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公開番号2024058829
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166184
出願日2022-10-17
発明の名称貨幣処理機
出願人ローレルバンクマシン株式会社,ローレル機械株式会社,ローレル精機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07D 11/12 20190101AFI20240422BHJP(チェック装置)
要約【課題】回収後の取り扱いを考慮して貨幣を回収することが可能となる貨幣処理機を提供する。
【解決手段】貨幣Cを出金可能に収納する第一の収納部56と、貨幣Cを収納する第二の収納部55と、収納する貨幣Cを特定の条件が整った際に回収指示可能な指示部69と、指示部69に回収指示がなされると、第二の収納部55の貨幣をすべて回収可能とすると共に、第一の収納部56に収納される貨幣の内の一部を回収可能とする制御部67と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
貨幣を出金可能に収納する第一の収納部と、
貨幣を収納する第二の収納部と、
収納する貨幣を特定の条件が整った際に回収指示可能な指示部と、
前記指示部に回収指示がなされると、前記第二の収納部の貨幣をすべて回収可能とすると共に、前記第一の収納部に収納される貨幣の内の一部を回収可能とする制御部と、
を備えた貨幣処理機。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第一の収納部の貨幣量と前記第二の収納部の貨幣量とを合算した貨幣量が、特定数量を超えた場合に、前記特定の条件が整ったと判定する請求項1に記載の貨幣処理機。
【請求項3】
前記制御部は、前記第一の収納部の貨幣量と前記第二の収納部の貨幣量とを合算した貨幣量が、特定数量と予め設定される特定残量とを合算した貨幣量を超えた場合に、前記特定の条件が整ったと判定する請求項1に記載の貨幣処理機。
【請求項4】
前記特定残量が、可変であることを特徴とする請求項3記載の貨幣処理機。
【請求項5】
前記制御部は、特定の権限を有する操作者による操作であることが確認されると、前記特定残量に関わらず、前記第一の収納部の貨幣量と前記第二の収納部の貨幣量とを合算した貨幣量が、特定数量を超えた場合に、前記特定の条件が整ったと判定することが可能となる請求項3に記載の貨幣処理機。
【請求項6】
さらに、前記特定の条件が整った際に、当該特定の条件が整ったことを示す情報を出力する表示部を備えた請求項1ないし5の何れか一項に記載の貨幣処理機。
【請求項7】
前記第一の収納部は、貨幣を出金可能に金種別に収納し、
前記第二の収納部は、貨幣を金種別に収納し、
前記指示部は、収納する貨幣を前記特定の条件が整った際に金種別に回収指示可能であり、
前記制御部は、前記指示部に回収指示がなされると、前記第二の収納部の指示された金種の貨幣をすべて回収可能とすると共に、前記第一の収納部に収納される指示された金種の貨幣の内の一部を回収可能とし、さらに、複数の金種の貨幣において、前記特定の条件が整った際には、何れか一の金種の貨幣から順に回収を可能とすることを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項記載の貨幣処理機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、貨幣を処理する貨幣処理機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
貨幣処理機には、硬貨を繰り出し可能に金種別に収納する硬貨収納繰出部と、硬貨を金種別に収納する硬貨収納部とを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-177407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
貨幣を回収する際に、回収後の取り扱いを考慮して回収したいという要望があった。
【0005】
本発明は、回収後の取り扱いを考慮して貨幣を回収することが可能となる貨幣処理機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る第1の態様は、貨幣を出金可能に収納する第一の収納部と、貨幣を収納する第二の収納部と、収納する貨幣を特定の条件が整った際に回収指示可能な指示部と、前記指示部に回収指示がなされると、前記第二の収納部の貨幣をすべて回収可能とすると共に、前記第一の収納部に収納される貨幣の内の一部を回収可能とする制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、回収後の取り扱いを考慮して貨幣を回収することが可能となる貨幣処理機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る第1実施形態の貨幣処理機の構成を示す概略図である。
本発明に係る第1実施形態の貨幣処理機の回収メニュー画面を示す図である。
本発明に係る第1実施形態の貨幣処理機の金種選択メニュー画面を示す図である。
本発明に係る第2実施形態の貨幣処理機の構成を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
本発明に係る第1実施形態の貨幣処理機を図1~図3を参照して以下に説明する。以下の説明における「前」は貨幣処理機の操作者側、「後」は貨幣処理機の操作者とは反対側である。貨幣処理機は、貨幣を入金収納可能であって、さらに収納している貨幣を出金可能である。貨幣処理機は、具体的には、貨幣のうちの硬貨が入金収納可能であって、さらに収納している硬貨を出金する処理を行う硬貨処理機である。
【0010】
第1実施形態の貨幣処理機10は、バラの状態のバラ硬貨Cに関する処理を行う硬貨処理装置11と、所定の複数枚のバラ硬貨Cを集積し包装紙により包装した包装硬貨B(以下、棒金Bと称す)に関する処理を行う棒金処理装置12とを有している。
(【0011】以降は省略されています)

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