TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024060741
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168215
出願日2022-10-20
発明の名称増毛用つけペン及び増毛用つけペンセット
出願人一般社団法人湊式増毛技術協会
代理人個人
主分類B05C 1/02 20060101AFI20240425BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】接着剤を塗布する増毛の施術効率を向上させることができる増毛用具の提供。
【解決手段】被増毛者の自毛に結着した増毛材料の結着部に接着剤を塗布する増毛用つけペン100であって、軸部10と、軸部10の先端に設けられ、軸方向に貫通孔31が形成され、貫通孔31に接着剤を溜める管状部材30と、管状部材30の貫通孔31の一部又は全部に挿入されて内接し、複数の線状部材を撚り合わせたツイスト形状にし、空気抜き流路21を形成する芯部材20とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被増毛者の頭部の自毛に結着した増毛材料の結着部に接着剤を塗布する増毛用つけペンであって、
軸部と、
前記軸部の先端に設けられ、軸方向に貫通孔が形成され、前記貫通孔に接着剤を溜める管状部材と、
前記管状部材の前記貫通孔の一部又は全部に挿入されて内接し、前記貫通孔に接着剤を溜めた状態で前記貫通孔内に空気を流通させる空気抜き流路を形成する芯部材と、
を備えることを特徴とする増毛用つけペン。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記芯部材は、複数の線状部材を撚り合わせたツイスト形状を有することを特徴とする請求項1記載の増毛用つけペン。
【請求項3】
前記管状部材は、軟質材料で形成されている
ことを特徴とする、請求項1記載の増毛用つけペン。
【請求項4】
増毛材料を結着する自毛として、産毛状の自毛を対象とすることを特徴とする請求項1記載の増毛用つけペン。
【請求項5】
請求項1記載の増毛用つけペンと、
前記増毛用つけペンの前記管状部材を支持するための穴部が形成された支持部を有し、前記穴部の内周にシリコン側壁部が設けられたスタンドと、
を備えることを特徴とする増毛用つけペンセット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、増毛用つけペン及び増毛用つけペンセットに係り、より詳細には、被増毛者の自毛に結着した増毛材料の結着部に接着剤を塗布する増毛用つけペン及びその増毛用つけペンを備えた増毛用つけペンセットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
本件発明者は、特許文献1において、増毛作業に手間がかからず、増毛材料の保管場所もとらないため、一般の理髪店、美容室などで希望者に気安く、おしゃれな増毛ができるような、増毛法と増毛用具を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2620848号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
頭髪の増毛の施術にあたっては、増毛材料のリング部に自毛を挿通し、リング部を引き絞って自毛に食い込ませて結着させている。しかし、増毛材料を結着させる頭部の自毛が産毛状の自毛、いわゆる軟弱毛である場合には、リング部が自毛に十分に食い込むことが困難であるため、結着部に更に接着剤を塗布し、結着部が自毛から外れないようにしている。結着部に接着剤を塗布する際には、例えば、爪楊枝の先端に接着剤を付着させ、その爪楊枝の先端を結着部に接触させることにより接着剤を塗布していた。
【0005】
しかし、接着剤を塗布すべき結着部は、例えば、何百、何千箇所にもなる場合もあるため、結着部に接着剤を塗布する際に、接着剤を、一回一回、爪楊枝の先端に付けていたのでは手間が掛かり、増毛の施術効率が低下してしまうという問題があった。
【0006】
本発明の課題は、接着剤を塗布する増毛の施術効率を向上させることができる増毛用具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の本発明の増毛用つけペンは、被増毛者の頭部の自毛に結着した増毛材料の結着部に接着剤を塗布する増毛用つけペンであって、軸部と、前記軸部の先端に設けられ、軸方向に貫通孔が形成され、前記貫通孔に接着剤を溜める管状部材と、前記管状部材の貫通孔の一部又は全部に挿入されて内接し、前記貫通孔に接着剤を溜めた状態で前記貫通孔内に空気を流通させる空気抜き流路を形成する芯部材と、を備えることを特徴としている。
【0008】
第2の本発明の増毛用つけペンセットは、第1の発明の増毛用つけペンと、前記増毛用つけペンの前記管状部材を支持するための穴部が形成された支持部を有し、前記穴部の内周にシリコン側壁部が設けられたスタンドと、を備えることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、接着剤を塗布する増毛の施術効率を向上させることができる増毛用具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る増毛用つけペンの説明図であり、(a)は、増毛用つけペンの要部分解斜視図であり、(b)は、(a)に示す増毛用つけペンの管状部材の貫通孔に接着剤を一時的に溜めた状態を示す部分断面図である。
比較例の説明図であり、(a)は、太い芯部材を備えたつけペンの要部断面図を示し、(b)は、細い芯部材を備えたつけペンの要部断面図を示す。
(a)及び(b)は、増毛用つけペンの芯部材の変形例の斜視図である。
本発明の実施形態に係る増毛用つけペンセットの説明図であり、(a)は、増毛用つけペンセットの斜視図であり、(b)は、増毛用つけペンセットの要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ベック株式会社
被膜形成方法
2か月前
ベック株式会社
被膜形成方法
2か月前
三菱製紙株式会社
液体塗布装置
20日前
株式会社リコー
塗工装置
18日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
1か月前
株式会社新免鉄工所
表面処理方法
2か月前
有限会社加藤軽合金
マーキング装置
2か月前
御崎コンベヤー株式会社
液体塗布装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
シール材塗布装置
18日前
株式会社オンテックス
木目調塗装用器具
2か月前
旭サナック株式会社
粉体塗装装置
11日前
東洋製罐株式会社
成形品確認装置
23日前
株式会社三和技巧
塗装装置
1か月前
株式会社オンテックス
木目調塗装用刷毛
1か月前
株式会社ニチリン
塗布装置
20日前
有限会社ガリュー
噴射ノズル
2か月前
トヨタ紡織株式会社
ミスト発生装置
2か月前
理想科学工業株式会社
塗布装置
19日前
近畿日本鉄道株式会社
エア噴射ノズル
20日前
ヤマホ工業株式会社
伸縮式散布杆
3日前
株式会社吉野工業所
蓄圧式吐出具
18日前
兵神装備株式会社
ノズル、及び液供給システム
23日前
TOPPANホールディングス株式会社
スリットコータ
1か月前
株式会社吉野工業所
トリガー式液体噴出器
18日前
株式会社リコー
液体吐出装置および液体吐出方法
2日前
三和合板株式会社
化粧板の製造装置
1か月前
株式会社吉野工業所
トリガー式吐出具
18日前
菊水化学工業株式会社
塗装方法及び積層構造
19日前
セイコーエプソン株式会社
液体噴射装置
19日前
積水ポリマテック株式会社
マスク方法及びマスク部材
1か月前
住鉱潤滑剤株式会社
塗装用治具および塗装装置
1か月前
株式会社リコー
液滴形成装置
23日前
株式会社IEC
流動浸漬装置
18日前
株式会社吉野工業所
トリガー式液体噴射具
1か月前
続きを見る