、ペット用トイレ。
続きを表示(約 2,800 文字)【請求項2】
第1の部材が底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器であり、
第2の部材がペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器であり、
前記外容器の側壁の一部に高さの低い外低側壁部を設けるとともに、
前記内容器の側壁の一部に高さの低い内低側壁部を設け、
前記外低側壁部と前記内低側壁部との位置を一致させて内容器を外容器の内部に配置することで、その隣接部の側壁よりも高さが低く、ペットがトイレ内に進入可能なペット進入部が形成されるようになされているとともに、
前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しないように前記内容器を前記外容器の内部に配置することで、外低側壁部を内容器の側壁によって閉塞し、且つ内低側壁部を外容器の側壁によって閉塞して、前記ペット進入部が形成されないようになされており、
第1の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しており、第2の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが不一致である、請求項1に記載のペット用トイレ。
【請求項3】
前記外容器は、前記外低側壁部が設けられた前記側壁と対向する位置にある側壁の内面に前記表示部を有する、請求項2に記載のペット用トイレ。
【請求項4】
前記内容器は、前記側壁の外面に内容器第2表示部を有する、請求項2又は3に記載のペット用トイレ。
【請求項5】
前記外低側壁部に向かって前記ペット用トイレを見たときに、前記内容器の前記側壁の内面に、第1の形態において視認可能であり且つ第2の形態において視認不能である内容器第1表示部を有する、請求項2ないし4のいずれか一項に記載のペット用トイレ。
【請求項6】
第1の部材及び第2の部材を含む複数の部材の組み合わせから構成されており、各部材の組み合わせによって外形が異なり且つ使用形態が異なる第1の形態及び第2の形態をとるペット用トイレであって、
第1の部材が底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器であり、
第2の部材がペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器であり、
底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器と、
ペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器とを備えたペット用トイレであって、
前記外容器の側壁の一部に高さの低い外低側壁部を設けるとともに、
前記内容器の側壁の一部に高さの低い内低側壁部を設け、
前記外低側壁部と前記内低側壁部との位置を一致させて内容器を外容器の内部に配置することで、その隣接部の側壁よりも高さが低く、ペットがトイレ内に進入可能なペット進入部が形成されるようになされているとともに、
前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しないように前記内容器を前記外容器の内部に配置することで、外低側壁部を内容器の側壁によって閉塞し、かつ内低側壁部を外容器の側壁によって閉塞して、前記ペット進入部が形成されないようになされており、
第1の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しており、第2の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが不一致であり、
前記内容器の側壁の外面のうち、第2の形態において前記外低側壁部と対向する位置に内容器第3表示部を有する、ペット用トイレ。
【請求項7】
前記内容器第3表示部は、前記外低側壁部の端縁に沿った形状を有し、第1の形態及び第2の形態において視認不能である、請求項6に記載のペット用トイレ。
【請求項8】
第1の部材及び第2の部材を含む複数の部材の組み合わせから構成されており、各部材の組み合わせによって外形が異なり且つ使用形態が異なる第1の形態及び第2の形態をとるペット用トイレであって、
第1の部材が底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器であり、
第2の部材がペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器であり、
底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器と、
ペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器とを備えたペット用トイレであって、
前記外容器の側壁の一部に高さの低い外低側壁部を設けるとともに、
前記内容器の側壁の一部に高さの低い内低側壁部を設け、
前記外低側壁部と前記内低側壁部との位置を一致させて内容器を外容器の内部に配置することで、その隣接部の側壁よりも高さが低く、ペットがトイレ内に進入可能なペット進入部が形成されるようになされているとともに、
前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しないように前記内容器を前記外容器の内部に配置することで、外低側壁部を内容器の側壁によって閉塞し、かつ内低側壁部を外容器の側壁によって閉塞して、前記ペット進入部が形成されないようになされており、
