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公開番号2024053456
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159761
出願日2022-10-03
発明の名称情報処理システム及び情報処理方法
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類G06Q 30/0601 20230101AFI20240408BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの肌の状態の分析結果に応じた商品を選定する際に、当該分析結果からは不明なユーザの体質に関する情報も加味した選定を行う情報処理システム、情報処理方法を提供する。
【解決手段】ユーザ毎に皮膚のための商品を選定し提供する化粧品サブスクリプションシステムであって、複数のユーザのユーザ端末200A、200B、200C、・・・と、複数のユーザに関するユーザ情報及び複数の商品に関する商品情報を管理するサーバ100と、ユーザから提供された当該ユーザの皮膚に関する生体情報を分析するアナリストのアナリスト端末300と、ユーザの皮膚のための商品を選定するトレーナ―のトレーナー端末400と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザごとに皮膚のための商品を選定し提供する情報処理システムであって、
前記ユーザのユーザ端末と、複数のユーザに関するユーザ情報及び複数の商品に関する商品情報を管理するサーバと、前記ユーザから提供された当該ユーザの皮膚に関する生体情報を分析する分析者の分析者端末と、前記ユーザの皮膚のための商品を選定する選定者の選定者端末とを具備し、
前記分析者端末の制御部は、前記生体情報の分析結果を示す生体分析情報を、前記ユーザを識別するユーザ識別情報と対応付けて前記サーバへ送信し、
前記サーバの制御部は、前記受信した生体分析情報を前記ユーザ識別情報に対応するユーザのユーザ端末へ送信し、
前記選定者端末の制御部は、測定器または目視による前記ユーザの肌の状態の分析結果を示す肌分析情報を、前記ユーザ識別情報と対応付けて前記サーバへ送信し、
前記ユーザ端末の制御部は、前記商品の選定要求を前記ユーザ識別情報とともに前記選定者端末へ送信し、
前記選定者端末の制御部は、前記選定要求を受信すると、前記ユーザ識別情報に対応する前記肌分析情報を受信し、当該肌分析情報と、前記ユーザ端末から受信した、または、前記ユーザとの対話に基づいて当該選定者端末に入力された、前記商品に関する要望情報とを基に、前記複数の商品から少なくとも1つの商品を選定し、当該選定された商品の前記ユーザへの発送を要求する発送要求を前記サーバへ送信する
情報処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記分析者端末の制御部は、前記商品の前記ユーザへの発送日から第1の期間経過後に前記生体情報の再提供を要求する再提供要求を前記ユーザ端末へ送信し、当該再提供された生体情報の分析結果を示す生体再分析情報を前記ユーザ端末へ送信する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記選定者端末の制御部は、前記発送日から第2の期間経過後に、前記測定器または目視による前記ユーザの肌の状態の再分析を要求する再分析要求を前記ユーザ端末へ送信し、当該再分析の結果を示す肌再分析情報を前記サーバへ送信する
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記選定者端末の制御部は、前記肌分析情報と前記肌再分析情報とを比較することで、前記選定された商品のユーザへの提供を継続するか否かを決定する
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記サーバの制御部は、前記発送された商品の総容量及び1日当たりの推奨使用量を示す分量情報を記憶し、当該分量情報に基づいて前記第2の期間を算出し、当該算出した第2の期間を示す情報を前記選定者端末へ送信する
請求項3または4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記サーバの制御部は、
前記ユーザに一度に発送され得る複数の異なる前記商品の複数の組み合わせについて、当該各商品の1日当たりの推奨使用量に基づいて、前記ユーザに前記商品の提供サービスを提供する所定期間にユーザに使用され得る前記商品の金額を算出し、
前記複数の組み合わせに対応する各金額のうち、最も高い金額を前記提供サービスの上限額として、当該上限額に対応するポイントを前記ユーザに設定し、
前記ユーザに前記商品が発送されるたびに、当該商品に対応するポイントを前記設定されたポイントから減算して更新する
請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項7】
ユーザごとに皮膚のための商品を選定し提供する情報処理方法であって、
前記ユーザから提供された当該ユーザの皮膚に関する生体情報を分析する分析者の分析者端末から、当該生体情報の分析結果を示す生体分析情報を、前記ユーザを識別するユーザ識別情報と共に受信し、
前記受信した生体分析情報を前記ユーザ識別情報に対応するユーザのユーザ端末へ送信し、
前記ユーザの皮膚のための商品を選定する選定者の選定者端末から、測定器または目視による前記ユーザの肌の状態の分析結果を示す肌分析情報を、前記ユーザ識別情報と共に受信し、
前記ユーザ端末から前記商品の選定要求を前記ユーザ識別情報と共に受信した前記選定者端末からの要求に応じて、前記ユーザ識別情報に対応する前記肌分析情報を送信し、
