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公開番号2024059505
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167214
出願日2022-10-18
発明の名称マルチ画面表示システム、マルチ画面表示装置、およびマルチ画面表示プログラム
出願人川田テクノシステム株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/04845 20220101AFI20240423BHJP(計算;計数)
要約【課題】並べて表示した360度画像や3次元モデルの動作を同期させること。
【解決手段】
マルチ画面表示システム10は、360度画像または3次元モデルを表示した画面を複数並べて表示するマルチ画面表示手段と、マルチ画面表示手段によって表示された複数の画面のうち、1つの画面に対する操作を受け付ける操作受付手段と、操作受付手段で受け付けた操作内容に応じて、操作された画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる動作手段と、操作された画面内の動作に同期させて、マルチ画面表示手段によって表示されたその他の画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる同期手段とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
360度画像または3次元モデルを表示した画面を複数並べて表示するマルチ画面表示手段と、
前記マルチ画面表示手段によって表示された複数の画面のうち、1つの画面に対する操作を受け付ける操作受付手段と、
前記操作受付手段で受け付けた操作内容に応じて、操作された画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる動作手段と、
前記操作された画面内の動作に同期させて、前記マルチ画面表示手段によって表示されたその他の画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる同期手段とを備えることを特徴とするマルチ画面表示システム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載のマルチ画面表示システムにおいて、
前記同期手段は、前記マルチ画面表示手段によって表示された複数の画面のそれぞれに表示されている360度画像または3次元モデル同士で、画像の位置合わせ、操作内容に応じた回転角の制御、および操作内容に応じた上下方向及び奥手前方向の移動制御を行うことにより、前記操作された画面内の動作とその他の画面内の動作を同期させることを特徴とするマルチ画面表示システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載のマルチ画面表示システムにおいて、
前記操作受付手段が受け付ける操作は、前記360度画像の場合は、拡大、縮小、または回転の操作であり、前記3次元モデルの場合は、拡大、縮小、回転、水平移動、または上下移動の操作であることを特徴とするマルチ画面表示システム。
【請求項4】
請求項1または2に記載のマルチ画面表示システムにおいて、
表示対象とする360度画像のファイル、または3次元モデルのファイルの選択を受け付ける表示ファイル選択受付手段と、
前記表示ファイル選択受付手段で選択を受け付けたファイルに並べて表示するファイルの選択を受け付けるマルチ表示ファイル選択受付手段とをさらに備え、
前記マルチ画面表示手段は、前記表示ファイル選択受付手段で選択を受け付けたファイルと、前記マルチ表示ファイル選択受付手段で選択を受け付けたファイルを記憶媒体から読み出して並べて表示することを特徴とするマルチ画面表示システム。
【請求項5】
請求項1または2に記載のマルチ画面表示システムにおいて、
前記マルチ画面表示手段によって表示された複数の画面内の動作を同期させるリンクモードと同期させない非リンクモードを備え、前記リンクモードが選択されているときには現在のモードがリンクモードであることを示す図形を表示し、前記非リンクモードが選択されているときには現在のモードが非リンクモードであることを示す図形を表示するモード表示手段をさらに備えることを特徴とするマルチ画面表示システム。
【請求項6】
請求項1または2に記載のマルチ画面表示システムにおいて、
前記マルチ画面表示手段によって表示された複数の画面内に表示されている360度画像または3次元モデル同士を比較して、表示されている画像の相違点を抽出し、相違箇所の表示色を変更する相違点抽出手段をさらに備えることを特徴とするマルチ画面表示システム。
【請求項7】
360度画像または3次元モデルを表示した画面を複数並べて表示するマルチ画面表示手段と、
前記マルチ画面表示手段によって表示された複数の画面のうち、1つの画面に対する操作を受け付ける操作受付手段と、
前記操作受付手段で受け付けた操作内容に応じて、操作された画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる動作手段と、
前記操作された画面内の動作に同期させて、前記マルチ画面表示手段によって表示されたその他の画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる同期手段とを備えることを特徴とするマルチ画面表示装置。
【請求項8】
請求項7に記載のマルチ画面表示装置において、
前記同期手段は、前記マルチ画面表示手段によって表示された複数の画面のそれぞれに表示されている360度画像または3次元モデル同士で、画像の位置合わせ、操作内容に応じた回転角の制御、および操作内容に応じた上下方向及び奥手前方向の移動制御を行うことにより、前記操作された画面内の動作とその他の画面内の動作を同期させることを特徴とするマルチ画面表示装置。
【請求項9】
請求項7または8に記載のマルチ画面表示装置において、
前記操作受付手段が受け付ける操作は、前記360度画像の場合は、拡大、縮小、または回転の操作であり、前記3次元モデルの場合は、拡大、縮小、回転、水平移動、または上下移動の操作であることを特徴とするマルチ画面表示装置。
【請求項10】
請求項7または8に記載のマルチ画面表示装置において、
表示対象とする360度画像のファイル、または3次元モデルのファイルの選択を受け付ける表示ファイル選択受付手段と、
前記表示ファイル選択受付手段で選択を受け付けたファイルに並べて表示するファイルの選択を受け付けるマルチ表示ファイル選択受付手段とをさらに備え、
