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公開番号2024061666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2023180550
出願日2023-10-19
発明の名称ペン型接着剤塗布具
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B05C 17/00 20060101AFI20240425BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】微小量を安定して塗布可能なペン型接着剤塗布具の提供。
【解決手段】内部に接着剤を収容する合成樹脂製の接着剤収容管と、前記接着剤収容管の先端に装着される合成樹脂製のホルダーと、前記ホルダーの内部に装着されるインナーピンと、前記インナーピンの先端に突設されるとともに前記ホルダーから先端方向へ突出する塗布先端と、を備えたペン型接着剤塗布具であって、前記インナーピンは、前記ホルダーに対して固定される固定部と、前記ホルダーに対して前後方向に摺動可能な可動部と、前記固定部と可動部とを連結する圧縮部と、前記固定部の先端から突設されるとともに、圧縮部の後端との間に間隙が設けられる後退規制部と、を備えたことを特徴とするペン型接着剤塗布具。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
内部に接着剤を収容する合成樹脂製の接着剤収容管と、
前記接着剤収容管の先端に装着される合成樹脂製のホルダーと、
前記ホルダーの内部に装着されるインナーピンと、
前記インナーピンの先端に突設されるとともに前記ホルダーから先端方向へ突出する塗布先端と、
を備えたペン型接着剤塗布具であって、
前記インナーピンは、
前記ホルダーに対して固定される固定部と、
前記ホルダーに対して前後方向に摺動可能な可動部と、
前記固定部と可動部とを連結する圧縮部と、
前記固定部の先端から突設されるとともに、圧縮部の後端との間に間隙が設けられる後退規制部と、
を備えたことを特徴とするペン型接着剤塗布具。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記圧縮部が蛇腹形状であることを特徴とする、請求項1に記載のペン型接着剤塗布具。
【請求項3】
前記圧縮部が圧縮された状態においても、前記塗布先端は前記ホルダーの先端から突出していることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のペン型接着剤塗布具。
【請求項4】
前記接着剤収容管内の後端側には、前記接着剤が前記接着剤収容管の後端から流出するのを防止するためのフォロワーが注入されるとともに、
前記フォロワーは、互いに異なる成分のグリース状物質である第一の追従体と第二の追従体との層構造とを呈することを特徴とする請求項1又は2に記載のペン型接着剤塗布具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、接着剤を容器に収容したペン型の塗布具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1や特許文献2には、バルブタイプのペン型の接着剤塗布容器が開示されている。このタイプの接着剤塗布容器では、弁機構の先端を接着部位に押圧することで、容器内部に収容された接着剤が先端から接着部位に吐出される。しかし、弁機構の先端から吐出される接着剤の量が意図するよりも多くなることがあり、接着部位の面積が微少で僅かな量の接着剤で足りる場合の吐出量の制御が難しいことがある。また、弁が押圧されて後退するとホルダーの先端縁が接着部位と接触してしまうため、長期間利用しているうちにホルダー先端縁が摩耗してしまい、先端部分の密閉性を損なうことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-123305号公報
特開平10-337523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の実施態様は、接着部位の面積が微少である場合に過剰量の接着剤を塗布してしまうことを防止し、また、接着部位への接触に伴う先端部分の損傷を防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願の第1態様は、内部に接着剤を収容する合成樹脂製の接着剤収容管と、前記接着剤収容管の先端に装着される合成樹脂製のホルダーと、前記ホルダーの内部に装着されるインナーピンと、前記インナーピンの先端に突設されるとともに前記ホルダーから先端方向へ突出する塗布先端と、を備えたペン型接着剤塗布具であって、前記インナーピンは、前記ホルダーに対して固定される固定部と、前記ホルダーに対して前後方向に摺動可能な可動部と、前記固定部と可動部とを連結する圧縮部と、前記固定部の先端から突設されるとともに、圧縮部の後端との間に間隙が設けられる後退規制部と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
本願の第1態様の構成によると、インナーピンで塗布先端の前後摺動を可能とするスプリングの役割を兼用することができる。
【0007】
本願の第2態様は、前記第1態様の構成に加え、前記圧縮部が蛇腹形状であることを特徴とする。この構成によると、インナーピンを合成樹脂の射出成形で形成することが容易になるとともに、この蛇腹形状で弾発力を確保することが可能となる。
【0008】
また、本願の第3様態は、前記第1態様又は第2態様の構成に加え、前記圧縮部が圧縮された状態においても、前記塗布先端は前記ホルダーの先端から突出していることを特徴とする。この構成によると、ホルダー端面の摩耗等による先端面のシール性への影響を回避することができる。
【0009】
また、本願の第4様態は、前記接着剤収容管内の後端側には、前記接着剤が前記接着剤収容管の後端から流出するのを防止するためのフォロワーが注入されるとともに、
前記フォロワーは、互いに異なる成分のグリース状物質である第一の追従体と第二の追従体との層構造とを呈することを特徴とする。この構成によると、落下等により塗布具に衝撃が与えられても、接着剤の後端部からの漏洩を防ぐことができる。
【0010】
なお、上述の各態様においては、前記接着剤を除く全ての部材が合成樹脂製であることが好ましく、また、ペン型接着剤塗布具が軸筒の中に収容されることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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