前記選定者端末において、前記肌分析情報と、前記ユーザ端末から受信した、または、前記ユーザとの対話に基づいて当該選定者端末に入力された、前記商品に関する要望情報とを基に選定された商品の前記ユーザへの発送を要求する発送要求を受信する
情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザごとに皮膚に関連する商品に関する情報を提供する情報処理システム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、化粧品販売店などの店頭において、顧客の肌状態を診断するための技術が存在する。例えば下記特許文献1には、データ収集システムが、肌のきめ状態の分析が可能な超高精細デジタル画像を取り込み、圧縮してデータ分析システムへ送信し、データ分析システムによる肌診断結果に応じて、お手入れデータベースから、肌の手入れ方法を選択したり、商品情報データベースから商品を選択したりして、そのデータをデータ収集システムへ送信するようにすることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-142005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、肌のきめ状態の分析結果のみに基づいて商品をデータベースから選択し、そのデータに基づいて顧客に商品を説明しており、顧客はその他の肌の指標に基づく商品の提案を受けることはできない。
【0005】
本発明の課題は、ユーザの肌の状態の分析結果に応じた商品を選定する際に、当該分析結果からは不明なユーザの体質に関する情報も加味させることに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係る情報処理システムは、ユーザごとに皮膚のための商品を選定し提供する情報処理システムであって、
前記ユーザのユーザ端末と、複数のユーザに関するユーザ情報及び複数の商品に関する商品情報を管理するサーバと、前記ユーザから提供された当該ユーザの皮膚に関する生体情報を分析する分析者の分析者端末と、前記ユーザの皮膚のための商品を選定する選定者の選定者端末とを具備する。
前記分析者端末の制御部は、前記生体情報の分析結果を示す生体分析情報を、前記ユーザを識別するユーザ識別情報と対応付けて前記サーバへ送信し、
前記サーバの制御部は、前記受信した生体分析情報を前記ユーザ識別情報に対応するユーザのユーザ端末へ送信し、
前記選定者端末の制御部は、測定器または目視による前記ユーザの肌の状態の分析結果を示す肌分析情報を、前記ユーザ識別情報と対応付けて前記サーバへ送信し、
前記ユーザ端末の制御部は、前記商品の選定要求を前記ユーザ識別情報とともに前記選定者端末へ送信し、
前記選定者端末の制御部は、前記選定要求を受信すると、前記ユーザ識別情報に対応する前記肌分析情報を受信し、当該肌分析情報と、前記ユーザ端末から受信した、または、前記ユーザとの対話に基づいて当該選定者端末に入力された、前記商品に関する要望情報とを基に、前記複数の商品から少なくとも1つの商品を選定し、当該選定された商品の前記ユーザへの発送を要求する発送要求を前記サーバへ送信する。
【0007】
本発明の一形態に係る情報処理システムは、ユーザごとに皮膚のための商品を選定し提供する情報処理方法であって、
前記ユーザから提供された当該ユーザの皮膚に関する生体情報を分析する分析者の分析者端末から、当該生体情報の分析結果を示す生体分析情報を、前記ユーザを識別するユーザ識別情報と共に受信し、
前記受信した生体分析情報を前記ユーザ識別情報に対応するユーザのユーザ端末へ送信し、
前記ユーザの皮膚のための商品を選定する選定者の選定者端末から、測定器または目視による前記ユーザの肌の状態の分析結果を示す肌分析情報を、前記ユーザ識別情報と共に受信し、
前記ユーザ端末から前記商品の選定要求を前記ユーザ識別情報と共に受信した前記選定者端末からの要求に応じて、前記ユーザ識別情報に対応する前記肌分析情報を送信し、
前記選定者端末において、前記肌分析情報と、前記ユーザ端末から受信した、または、前記ユーザとの対話に基づいて当該選定者端末に入力された、前記商品に関する要望情報とを基に選定された商品の前記ユーザへの発送を要求する発送要求を受信する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の情報処理システムによれば、ユーザの肌の状態の分析結果に応じた商品を選定する際に、当該分析結果からは不明なユーザの体質に関する情報も加味させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る化粧品サブスクリプションシステムの構成を示した図である。
本発明の一実施形態に係る化粧品サブスクリプション管理サーバのハードウェア構成を示した図である。
本発明の一実施形態に係る化粧品サブスクリプション管理サーバが有するデータベースの構成を示した図である。
本発明の一実施形態に係る化粧品サブスクリプションシステムによる、化粧品選定処理の流れを示したフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るトレーナー端末による、化粧品選定処理の流れを示したフローチャートである。
本発明の一実施形態において生成される生体分析情報の例を示した図である。
本発明の一実施形態において生成される肌分析情報の例を示した図である。
本発明の一実施形態に係る管理サーバによる、ユーザへ提供する化粧品の総額(上限額)の算出手法を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。本実施形態では商品として化粧品の例を挙げる。
(【0011】以降は省略されています)

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