第1の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しており、第2の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが不一致であり、
前記外容器の側壁の内面のうち、第2の形態において前記内低側壁部と対向する位置に外容器第3表示部を有する、ペット用トイレ。
【請求項9】
前記外容器第3表示部は、前記内低側壁部の端縁に沿った形状を有し、第1の形態及び第2の形態において視認不能である、請求項8に記載のペット用トイレ。
【請求項10】
第1の部材としての固定フードと、第2の部材としての可動フードと、開口部を有し且つ該開口部の開口端に該固定フードが取り付けられる容器と有し、
前記固定フードは、フード本体と、該フード本体の下部から水平方向に張り出した、前記開口端への固定用の枠体とを備え、
前記可動フードは、前記フード本体に設けられたフード本体開口部を開閉自在に該フード本体に取り付けられており、
前記可動フードは、第1の形態である閉状態において前記フード本体に設けられたフード本体開口部の少なくとも一部を閉塞可能に構成されているとともに、第2の形態である開状態において該フード本体開口部を完全開放可能に構成されており、
前記固定フードの前記枠体は、前記可動フードの閉状態において該可動フードによって覆われる位置に前記表示部を有する、請求項1に記載のペット用トイレ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット用トイレに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
ペット用トイレに関する従来の技術として本出願人は先に、外容器と内容器とを備え、該外容器の側壁の一部に高さの低い外側低側壁部が設けられ、該内容器の側壁の一部に高さの低い内側低側壁部が設けられたペット用トイレを提案した(特許文献1参照)。同文献に記載のペット用トイレによれば、内容器を外容器の内部に配置するときに、外側低側壁部と内側低側壁部との位置を一致させる場合と、該外側低側壁部と該内側低側壁部との位置を一致させない場合とを選択することができるので、例えばペットが幼少の場合や身体能力が低下した場合は前者を選択し、ペットが成長した場合は後者を選択するなどして、ペットの状態に合わせて使用することができるという利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-85492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで近年は、ペットを家族と同じように扱う家庭が増加しており、ペット市場は大きく成長している。このことに伴い、ペット製品においては、技術力の高さだけではなく、取り扱いの容易さや操作性の良さなどという、使い勝手の良さも要求されている。この要求は、特許文献1に記載のペット用トイレについても当てはまる。
したがって、本発明の課題は、従来よりも一層使い勝手の良いペット用トイレを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、第1の部材及び第2の部材を含む複数の部材の組み合わせから構成されており、各部材の組み合わせによって外形が異なり且つ飼育対象が異なる第1の形態及び第2の形態をとるペット用トイレに関する。
一実施形態において、第1の部材は、第1の形態において視認不能であり且つ第2の形態において視認可能である表示部を有することが好ましい。
【0006】
また本発明は、第1の部材及び第2の部材を含む複数の部材の組み合わせから構成されており、各部材の組み合わせによって外形が異なり且つ使用形態が異なる第1の形態及び第2の形態をとるペット用トイレに関する。
一実施形態において、第1の部材が底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器であることが好ましい。
一実施形態において、第2の部材がペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器であることが好ましい。
一実施形態において、底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器と、
ペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器とを備えることが好ましい。
一実施形態において、前記外容器の側壁の一部に高さの低い外低側壁部を設けるとともに、
前記内容器の側壁の一部に高さの低い内低側壁部を設けることが好ましい。
一実施形態において、前記外低側壁部と前記内低側壁部との位置を一致させて内容器を外容器の内部に配置することで、その隣接部の側壁よりも高さが低く、ペットがトイレ内に進入可能なペット進入部が形成されるようになされているとともに、
前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しないように前記内容器を前記外容器の内部に配置することで、外低側壁部を内容器の側壁によって閉塞し、かつ内低側壁部を外容器の側壁によって閉塞して、前記ペット進入部が形成されないようになされていることが好ましい。
一実施形態において、第1の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しており、第2の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが不一致であることが好ましい。
一実施形態において、前記内容器の側壁の外面のうち、第2の形態において前記外低側壁部と対向する位置に内容器第3表示部を有することが好ましい。
