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公開番号2024061136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168869
出願日2022-10-21
発明の名称情報処理装置および情報処理方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20240425BHJP(計算;計数)
要約【課題】グループを考慮した特典の付与を適切に行うことができる技術を提供する。
【解決手段】例示的な本発明の情報処理装置は、処理部を備える。前記処理部は、特典の取得を希望するユーザのグループを推定する。そして、前記処理部は、前記グループが同じである複数の前記ユーザの中から、前記特典の取得希望者の募集に対して応募資格を有する代表者を設定して前記特典の割り当てを行う。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
処理部を備える情報処理装置であって、
前記処理部は、
特典の取得を希望するユーザのグループを推定し、
前記グループが同じである複数の前記ユーザの中から、前記特典の取得希望者の募集に対して応募資格を有する代表者を設定して前記特典の割り当てを行う、
情報処理装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記処理部は、前記グループに属さない者に比べて、前記代表者への前記特典の付与確率を高くして前記特典の割当処理を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、
前記募集への応募に際して、入札を要求し、
前記入札の情報に応じて前記特典を付与する者を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理部は、
前記募集への応募に際して、入札を要求し、
前記入札の情報に応じて前記特典を付与する者を決定し、
前記代表者と、前記グループに属さない者との間で前記入札の情報を用いた計算処理の仕方を変更して、前記代表者への前記特典の付与確率を高くする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記募集に応募した者の中から抽選で前記特典を付与する者を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記処理部は、
前記募集に応募した者の中から抽選で前記特典を付与する者を決定し、
前記抽選の当選確率を高くして、前記代表者への前記特典の付与確率を高くする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記処理部は、前記ユーザに対して前記グループに属することを証明するグループ登録を要求することにより前記グループの推定を行い、
前記グループ登録は、前記ユーザが利用する端末装置と、前記ユーザが属する前記グループの他の者が利用する端末装置とを利用して行われる、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記特典は、イベントの開催に対応して提供され、
前記ユーザは、前記イベントへの参加者である、請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記処理部は、前記ユーザに前記特典を付与することで前記イベント後の人流制御を行う、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
グループが同じであると推定された複数のユーザの中から、特典の取得希望者の募集に対して応募資格を有する代表者に設定された者へ、前記募集に対する応募の結果を通知する処理を、装置が実行する情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クーポン等の特典を付与する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、所定の空間内を移動する複数の人物の流れを分析する人流分析装置における人流分析方法が開示される。当該人流分析方法では、複数の人物の所定の空間内における移動履歴を示す移動情報を取得し、取得した移動情報に基づいて、互いに関連して移動していると推定される少なくとも2人の人物を抽出する。そして、抽出した少なくとも2人の人物がどのような関連性を有しているかを示す関連性情報を特定し、特定した関連性情報に基づいて、少なくとも2人の人物をグループ化するか否かを判断する。グループ化すると判断した少なくとも2人の人物の行動を予測する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-21019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ライブやスポーツ観戦等のイベントの終了後においては、イベント会場からの退場者によって、イベント会場の周辺や最寄り駅等が混雑する。混雑緩和のために、イベント会場の周辺に存在する店舗等で利用できるクーポン等の特典を提供して人流を誘導することが考えられる。
【0005】
ただし、例えば、1つのグループにつき1つしか利用できないクーポンを、同じグループに属する者が複数取得した場合に、利用されないクーポンが生じてしまう。この結果、クーポンの提供を利用した人流の誘導が十分にできず、混雑緩和の効果を得られない可能性がある。また、無駄なクーポンの発生は、ユーザの満足度を低下させる原因ともなり得る。
【0006】
特許文献1に開示される技術等を参考に、イベント参加者がグループに属するか否かを推定することができる。しかし、クーポンの取得を希望する希望者の中に、グループに属する者と属さない者とが存在する場合に、どのようにクーポンを付与すべきかについては、十分な検討がなされておらず、検討すべき課題であると考えられる。
【0007】
本発明は、上述の点に鑑み、グループを考慮した特典の付与を適切に行うことができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
例示的な本発明の情報処理装置は、処理部を備える。前記処理部は、特典の取得を希望するユーザのグループを推定する。そして、前記処理部は、前記グループが同じである複数の前記ユーザの中から、前記特典の取得希望者の募集に対して応募資格を有する代表者を設定して前記特典の割り当てを行う。
【発明の効果】
【0009】
例示的な本発明によれば、グループを考慮した特典の付与を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る情報処理システムの概略の構成を示す図
第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図
施設情報テーブルの一例を示す図
ユーザ情報テーブルの一例を示す図
特典情報テーブルの一例を示す図
グループ登録の第1手法について説明するための図
グループ登録の第2手法について説明するための図
第1実施形態に係る情報処理方法の流れを例示するフローチャート
応募者情報テーブルの一例を示す図
割当処理の流れを例示するフローチャート
第2実施形態に係る情報処理システムの概略の構成を示す図
第2実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図
混雑情報テーブルの一例を示す図
入札情報テーブルの一例を示す図
オークション形式を利用した特典の割当処理の流れを例示するフローチャート
入札者毎の各入札特典に対応する入札ポイント情報を示す模式図
入札者毎の各入札特典に対応する滞在効果時間情報を示す模式図
入札者毎の各入札特典に対応する実販売価格情報を示す模式図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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