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公開番号2024059555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2023110896
出願日2023-07-05
発明の名称クリップアプライヤー機構及びそのクリップアプライヤー装置
出願人イントゥケア メディカル テクノロジー (スジョウ) カンパニー リミテッド,IntoCare Medical Technology (Suzhou) Co., LTD
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 17/128 20060101AFI20240423BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明はクリップアプライヤー機構及びそのクリップアプライヤー装置を提供する。
【解決手段】このクリップアプライヤー機構は、管体と、主軸と、クリップビンアセンブリと、クリップ押圧アセンブリと、撃発アセンブリと、を含み、前記主軸に接続される主軸コネクタと、前記撃発アセンブリに接続される撃発コネクタと、前記主軸コネクタと前記撃発コネクタとの間に設けられた係合機構と、をさらに含み、前記係合機構と前記撃発コネクタと前記主軸コネクタと前記撃発アセンブリとは、前記クリップが撃発された後に、前記主軸コネクタが前記係合機構によって前記撃発コネクタをつれて前記頭端に背を向けて移動するとともに、前記撃発コネクタが前記撃発アセンブリをつれて同方向に移動して、前記エンドエフェクタを部分的に開放させるように構成されており、このようにして、クリップが撃発された後に、撃発アセンブリを頭端に背を向ける方向に沿って引き戻し、よって、撃発スリーブの復帰に有利であり、後続動作への影響を避ける。
【選択図】図10D
特許請求の範囲【請求項1】
対向する頭端と末端とを含む管体と、
前記末端に近接するように設けられるとともに、少なくとも一部が前記管体内に位置する主軸と、
前記管体を貫通するとともに、前記管体内に設けられてクリップが入っているように構成されたクリップビンと前記頭端から突き出るエンドエフェクタとを含むクリップビンアセンブリと、
少なくとも一部が前記管体内に設けられたクリップ押圧アセンブリであって、前記主軸によって前記頭端に向かって押されて前記クリップビン内のクリップを前記エンドエフェクタ内に搬送するように構成されたクリップ押圧アセンブリと、
少なくとも一部が前記管体内に位置する撃発アセンブリであって、前記主軸によって前記頭端に向かって押されて前記エンドエフェクタを閉じ、前記エンドエフェクタ内の前記クリップを撃発させるように構成された撃発アセンブリと、を含む、クリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構であって、
前記クリップアプライヤー機構は、
前記主軸に接続される主軸コネクタと、
前記撃発アセンブリに接続される撃発コネクタと、
前記主軸コネクタと前記撃発コネクタとの間に設けられた係合機構と、をさらに含み、
前記係合機構と前記撃発コネクタと前記主軸コネクタと前記撃発アセンブリとは、前記クリップが撃発された後に、前記主軸コネクタが前記係合機構によって前記撃発コネクタをつれて前記頭端に背を向けて移動するとともに、前記撃発コネクタが前記撃発アセンブリをつれて同方向に移動して、前記エンドエフェクタを部分的に開放させるように構成されている、
クリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記係合機構は、
前記主軸コネクタに設けられた第1の係合部材と、
前記撃発コネクタに設けられた第2の係合部材と、を含み、
前記係合機構は、解放状態とロック状態とを有し、前記解放状態において、前記第1の係合部材は前記第2の係合部材内に位置し、前記第2の係合部材から外れることができ、前記ロック状態において、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材は互いにロックされる、
請求項1に記載のクリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
【請求項3】
前記クリップアプライヤー機構は、撃発完了状態と後退状態とを有し、前記撃発完了状態において、前記エンドエフェクタ内の前記クリップは撃発され、前記後退状態において、前記エンドエフェクタ内にはクリップがなく、前記主軸コネクタは外力を加えられて後退され、
前記クリップアプライヤー機構が前記撃発完了状態または前記後退状態にあるときに、前記係合機構は前記ロック状態にあるように構成されている、