【0007】
更に本発明は、第1の部材及び第2の部材を含む複数の部材の組み合わせから構成されており、各部材の組み合わせによって外形が異なり且つ使用形態が異なる第1の形態及び第2の形態をとるペット用トイレである。
一実施形態において、第1の部材が底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器であることが好ましい。
一実施形態において、第2の部材がペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器であることが好ましい。
一実施形態において、底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器と、
ペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器とを備えることが好ましい。
一実施形態において、前記外容器の側壁の一部に高さの低い外低側壁部を設けるとともに、
前記内容器の側壁の一部に高さの低い内低側壁部を設けることが好ましい。
一実施形態において、前記外低側壁部と前記内低側壁部との位置を一致させて内容器を外容器の内部に配置することで、その隣接部の側壁よりも高さが低く、ペットがトイレ内に進入可能なペット進入部が形成されるようになされているとともに、
前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しないように前記内容器を前記外容器の内部に配置することで、外低側壁部を内容器の側壁によって閉塞し、かつ内低側壁部を外容器の側壁によって閉塞して、前記ペット進入部が形成されないようになされていることが好ましい。
一実施形態において、第1の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが一致しており、第2の形態においては、前記外低側壁部の位置と前記内低側壁部の位置とが不一致であることが好ましい。
一実施形態において、前記内容器の側壁の内面のうち、第2の形態において前記内低側壁部と対向する位置に外容器第3表示部を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、従来よりも一層使い勝手の良いペット用トイレを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明のペット用トイレの一実施形態を示す分解斜視図である。
図2は、本発明のペット用トイレの一実施形態における第1の形態を示す斜視図である。
図3は、本発明のペット用トイレの一実施形態における第2の形態を示す斜視図である。
図4は、本発明のペット用トイレの別の実施形態を示す分解斜視図である。
図5(a)は、図4に示すペット用トイレの第1の形態を示す平面図であり、図5(b)は、図4に示すペット用トイレの第2の形態を示す平面図である。
図6は、本発明のペット用トイレの更に別の実施形態を示す分解斜視図である。
図7は、図6に示すペット用トイレの第2の形態を示す斜視図である。
図8は、本発明のペット用トイレの更に別の実施形態を示す分解斜視図である。
図9は、本発明のペット用トイレの更に別の実施形態を示す分解斜視図である。
図10は、本発明のペット用トイレの更に別の実施形態における第1の形態を示す斜視図である。
図11は、図10に示すペット用トイレの要部分解斜視図である。
図12は、図10に示すペット用トイレの第2の形態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。参照する図面について、同等の構成を有する部分には同一の符号を付しており、特に断りのない限り、同一の符号を付した事項に関する説明が適宜適用される。図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

花王株式会社
容器
5日前
花王株式会社
洗浄方法
20日前
花王株式会社
油脂組成物
19日前
花王株式会社
美容キット
5日前
花王株式会社
吸収性物品
21日前
花王株式会社
乳化化粧料
7日前
花王株式会社
乳化化粧料
7日前
花王株式会社
経口用組成物
15日前
花王株式会社
化粧料組成物
19日前
花王株式会社
経口用組成物
15日前
花王株式会社
エッチング液
12日前
花王株式会社
物品搬送装置
5日前
花王株式会社
ポンプユニット
25日前
花王株式会社
皮膚の分類方法
19日前
花王株式会社
糖質燃焼促進剤
19日前
花王株式会社
ペット用トイレ
25日前
花王株式会社
アイスクリーム類
15日前
花王株式会社
皮膚洗浄剤組成物
5日前
花王株式会社
皮膚洗浄剤組成物
5日前
花王株式会社
肌のくすみ改善剤
21日前
花王株式会社
吸収性物品の包装体
12日前
花王株式会社
スキンケアシステム
6日前
花王株式会社
インクジェット捺染方法
19日前
花王株式会社
インクジェット捺染方法
19日前
花王株式会社
改質ゴム粒子の製造方法
20日前
花王株式会社
フラックス用洗浄剤組成物
22日前
花王株式会社
酸化珪素膜用研磨液組成物
5日前
花王株式会社
機能性複合シートの製造方法
19日前
花王株式会社
静電荷像現像用トナーの製造方法
21日前
花王株式会社
自動投入容器用液体洗浄剤組成物
21日前
花王株式会社
真皮細胞外マトリックス産生促進剤
22日前
花王株式会社
情報処理システム及び情報処理方法
15日前
花王株式会社
毛髪処理剤又は頭飾製品用繊維処理剤
20日前
花王株式会社
毛髪処理剤又は頭飾製品用繊維処理剤
19日前
花王株式会社
マイクロプラスチックファイバーの評価方法
22日前
個人
産卵床
5日前
続きを見る