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公開番号2024059538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2023003429
出願日2023-01-13
発明の名称ポリエステル複合板構造の製造方法
出願人南亞塑膠工業股分有限公司,NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人個人,個人,個人
主分類B29C 48/21 20190101AFI20240423BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】ポリエステル複合板構造およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本製造方法は、多層押出装置を用いてポリエステル層を板に押し出すことと、押出工程中にホイールを用いて熱によってポリエステルフィルムをラミネートすることとを含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリエステル複合板構造の製造方法であって、
多層押出装置を用いてポリエステル層を板に押し出すことと、押出工程中にホイールを用いた熱によってポリエステルフィルムをラミネートすることとを含む、ポリエステル複合板構造の製造方法。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記多層押出装置の溶融温度は、250℃~290℃である、請求項1に記載のポリエステル複合板構造の製造方法。
【請求項3】
前記ポリエステル層は、再生ポリエステル樹脂層、機能性ポリエステル層または保護ポリエステル層を備える、請求項1に記載のポリエステル複合板構造の製造方法。
【請求項4】
前記ホイールを用いて熱によって前記ポリエステルフィルムをラミネートするためのラミネート温度は、80℃~180℃である、請求項1に記載のポリエステル複合板構造の製造方法。
【請求項5】
請求項1に記載のポリエステル複合板構造の製造方法を用いて製造された、ポリエステル複合板構造。
【請求項6】
厚さは、0.6mm~10mmである、請求項5に記載のポリエステル複合板構造。
【請求項7】
1~5層のポリエステル層および1~2層のポリエステルフィルムを備える、請求項5に記載のポリエステル複合板構造。
【請求項8】
前記ポリエステル層は、再生ポリエステル樹脂層、機能性ポリエステル層または保護ポリエステル層を備える、請求項5に記載のポリエステル複合板構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複合板構造およびその製造方法に関し、特に、ポリエステル複合板構造およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ほとんどの既存のプラスチック複合板は、異種積層法(PVCのABSへの接着)または異種押出法(PMMA/ABS)によって製造され、これらは、環境に優しくなく、リサイクルできない製品である。既存の製造方法では、異種積層のために接着剤を塗布または含浸させる必要があり、製造工程において溶剤の揮発および積層物の加熱が生じる。そのため、これは、エネルギーを消費し炭素を排出する製品である。
【0003】
上記に基づき、環境保護、省エネルギーおよび炭素削減のための現在の需要を満たす、複合板の製造方法の開発は、現在の重要な研究課題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ポリエステル複合板構造およびその製造方法を提供する。本複合板構造は、接着および熱プレスの工程なしに、単一の材料で製造される。したがって、これは、現在の環境保護、省エネルギーおよび炭素削減の需要を満たす。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のポリエステル複合板構造の製造方法は、多層押出装置を用いてポリエステル層を板に押し出すことと、押出工程中にホイールを用いて熱によってポリエステルフィルムをラミネートすることとを含む。
【0006】
本開示の一実施形態では、多層押出装置の溶融温度は、250℃~290℃である。
【0007】
本開示の一実施形態では、ポリエステル層は、再生ポリエステル樹脂層(PETまたはPC、PBT、PBATなどの一般的な熱可塑性ポリエステルであり得、0.3mm~6.0mmの厚さであり、主に複合板の支持体を提供する)、機能性ポリエステル層(PETまたはPC、PBT、PBATなどの一般的な熱可塑性ポリエステルであり得、0.12mm~4.0mmの厚さであり、主に複合板の色、パターンなどの機能特性を提供する)または保護ポリエステル層(PETまたはPC、PBT、PBATなどの一般的な熱可塑性ポリエステルであり得、0.06mm~1.0mmの厚さであり、主に複合板の耐引っかき性、耐溶剤性などの保護機能を有する)を含む。
【0008】
本開示の一実施形態では、ホイールを用いて熱によってポリエステルフィルムをラミネートするためのラミネート温度は、80℃~180℃である。
【0009】
本開示のポリエステル複合板構造は、上記の製造方法によって製造される。
【0010】
本開示の一実施形態では、厚さは、0.6mm~10mmである。
(【0011】以降は省略されています)

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