請求項2に記載のクリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
【請求項4】
前記クリップアプライヤー機構は、クリップ送り完了状態と回転戻し状態とを有し、前記クリップ送り完了状態において、前記クリップは既に前記エンドエフェクタ内に搬送され、
前記クリップアプライヤー機構が前記クリップ送り完了状態または前記回転戻し状態にあるときに、前記係合機構は前記解放状態にあるように構成されている、
請求項2に記載のクリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
【請求項5】
前記係合機構は、離間状態をさらに有し、前記離間状態において、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とは互いに離間され、前記第1の係合部材は前記第2の係合部材の外に位置する、
請求項2に記載のクリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
【請求項6】
前記クリップアプライヤー機構は、初期状態をさらに有し、前記初期状態において、前記主軸と前記主軸コネクタのいずれにも外力が加えられておらず、
前記クリップアプライヤー機構が前記初期状態にあるときに、前記係合機構は前記離間状態にあるように構成されている、
請求項5に記載のクリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
【請求項7】
前記第1の係合部材は、係合ピンを含み、前記第2の係合部材は、係合溝を含み、前記係合溝は、解放位置とロック位置とを含み、前記係合ピンは、前記解放位置と前記ロック位置との間を移動可能であるように構成されており、
前記係合溝と前記係合ピンは、前記係合機構が前記ロック状態にあるときに、前記係合ピンは前記ロック位置にあり、前記係合機構が前記解放状態にあるときに、前記係合ピンは前記解放位置にあり、前記係合溝から外れることができ、前記係合機構が離間状態にあるときに、前記係合ピンは前記係合溝の外に位置するように構成されている、
請求項2に記載のクリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
【請求項8】
前記撃発コネクタは、管状部材であり、前記係合溝は、前記管状部材に設けられた貫通溝であり、前記係合溝のスロットは、前記頭端に背を向ける方向に向かって開放され、前記解放位置は、前記係合溝の溝底に位置する、
請求項7に記載のクリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
【請求項9】
前記撃発アセンブリは、撃発スリーブと、少なくとも一部が前記撃発スリーブ内に位置する撃発ロッド本体とを含み、
前記撃発ロッド本体は、前記撃発コネクタに接続されるとともに、前記撃発コネクタにつれられて前記頭端に背を向けて移動するように構成されており、
前記撃発スリーブは前記管体として機能し、前記撃発ロッド本体につれられて前記頭端に背を向けて移動して、前記エンドエフェクタを部分的に開放させるように構成されている、
請求項1に記載のクリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
【請求項10】
前記クリップアプライヤー機構は、
前記撃発コネクタと前記撃発ロッド本体との間に設けられた軸方向係合機構であって、前記撃発コネクタと前記撃発ロッド本体とは、前記軸方向係合機構により前記撃発コネクタの軸方向に互いに係合されるが、前記撃発コネクタの周方向に相対運動可能であるように構成されている軸方向係合機構をさらに含む、
請求項9に記載のクリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は手術器具に関し、特にクリップアプライヤー機構及びそのクリップアプライヤー装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
外科手術においては、手術部位の切開部から血液が失われるのを避けるために、手術器具を用いて血管を閉鎖する必要がある。一般的には、クリップアプライヤー装置は、長尺状のクリップアプライヤー機構とハンドルアセンブリとを含む。クリップアプライヤー機構は、例えばトロカールのような補助具を介して人体内に深く侵入することができる。ハンドルアセンブリを操作することにより、クリップアプライヤー機構を制御して結紮クリップ(クリップと略称)をクリップアプライヤー機構の先端に位置するエンドエフェクタまで搬送し、そしてエンドエフェクタを閉じて、クリップが血管を挟むようにする。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明の実施例はクリップアプライヤー機構及びそのクリップアプライヤー装置を提供する。