前記マルチ画面表示手段は、前記表示ファイル選択受付手段で選択を受け付けたファイルと、前記マルチ表示ファイル選択受付手段で選択を受け付けたファイルを記憶媒体から読み出して並べて表示することを特徴とするマルチ画面表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マルチ画面表示システム、マルチ画面表示装置、およびマルチ画面表示プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
次のような画像処理装置が知られている。この画像処理装置では、360度画像と呼ばれる全天球画像に対し推定アルゴリズムを施して、立体視用の全天球画像を生成する(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-86494号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
静止画や動画を含む360度画像や3次元モデルが建設事業や維持管理事業等で広く普及してきている。これは、360度画像や3次元モデルは、スチル写真や2次元図面などの平面画像とは異なり、1つの画像から多くの情報を抽出できるために、俯瞰的、全体的な状態把握がしやすいことが理由となっている。その一方で、360度画像や3次元モデルは、平面画像と異なり空間情報となるため、複数の画像を見比べて状態の変化を確認したり、変更箇所を把握したり、同一視点からの状態を把握したりすることが困難となってる。このような問題を解決するために、複数の360度画像や3次元モデルを並べて表示し、それぞれを操作しながら情報を比較できる仕組みが求められていたが、従来はこのための技術について何ら検討されていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるマルチ画面表示システムは、360度画像または3次元モデルを表示した画面を複数並べて表示するマルチ画面表示手段と、マルチ画面表示手段によって表示された複数の画面のうち、1つの画面に対する操作を受け付ける操作受付手段と、操作受付手段で受け付けた操作内容に応じて、操作された画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる動作手段と、操作された画面内の動作に同期させて、マルチ画面表示手段によって表示されたその他の画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる同期手段とを備えることを特徴とする。
本発明によるマルチ画面表示装置は、360度画像または3次元モデルを表示した画面を複数並べて表示するマルチ画面表示手段と、マルチ画面表示手段によって表示された複数の画面のうち、1つの画面に対する操作を受け付ける操作受付手段と、操作受付手段で受け付けた操作内容に応じて、操作された画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる動作手段と、操作された画面内の動作に同期させて、マルチ画面表示手段によって表示されたその他の画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる同期手段とを備えることを特徴とする。
本発明によるマルチ画面表示プログラムは、360度画像または3次元モデルを表示した画面を複数並べて表示するマルチ画面表示手順と、マルチ画面表示手順で表示した複数の画面のうち、1つの画面に対する操作を受け付ける操作受付手順と、操作受付手順で受け付けた操作内容に応じて、操作された画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる動作手順と、操作された画面内の動作に同期させて、マルチ画面表示手順で表示したその他の画面内の360度画像または3次元モデルを動作させる同期手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、360度画像を表示した画面と3次元モデルを表示した画面を並べて表示し、1つの画面の360度画像または3次元モデルに対して操作を受け付け、この操作内容に応じた動作に同期させて他の画面の360度画像または3次元モデルを動作させるようにしたので、ユーザは、並べて表示された360度画像や3次元モデルを操作しながら情報を比較することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
マルチ画面表示システム10の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
サーバ100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
情報端末200の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
マルチ表示画面の例を模式的に示した図である。
3Dモデルの動作の同期例を模式的に示した図である。
画像の位置合わせの方法を説明するための図である。
n個の画面をマルチ表示した場合の例を模式的に示した図である。
画像相違点を自動抽出する方法を模式的に示した図である。
サーバ100で実行されるリンクモード時の処理の流れを示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本実施の形態におけるマルチ画面表示システム10の一実施の形態の構成を示すブロック図である。本実施の形態におけるマルチ画面表示システム10は、サーバ100と情報端末200とで構成されており、サーバ100と情報端末200とは通信回線を介して接続されている。
【0009】
図2は、本実施の形態におけるサーバ100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。サーバ100は、通信インターフェース101と、制御装置102と、記憶媒体103とを備えている。
【0010】
通信インターフェース101は、サーバ100をインターネット等の通信回線に接続するためのインターフェースであり、例えば、インターネットに有線で接続するための有線LANモジュールや、インターネットに無線で接続するための無線LANモジュールなどを含んでいる。本実施の形態では、サーバ100は、この通信インターフェース101を介して情報端末200と通信する。
(【0011】以降は省略されています)

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