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公開番号2023150043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-16
出願番号2022058925
出願日2022-03-31
発明の名称処理装置
出願人東レエンジニアリング株式会社
代理人
主分類B29C 70/38 20060101AFI20231005BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】エアシリンダで構成される制御機構の動作を応答性良く制御することができる処理装置を提供する。
【解決手段】対象物2へ所定の処理を行う処理部30と、処理部30を変位させるエアシリンダ54と、エアシリンダ54へ供給するエアの流量を制御する制御バルブ54eと、制御バルブ54eへ圧空を供給する圧空源54fと、を備える処理装置10であり、エアシリンダ54から制御バルブ54eまでのエア配管81の配管長は、制御バルブ54eから圧空源54fまでのエア配管82の配管長よりも短い。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
対象物へ所定の処理を行う処理部と、
前記処理部を変位させるエアシリンダと、
前記エアシリンダへ供給するエアの流量を制御する制御バルブと、
前記制御バルブへ圧空を供給する圧空源と、
を備える処理装置であり、
前記エアシリンダから前記制御バルブまでのエア配管長は、前記制御バルブから前記圧空源までのエア配管長よりも短いことを特徴とする、処理装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
各々異なる軸方向に前記処理部および前記エアシリンダを移動させる複数の駆動機構をさらに有し、前記制御バルブは複数の前記駆動機構が有する可動子のうちいずれかの前記可動子に搭載されていることを特徴とする、請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記制御バルブは、前記エアシリンダが取り付けられている前記可動子に搭載されていることを特徴とする、請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
複数の前記駆動機構はガントリ構造を有していることを特徴とする、請求項2もしくは3に記載の処理装置。
【請求項5】
前記処理部は、テープを被貼付面に貼り付けるために前記被貼付面に前記テープを押し付け、前記被貼付面とで前記テープを挟持する押圧部であることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はテープ貼付装置、及びテープ貼付方法に関し、より詳細には、テープを被貼付面に貼り付けることにより、繊維強化プラスチック(FRP)成形品などを製造する際に用いられるテープ貼付装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
予め樹脂が含浸された炭素繊維等の繊維束をテープ状に成形したもの(プリプレグテープ、UDテープなどとも呼ぶ)を被貼付面に貼付ける処理を行うことで、所望の形状をした繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced Plastics)成形品を製造する方法が知られている。
【0003】
これらの製法は、ATL(Auto Tape Layup)、ATW(Auto Tape Welding)、AFP(Auto Fiber Placement)など種々の称呼があるが、これらは厳密に区別されているものでない。本明細書に於いては、テープを押圧しながら被貼付面に貼付けていく製法を総称してATLと呼び、その装置テープ貼付装置をATL貼付装置とも呼ぶ。
【0004】
従来のテープ貼付装置の一例が下記の特許文献1に開示されている。
【0005】
特許文献1記載のテープ貼付装置は、多関節ロボットのアーム先端にATLヘッドが取り付けられている。前記ATLヘッドは、テープを保持搬送するフィーダー、テープ及び/又はワークの被貼付面を加熱するヒータ、及びテープを被貼付面に貼り付ける押圧ローラを含んで構成されている。
【0006】
前記ワークは、例えば、熱可塑性樹脂の射出成型品であって、様々な形状(3次元形状)を有しており、設計上の形状、寸法に対して形状誤差を有していることが多い。
【0007】
そのため、特許文献1に開示されたような前記多関節ロボットによる前記ATLヘッドの姿勢制御では、前記押圧ローラによる前記ワークの被貼付面への押圧が不十分な箇所が生じたりして、押圧状態にばらつきが生じることがあり、前記被貼付面に対する押圧ローラの押圧状態を一定に保つことが難しいという課題があった。
【0008】
係る課題を解決するために本出願人らは、下記の特許文献2に開示されたテープ貼付装置を提案した。特許文献2記載のテープ貼付装置は、ATLヘッドが、押圧部と、パラレルリンク機構とを備えた構成となっている。
【0009】
特許文献2記載のテープ貼付装置によれば、前記パラレルリンク機構の動作制御により、ワークの被貼付面にテープを押し付ける前記押圧部の押圧位置及び/又は押圧姿勢を前記被貼付面の形状に倣うように動作させることが可能となり、前記ワークが幾らかの形状誤差を有している場合であっても、前記被貼付面に対する前記押圧部の押圧状態を一定に保つことが可能となり、前記テープの貼付処理の性能を高めることが可能となった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2018-149730号公報
特開2020-147035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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