【0004】
本発明の第1の方面によれば、対向する頭端と末端とを含む管体と、前記末端に近接するように設けられるとともに、少なくとも一部が前記管体内に位置する主軸と、前記管体を貫通するとともに、前記管体内に設けられてクリップが入っているように構成されたクリップビンと前記頭端から突き出るエンドエフェクタとを含むクリップビンアセンブリと、少なくとも一部が前記管体内に設けられたクリップ押圧アセンブリであって、前記主軸によって前記頭端に向かって押されて前記クリップビン内のクリップを前記エンドエフェクタ内に搬送するように構成されたクリップ押圧アセンブリと、少なくとも一部が前記管体内に位置する撃発アセンブリであって、前記主軸によって前記頭端に向かって押されて前記エンドエフェクタを閉じ、前記エンドエフェクタ内の前記クリップを撃発させるように構成された撃発アセンブリと、を含む、クリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構であって、前記クリップアプライヤー機構は、前記主軸に接続される主軸コネクタと、前記撃発アセンブリに接続される撃発コネクタと、前記主軸コネクタと前記撃発コネクタとの間に設けられた係合機構と、をさらに含み、前記係合機構と前記撃発コネクタと前記主軸コネクタと前記撃発アセンブリとは、前記クリップが撃発された後に、前記主軸コネクタが前記係合機構によって前記撃発コネクタをつれて前記頭端に背を向けて移動するとともに、前記撃発コネクタが前記撃発アセンブリをつれて同方向に移動して、前記エンドエフェクタを部分的に開放させるように構成されている、クリップアプライヤー装置のクリップアプライヤー機構を提供する。
【0005】
少なくともいくつかの実施例においては、前記主軸コネクタに設けられた第1の係合部材と、前記撃発コネクタに設けられた第2の係合部材と、を含み、前記係合機構は、解放状態とロック状態とを有し、前記解放状態において、前記第1の係合部材は前記第2の係合部材内に位置し、前記第2の係合部材から外れることができ、前記ロック状態において、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材は互いにロックされる。
【0006】
少なくともいくつかの実施例においては、前記クリップアプライヤー機構は、撃発完了状態と後退状態とを有し、前記撃発完了状態において、前記エンドエフェクタ内の前記クリップは撃発され、前記後退状態において、前記エンドエフェクタ内にはクリップがなく、前記主軸コネクタは外力を加えられて後退され、前記クリップアプライヤー機構が前記撃発完了状態または前記後退状態にあるときに、前記係合機構は前記ロック状態にあるように構成されている。
【0007】
少なくともいくつかの実施例においては、前記クリップアプライヤー機構は、クリップ送り完了状態と回転戻し状態とを有し、前記クリップ送り完了状態において、前記クリップは既に前記エンドエフェクタ内に搬送され、前記クリップアプライヤー機構が前記クリップ送り完了状態または前記回転戻し状態にあるときに、前記係合機構は前記解放状態にあるように構成されている。
【0008】
少なくともいくつかの実施例においては、前記係合機構は、離間状態をさらに有し、前記離間状態において、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とは互いに離間され、前記第1の係合部材は前記第2の係合部材の外に位置する。
【0009】
少なくともいくつかの実施例においては、前記クリップアプライヤー機構は、初期状態をさらに有し、前記初期状態において、前記主軸と前記主軸コネクタのいずれにも外力が加えられておらず、前記クリップアプライヤー機構が前記初期状態にあるときに、前記係合機構は前記離間状態にあるように構成されている。
【0010】
少なくともいくつかの実施例においては、前記第1の係合部材は、係合ピンを含み、前記第2の係合部材は、係合溝を含み、前記係合溝は、解放位置とロック位置とを含み、前記係合ピンは、前記解放位置と前記ロック位置との間を移動可能であるように構成されており、前記係合溝と前記係合ピンは、前記係合機構が前記ロック状態にあるときに、前記係合ピンは前記ロック位置にあり、前記係合機構が前記解放状態にあるときに、前記係合ピンは前記解放位置にあり、前記係合溝から外れることができ、前記係合機構が離間状態にあるときに、前記係合ピンは前記係合溝の外に位置するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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