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公開番号2024059469
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167155
出願日2022-10-18
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G06T 7/00 20170101AFI20240423BHJP(計算;計数)
要約【課題】材料や部品の高精度な解析を可能とする画像を取得できる。
【解決手段】情報処理装置は、材料又は部品の状態を撮影した画像を入力し、メッシュに分割する分割部と、分割された前記画像について、分割したメッシュごとにスペクトル情報に変換する変換部と、予め定めた基準情報と、前記メッシュごとのスペクトル情報とに基づいて、前記メッシュごとの類似の度合いを示すメッシュ分布の類似度を算出する算出部と、前記メッシュ分布の類似度に基づいて前記画像を分割した前記メッシュのうち類似度に応じた部分を出力する判別部と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
材料又は部品の状態を撮影した画像を入力し、メッシュに分割する分割部と、
分割された前記画像について、分割したメッシュごとにスペクトル情報に変換する変換部と、
予め定めた基準情報と、前記メッシュごとのスペクトル情報とに基づいて、前記メッシュごとの類似の度合いを示すメッシュ分布の類似度を算出する算出部と、
前記メッシュ分布の類似度に基づいて前記画像の異物を判別する判別部と、
を含む情報処理装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記変換部は、メッシュごとのスペクトル情報として、所定のパワースペクトルの分布及び所定のサイズ分布に変換し、
前記算出部は、前記メッシュ分布の類似度として、前記パワースペクトルの分布及び前記サイズ分布のそれぞれの類似度を算出し、
前記判別部は、前記パワースペクトルの分布及び前記サイズ分布のそれぞれについて異物を判別する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記基準情報は、前記画像の画像平均、所定の基準画像、又は所定の一次元パワースペクトルを用いる、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
材料又は部品の状態を撮影した画像を入力し、メッシュに分割し、
分割された前記画像について、分割したメッシュごとにスペクトル情報に変換し、
予め定めた基準情報と、前記メッシュごとのスペクトル情報とに基づいて、前記メッシュごとの類似の度合いを示すメッシュ分布の類似度を算出し、
前記メッシュ分布の類似度に基づいて前記画像の異物を判別する、
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
【請求項5】
材料又は部品の状態を撮影した画像を入力し、メッシュに分割し、
分割された前記画像について、分割したメッシュごとにスペクトル情報に変換し、
予め定めた基準情報と、前記メッシュごとのスペクトル情報とに基づいて、前記メッシュごとの類似の度合いを示すメッシュ分布の類似度を算出し、
前記メッシュ分布の類似度に基づいて前記画像の異物を判別する、
処理をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、判別対象領域を複数の部分領域に分割し、部分領域毎に、部分領域内の反射スペクトルと、予め用意された基準スペクトルとを照合して部分領域内の植物種を判別する技術が開示されている。また、この技術では、所定の反射率を上回る反射がない分光スペクトルデータを判別処理の対象から除外している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-133966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような先行技術では、基準との比較により画像を判別する技術は提案されている。しかし、材料や部品の状態を撮影した画像に含まれる異物を判別する技術は、これまで提案されていなかった。
【0005】
本開示は、材料や部品の高精度な解析を可能とする画像を取得できる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の情報処理装置は、材料又は部品の状態を撮影した画像を入力し、メッシュに分割する分割部と、分割された前記画像について、分割したメッシュごとにスペクトル情報に変換する変換部と、予め定めた基準情報と、前記メッシュごとのスペクトル情報とに基づいて、前記メッシュごとの類似の度合いを示すメッシュ分布の類似度を算出する算出部と、前記メッシュ分布の類似度に基づいて前記画像の異物を判別する判別部と、を含む。
【0007】
請求項1に記載の情報処理装置は、メッシュごとのスペクトル情報に基づいて類似度を算出し、異物を判別する。これにより、材料や部品の高精度な解析を可能とする画像を取得できる。
【0008】
請求項2に記載の情報処理装置は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記変換部は、メッシュごとのスペクトル情報として、パワースペクトルの分布及びサイズ分布に変換し、前記算出部は、前記メッシュ分布の類似度として、前記パワースペクトルの分布及び前記サイズ分布のそれぞれの類似度を算出し、前記判別部は、前記パワースペクトルの分布及び前記サイズ分布のそれぞれについて異物を判別する。
【0009】
請求項2に記載の情報処理装置によれば、材料の特徴を表すパワースペクトル及びサイズ分布のそれぞれ異なる特徴から類似度を判別できる。
【0010】
請求項3に記載の情報処理装置は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記基準情報は、前記画像の画像平均、所定の基準画像、又は所定の一次元パワースペクトルを用いる。請求項3に記載の情報処理装置によれば、基準情報を用意できる状況に応じて指定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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